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39
MMTは、政府の財政は家計や企業のそれとはまったくの別物だと主張している。
「我が家の家計が連邦政府予算と同じ状態だったら破産してしまう」というアナロジーは誤りであると主張する
41
政府は支出をするために自らの通過を借りる必要がないことである。政府による国債の売却は借り入れとはまったく異なるものであると位置づけている。
MMTは、主権を有する政府による国債の売却を、金融政策オペレーションと機能上同等のものだと認識している。
42
主要なポイントは
政府は支出のために自らの通過を借りる必要がない、ということである。
45
この貨幣創造のビジネスは、多くの人にとって理解し難いものであり、錬金術や詐欺のようにすら感じられる。
政府が支出する(貸す)だけで、現金通過や中央銀行の準備預金は創造されるのか?
無から貨幣を創造するとでも言うのか?
答えはもちろんイエスである。
437
8.7
MMTに対する最も激しい批判者はリバタリアンとオーストリア学派。
MMT派もインフレを懸念している。
うううーーーん、難しくて分かんなかった。
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変動為替相場制を採用していて不換の自国通貨を発行している政府にはいくらでも支出能力がある。ただし、支出能力があることと、政府がいくらでも支出していいこととは別問題だという。財政赤字は問題ではないとするMMTでもインフレや為替レートへの影響の観点から政府支出を制約する必要があるみたい。
財政赤字が問題ではないとすると、租税はなくても良さそうだが、「租税が貨幣を動かす」から租税は必要らしい。政府が税を徴収するから、人々は貨幣を受け取る、租税が貨幣に対する需要を創出するという。税を徴収して支出するという考え方ではなく、税を支払うために先に支出が必要という考え方。
政府と中央銀行を一体として見ていたり、貨幣を政府債務と捉えていたりで、独特な考え方があって、まだまだ理解できてへん。特に後者。
インフレの箇所の説明が分かりにくかった。他のところも所々わかりにくい箇所あり。マクロ経済学をおさらいして再チャレンジしたい。加えて会計の基礎とか学ぶ必要あり。
あと、実際は政府が発行した国債を金融機関等がいったん購入して、それを中央銀行が公開市場操作で買い入れてるけど、国債が金融機関等に買われないリスクをどう考えているのかが気になった。
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