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今巻は元太陽城の4の村で見つかった「転移門」に絡んだお話がメイン。そして村長の子だくさんについてサブメイン。そこにサイドストーリーとして、転生前の経験をこの世界に持ち込むことによるギャップが出てきて楽しめる。あとはダンジョン作り(ダンジョンって作るものなのか…?)。ビッグルーフ・シャシャート隣地に教育施設などを作る、というネタもあるのだが、なかなか現実化(物語の本編)に出てこない。そして九尾狐は終章しか出て来ずかなりオマケなのだが本の紹介にはメインみたいに書かれてますね。
前巻はシャシャートの話がメインで「農家じゃない」感がかなり強かったのだが、今巻は大樹の村での話がメイン。…だけど思い返すとお祭イベントと出産とダンジョン作りばかりで「農家じゃない」よな…。とはいえのんびり楽しめます。
原作連載 https://ncode.syosetu.com/n3289ds/
出版社公式サイト https://www.kadokawa.co.jp/product/321905000277/
序章 フォーグマ
一章 シャシャートの街と冬の準備
二章 猫と転移門
三章 和解の春
終章 九尾狐の親子