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引き込まれていった。
認知症という症状を、色とりどりの風船たちが手元から離れていくという事で表している。
ストンと心に入ってきた。
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ぼくは思い出というふうせんをたくさん持っている。パパやママはぼくよりたくさん、おじいちゃんはもっとたくさん!おじいちゃんに思い出のふうせんの話をしてもらうのは楽しい。ふたりで同じ色のふうせんをもっていたりもする。でも、おじいちゃんはだんだんふうせんを持っていられなくなって、とばしてしまう。ぼくは悲しくなったけど、おじいちゃんのとんでったふうせんのかわりに…。
認知症という言葉を使わずに、優しい言葉と絵で、家族の心の持ち方を教えてくれる本です。
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読み聞かせする私が泣いちゃってつらかった。
だいじなだいじな、風船のおはなし。
大事に持っているつもりでも、するりと手から離れて飛んでいってしまう。
主人公が叫ぶシーンに親は涙ボロボロ。4歳息子は、かろうじて理解しているかな、という感じ。
「トシくんのだいじなふうせんは、黄色と赤色と銀色!」「えっちゃんがうまれた風船、ゆうくんと遊んだ風船、おじいちゃんと遊んだ風船、おばあちゃんと遊んだ風船」「パパと行ったポケモンセンターの風船と、ママとパン屋さんに行った風船もあるよ」
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こんな内容とは知らず手に取ったので、結構衝撃を受けた。
こんなにも優しく、認知症を描いた作品があることに、嬉しくなった。
子どもの内に知っておくことが、きっと支えになる。
飛ばしてしまう前に、たくさんの風船を共有しておくことが大切。
モノクロとカラフルな風船が対照的で、絵が温かい。
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子供が学校から借りて来ていたので読んで見ました。思い出ふうせんがみんなある。その中で
おじいちゃんの風船がとんで行ってしまう、なかなか考え深い内容でしたが子ども達がこれを読んでどのように思うのか興味深かった。
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歳を重ねると 沢山の思い出のふうせんをもっている。
おじいさんは沢山持っていた。
主人公の僕との思い出の共通の思い出は同じ色のふうせん。
おじいさんのお話を聞くのが楽しみだったけれど
段々おじいさんは 風船を手放して行ってしまう。
認知症になっていく おじいさんの様子が 描かれた 絵本でした。
こんなふうに 身内の認知症を受け入れていけると良いですね。
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大切な思い出、記憶。いつまでももって過ごしていきたいけれど。老いということの意味あいを味わい深く表現している絵本。
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風船は男の子のものになった
それを今度は、おじいちゃんに話してあげる
なんてステキな
なんて温かな時間でしょう
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認知症になって記憶を少しずつ失くしていくおじいちゃん。
でも悲しいだけじゃないんだと思えた。
大切な人が認知症になったら、子ども達と一緒に読み返したい。
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ぼくは弟より思い出というふうせんをたくさん持っている。パパやママはもっとたくさんのふうせんを持っている。おじいちゃんは長く生きてきたから、もっともっとたくさんのふうせんを持っている。ぼくは、おじいちゃんの思い出のふうせんの話を聴くのが大好き。なのにある日、ふうせんがおじいちゃんの手をはなれてとんでいってしまった。認知症になってしまうおじいちゃん。大事な思い出も忘れてしまう。でも思い出や想いは誰かと共有することで未来に受け継がれていくもの。ぼくが覚えているから大丈夫。ぼくがおじいちゃんの分もたくさんの色のふうせんを受け取っているから。老いるというのは次の世代にバトンタッチしていくことなのかもしれないな。
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人は皆、思い出の風船を持っています。自分だけの思い出は自分だけが持っています。家族との思い出は家族皆んながそれぞれ持っています。おじいちゃんと僕との思い出は2人だけが持っています。だからおじいちゃんは長生きしているだけ沢山の風船を持っていましたが、だんだん風船を手放していきます。2人だけが知っていた思い出は僕だけが覚えいることになってしまいます。認知症のことを子供にもわかりやすく描かれた素敵な絵本ですね~
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わたしのささやかな日常に鮮やかな彩りをくれた、当時住んでいたまちの小さな書店で、運命のように引き寄せられてしまったこの絵本。
当時、わたしはご高齢の方の毎日をその人らしく暮らせるためのサポート職に就いていた。
だからより胸に刺さったのかもしれないけれど。
この絵本は、とある理由からたくさんの鮮やかな想い出の記憶が詰まったふうせんを、ひとつ、またひとつ、と時が経つに連れて失くしてしまうおじいちゃんと孫の男の子の切なくも暖かいストーリーになっています。
男の子が幼かったころ、おじいちゃんにはたくさんの楽しい黄色のや時に哀しい青いふうせん、温かい赤いふうせんがあった。
成長とともにカラフルに増えていくふうせんですが、ある日を境に飛んでいってしまって…
悲しむぼくは…
続きは本作を読んで確かめてみてください^^
きっとふうせんは飛んでいってしまったけれど、ボクの心のなかにはずっと鮮やかに浮いていて
のちの人生で向き合う逆境の中で、前を向けるようにそっと背中を押してくれるのでしょう。
いまそばにいれるときに会いにいく。出来ることを後悔しないように。お揃いの記憶を集めよう。
幼い頃に出逢いたかった絵本です!
感謝を伝えたい大切なひとや出産、節目の子どもへの贈り物にも良さそうです^^
一人でも多くの子どもたちに行き渡って欲しい。
素敵な作品。
(書籍情報:https://www.amazon.co.jp/dp/4864841527?th=1&psc=1&linkCode=ll1&tag=honnoakari-22&linkId=44e961f5c6c5662fdb880b30a40fe9b1&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl)
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7歳児の感想:思い出のつまった風船がワンダフォー!
主人公にとってのとっておきの風船は銀色
大人・子ども問わず、心に響く本でした。
たくさんの人に読んでほしい本。