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どなたかノーベル賞受賞者の愛読本であったということで読み始めてみたけど、化学嫌いの僕には到底読破出来なかった。
直訳すぎる気持ちの悪い日本語もバッドポイント。
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「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」。これは貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーの言葉である。「本当に!?」と思ったら、是非この本を読んでみてほしい。
(ほり)
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ちょっと難しいところもありましたが、語り口調で読みやすい文体です。19世紀にやっていた講演の内容が、このような形で文章に残っているのがすごいですし、この時代にここまで科学が進んでいたことに驚かされます。
最後の言葉が特に印象的でした。発火するタイミングは物質によって違っていて、これは人間も同じだという話です。
燃えて人の役に立つことのできる時に、輝けるように、頑張りましょうというメッセージに勇気をもらいました。
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自分は、中1のくせに化学の単語などは案外知っている方なので子供でも楽しく読めたが、塾に通っていて、6年の範囲の途中ぐらいのところから読めるようになるのではないかと思います。(毛細管現象が毛細引力となっていたが、そこは翻訳の問題なので楽しく読ませていてだきました。)
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ロウソク一本からも、科学を通し、その奥に潜む真実へとつながるものかと考えさせられたが、何より文系の自分には、実験が理解に詰まるところがあったのが正直な感想である。
またこういった実験講義が行われるまでに、数え切れない失敗と検証を行なっており、あくまでそれを見せずに、当然のこととして行なっている科学者達には、本当に頭が下がる思いで、基礎的なことの積み重ねが、連綿と繋がっていることに感嘆する。
実際に本だけでなく、実験を見るとさらに、感動するのであろう。
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古典のようなのでオーディブルで選んでみた。
若者への講義形式の割に内容が結構難しく、語り口調も持って回った言い方なので全然頭に入らなかった。「これわかるよね」の一言を、「こうした点を皆さんにもご理解頂けるであろうということを期待したいと考えているのでありますが」みたいな。
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6つの化学実験講座です。
どこかのこども科学教室のメモかと思いきや、大科学者であるファラデーが英国王立研究所で行ったクリスマス講演実験をまとめたものだったのでちょっと驚きました。19世紀後半は、日本の高校程度のレベルだったとおもわれます。
本文は、文庫で200頁ほどなのでさくさく読めます。
ですます調で書かれている科学論文?を、というか、講演会の口伝のような語り調はちょっとわかりにくいので、わかりやすく替えてもいいのではないかとおもいました。なれって恐ろしいですね。
挿絵も1860年代後半の時代を表しているもので、論旨を問うならもっとわかりやすい絵を使った方がいいのではと感じました。
実験の流れは良かったかと思います。ただ、元素については、決めつけているので、ちょっと違和感はありました。
目次は、以下です。
序文
第一講 一本のロウソク その炎・原料・構造・運動・明るさ
第ニ講 一本のロウソク その炎の明るさ・燃焼に必要な空気・水の生成
第三講 生成物 燃焼からの水・水の性質・化合物・水素
第四講 ロウソクのなかの水素 燃えて水になる・水のもう一つの成分・酸素
第五講 空気中に存在する酸素・大気の性質・その特性・ロウソクのそのほかの生成物・二酸化炭素・その特性
第六講 炭素すなわち木炭・石炭ガス・呼吸および呼吸とロウソクの燃焼との類似・結び
訳註
解説
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ロウソクの燃焼から生命活動の呼吸に到るまでのミクロ的な普遍性を、多数の実験を交えてで示しながら語る。基本的ながら奥の深すぎる、酸素、炭素、水素の不思議な役割を改めて認識させられる一冊。
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「ロウソクが燃える」という現象から、基礎的な理科について解説する良書。
通して読むと、ロウソクってよく出来ているんだなぁと感心する。
欲を言えば、もう少し挿絵が欲しい。
また、科学の知識が現代とは異なっている点も要注意。