紙の本
わかりやすい
2019/12/04 10:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの時代に必要とされる産業が、よくわかりよかったです。この見極めが、いろいろな分野での成功につながりそうです。
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今後のDX、IT化の主流な動向がまとめられている
第6章 変化な本質
すべては、ムーアの本則から始まっている
テクノロジーがもたらす6つの変化
デジタル化 Digitized
水面下の成長 Deceptive
ディスラプティブ Disruptive
無料化 Demonetized
非物質化 Dematerialized
民主化 Democratized
右肩上りで成長する企業は負け組
これからの時代は、10倍以上の成長率がなくては生き残れない
第7章 企業・個人のDX生き残り策
ゲームのルールが変わっていることを知る
資金調達の方法が変わった(アイデアに投資家が出資)
すべては無料になっていく
日本を市場にしていたら生き残れない
雇用の終焉
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DXの全体間を掴むには良い本。個別具体例や最新の潮流についても、自分の知る限り、よくポイントを押さえて例示されていた。
各インダストリで何が起こって、これから何が起ころうとしているのかを掴む上では一読の価値あり。
また、個人的には最後の章で語られていた、「で、これから我々は日常的に何をすべきか」の部分が良かった。具体的には次の通り
・好きを追求する
・できると信じる
・様々な経験をする
・空想力を豊かにする
・不労所得を生み出す富を築く
・トレンドを追いかける(解説やSNS機能があるキュレーション)
・仲間を見つける (同士を作れ)
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煽りすぎだと思う。「AIと憲法」などを一緒に読むとバランスが取れるかも。
火力発電が消えると言うものの代替が太陽光などだけで、原子力発電に一切言及がないのは不自然。
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今が劇的な変化の直前、あるいは真っ只中にいることを認識し、その変化に対応し続けられるか、またそのような変化に対応する企業を見極める必要性を理解できた。
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ブクログのオススメから読んだ本ですが、この本は本当にオススメ。
DXについての網羅的な概要理解とこれからの指針が手に入る一冊です。
#DX
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19年秋時点の日本における各産業別の「DX状況」が簡潔に手描きイラストで解説されている。
「DX状況」とは、デジタル化によって生み出された商品・サービスと、その事例が産業全体に及ぼす影響と、今後の発展の方向性までを指す。ヘルスケア、農業、自動車、宇宙、VR/AR、エンタメ、教育、SDGsなど多岐にわたる(だけにザックリとはしている)。
筆者によると「変化の本質」は、以下のフェーズで捉えると見えやすいという。
①デジタル化
②水面下の成長
③ディスラプティブ
④無料化
⑤非物質化
モノや枠といった制約がサービスやソフトウェアに吸収されること
⑥民主化
政府や大企業、富裕層らによる独占が崩れ、誰もがアクセスできるようになること
市場における競争のゲームのルールは既に変わった。資金調達の方法が分散化した。優秀な人から働き方もどこかに所属するよりプロジェクト毎のチームプレーに移行している。日本国内への依存度も優秀な人から減らしている。パラダイムシフトの波に乗るボードに乗って挑戦し続けよう。
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dx本。イラスト事例でわかりやすく紹介してくれているが、ディスラプションを悪いことのように記載している点や、ファイナンスの観点で誤解を生じる記載がある部分は気になる。瑣末だがユニコーンとデカコーンの定義は桁が一つちがう。
文章を読まなくてもイラストで理解が進む点は非常に良い。かつ、各概念を端的に表現してくれている点もよい。
メモ
・ブロックチェーンの課題
当事者同士の合意がないと始まらない
