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死は良くも悪くもない。
生まれたら死ぬ。それだけ。
人格、意識のあるうちにより良く生きるために最善を尽くすのが良い。
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死と向き合い真剣に考える機会を与えてくれる良書です。ただし、哲学書をよみなれていない僕のような普通の人は、かなり読み終えるのは難しいかもしれない。本当に議論したい部分より、言葉の定義をまずは検証する作業がかなり続くので、何回も挫折しそうになった。縮約版の方が良いかもしれないです。
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図書館で1年待った本
人気と聞いていたので読みやすいかと思っていたが、そうでもなかった
所謂哲学書で、テーマや考え方は面白いがあらゆる角度を検証するので
話が中々進まないのが辛かった
ただ、人間は必死なのにこのテーマについて余り考えないようにしていたので、よいきっかけになった。
自分自身もだが、色んな人とも議論したい
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50歳を目前にして、私は初めて身近な人を亡くした。ガンで余命6ヶ月、死を宣告された父が急速に年老い、弱っていくのを間近で見た。「死」が突然やってきて、混乱し対処しきれなかったと悔いている。父の死の一ヶ月後、「死」とはなにか理解したいと、本書を手に取った。
700ページという本の分厚さに内容の濃さを期待したが、答えはなかった。少しがっかりしたが、感情的に受け取っていた「死」の辛さから、客観的になれた。
哲学的に「死」をどう捉えるか。様々な説をひとつずつ退けていき、魂は存在せず死ねば全て終わると著者のシェリー・ケーガン先生は主張する。これに同意するかは重要ではない、自問することが大切だと著者は語る。
死ねば「無」となるのだろうか。この世に死を経験した人はいないのだから本当のところはわかるはずがない。わからないことを考えなくてもいいということもできる。しかし死は突然やってきて私を苦しめるかもしれない。死は全てに人間に訪れるのだから。「死」を遠ざけけるのではなく、対話し、自ら考えることに意義がある。
私は「死」がどういうものか知っておけばよかったと悔やんだばかりだ。
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誰もが必ず経験する「死」について哲学的に考えを重ねていく本書。 剥奪説などなるほどと思う箇所もありながら、特に自殺に対する考え方は表面的な道徳を超えたものがあり、興味をもって読み進めた。 大切なのは本書の内容の是非ではなく、「死」について自ら向き合っていくことなのだと思う。
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イエール大学で23年連続の人気講義という触れ込みで、買おうかと迷っていたところに、オーディオブックで聴き放題で登場していたため早速聴いた。死をあらゆる角度から分析すると確かに面白いのだが、当たり前すぎることが多いので、少し退屈な部分もあったので、23年連続というのも少し疑問。死というのは経験しようがないので、結局わからないことなのだ。
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死は死んだ本人が悲しいんじゃない
大切な人ともっと時間を過ごしたかったって思ってるかもしれないけど本人は思考する事も終わってるから
もっと悲しいのは残された周りの人。
生きよう
色んな宗教で生まれ変わりとか天国とかあるけど
全部無になるのかなぁ 未知は怖い
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2021.01.30 個人的には、命の有限性が生をより良きものにしているのではないかと感じた。制約があるからこそ良いプランがたてられると言われるが近い感覚を持った。難しい問題だが死は必ずしも悪いものではないのかもしれない。
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哲学だからある程度覚悟してだけど思ったより難解でほとんど頭に入ってこなかったし響くことも少なかった。ただ書いてある事は真実味があり何かのきっかけでもう一度じっくり読む機会があったらまた感じ方も変わってくるかも。
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アマゾンプライムで読んでいたが途中で挫折。哲学を専攻する大学生並みの背景となる知識がないため、易しく書かれているのだろうが、理解しがたい。また、死について考える時間を作ってトライしてみたい。、
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死についてあらゆる角度から考察した本。
死とは何かを考えることができ、そして考えた先に自分ならどう生きるかを考えさせられた。
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・魂と肉体の二元論。魂とは何か
・死は良いものか悪いものか
・悪い事が続くなら死は終止符を打ってくれるが、逆に良いことが永遠に続くならば死は悪いもの?ただ永遠に良いことが続くことが良いこととは限らない
・死は予測できないという特性
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死についての話題になるといつも、私はどうしても抽象的な議論しかできず最終的には考えることを放棄してしまっていた。この本は、そんな私に死について論理的に考えるきっかけを与えてくれた。もちろん筆者の理論を完全に理解しきるのは非常に難しい(私も全てを理解したとは言い難い)が、死という抽象的な概念を論理的に解き明かそうとする哲学的態度を知る入門としてはうってつけの本だろう。
ただ、「死は本当に一貫の終わりである」という物理主義の立場を根本的な前提としてこの本は展開していくのだが、なぜそう言い切るのかを論じた前半部分がカットされているのが残念だった。(日本語縮約版だから仕方ないけど…)
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オーディブルで聴きました。時々読み返すと受け取り方も変わるかも。難しそうなタイトルですが、講義録のため分かりやすく語られています。
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フライヤー 2019/05/18 18:17
・難しいねー。簡単に書いてるけど、サクッと読めるジャンルではないね
・あらためて言うまでもないことだが、とりわけ哲学・思想領域においては、「結論」を知るだけでは不十分である。著者の思考プロセスを辿り、その結論が導かれた理由を理解しなければ、深い思考にはなかなか至らない