クリティカルマスに達さないと普及しない。手間の発生のため
取引の中身を公開したくない
現物とブロックチェーン上の情報の整合性をどうするか
・デジタルツインの特徴
コネクティビティ 現実とリアルタイム接続
ホモジェニゼーション 標準モデルのデジタル保存
プログラムの自動更新とスマート化 実物調整
デジタルトレース 原因分析改善点示唆
モジュール化 モジュール単位でのシミュレーション
・デジタルツインとは3dデータ+センサデータ
・AR VRの今後の進化
ワイヤレス化&モバイル化
広視野ARディスプレイ
ミラーワールドの実現
5Gモバイルデバイスによる映像遅延解消
目の動きと表情による自然なコミュニケーション
・iotとはセンサー+通信
・デジタル医療
・間も無くディスラプトされる産業
自動車産業
火力発電と電力業界
小売流通業
スマホ関連
銀行
・伸びていく産業
長寿美容産業
都市農業、細胞農業
宇宙産業
ARVR産業
スペーシャルウェブ産業
エンターテイメント産業
教育、コーチング、スピリチュアル産業
モビリティ産業
SDGS
・テクノロジーがもたらす6つの変化
非物質化
民主化
無料化
ディスラプティブ
水面下の成長
デジタル化
・デジタル化を考えていくために
世の中の変化の先を知る
自社の未来を脅かす可能性を洗い出す
未来を予想し、今はない課題を想像する
解決のためのリソース、延長線の何が使えるか
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ちょっとちゃっちい本の表紙なので、敬遠していたのですが、
ある人がこの本を勧めていて、読んでみるととても面白い本でした。
(見た目に騙されたら、アカンなぁ。。)
2019年時点でのテクノロジー社会の見通しを分かりやすく書いてくれている本で、
こういった本は、賞味期限があるのですが、現時点でもたくさんの学びが得られる本だと思います。
特定の産業にフォーカスするのではなく、
産業ごとに俯瞰して書かれているのが特に良い。
というのも、この本の後半にも書かれているのですが、
複数の変化が産業を飛び越えて、影響を及ぼし合うことになる可能性が高いからです。
今までは、自分の所属する産業の変化に気を付けていればよかったのが、
自分とは関係のない産業の変化に対しても、
今後ある程度はトレンドを追っておく必要が出てきそうです。
「自分の所属する産業・ビジネスが
今後、ディスラプト(破壊)されていく」なんて言われると、
誰もが気を悪くしそうですが、
タブーを超えたぶっちゃけトークが本の中に詰まっています。
個人として、会社として、生き残るためにも、
早い内に読むことをお勧めする本です。
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資料としてとても良い本です。ニュースで読みかじって中途半端に蓄積されたDXの知識がとてもよく整理できる。
いつも残念に思うのは、デジタルテクノロジーに目をキラキラ輝かせて語れる人は、多くはエンジニア出身で専門スキルにマウントした若い時代を過ごし、死ぬまで戦い続けるぞというタイプの人ばかりだということだ。この本もSDGSにとりあえず最後触れているがその哲学の中にはいない。テクノロジーが貧困を解決することなんか全く期待しちゃいないだろう。テクノロジーは手段ではなくこの本にとっては目的なのだから。資本主義だからしゃあない、なんなら共産主義か?と展開する。コーチングやスピリチュアル業界はこれからくるぞ、なぜなら変化の激しい社会で人々は疲れ果てるからという展開にも、おいおいそれならなんのためのテクノロジーなんだと突っ込まざるにいられない。
テクノロジーを語り、同時にテクノロジーと生かし合う新しい資本主義を語れる人を本当の知者というんだろう。そういう本を書ける人はまだまだ少数だ。
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★2019年刊行の本で少し古いが、テクノロジーの解説は今でも役に立つと思う。テクノロジーが世の中をどう変えるか、衰退する産業、発展する産業の解説に最もページが割かれている。
★最後の章の「企業・個人のDX生き残り策」は参考になった。6章、7章はよくまとまっていて、ここだけ読んでもいいと思う。
★企業のDX担当者が、自社のDX施策を立案するためというよりは、各個人が、大きく変化する時代にどのように対応したらよいかを書いた本だと感じた。内容が良いだけにタイトルで損してる気も。もちろんDXにも役に立つと思うけど、それだけじゃないと思う。