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推理作家として難事件を解決してきた香月史郎と、霊媒の城塚翡翠。翡翠は死者の言葉を聞くことが出来るがそこに証拠能力はなく、香月は翡翠の霊視を基に推理を駆使して事件を解決していく。その事件簿かと思いきや、ラストでこんな展開が待っているとは!練りに練られた話、楽しめました。
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騙された!
というのが最初の感想。
大きな事件の犯人は途中で察しがついたものの
最後の持って生き方はジェットコースター級。
ネタバラシによってここまでの周りくどい推理のわけ
が分かりスッキリ。
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うがああああぁああぁあああぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっつ!!!!!!!!!
なんだ?こいつは何を言っている?あががががががががっ!
あれもこれもそれもどれも、伏線やん!伏線あったやん!!いやでもまだ拾い切れていない。もっとあるんだ、あるはずだ!あがががががががっ!
にやにやしながら前半を読んでいた自分が恥ずかしいっ!あがががががっ!
いや、もう夢中で読みましたよ、ええ。夢中で。でも途中までの夢中と、最後の夢中とでは夢中加減が違いすぎるっ!こんな風に途中で夢中の意味の変わる小説なんてあるのかっ!
あぁ、もう、ごめん。未読の人、ごめんやけどこれだけは言わせて。
ひっくり返るから!ひっくりかえって叫ぶから!覚悟して読んでや!!!
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久しぶりにページをめくるのがとめられなかった。
特に、第4話はまじか!と言わずにはいられなかった。さすが小説家でかつ奇術師でも相沢紗呼!
今年一番の作品が9月にして決まった。
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2019年74冊目。評判通りの面白さ。そそる設定からの各話の展開もさることながら、ラストの切り返しとカタストロフィは見事の一言。らしさもしっかり残していることがより価値を高めている。苦しい思いをしてきた著者だけに、この作品をきっかけに有名になって欲しい気持ちは強い。
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何も書けない!
評価の星の数さえ見ずに、全く情報なし、期待なしで読むことをおすすめしたい。それができた読者は幸せ者です(わたし)。
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どっひゃ~っ! これはヤラれた。こういう衝撃は久しぶりだなあ。文句なく今年読んだミステリのベストワン作品だ。
相沢さん、今までの著作でオクテの少年や性格の良い人ばかり出してたからねぇ。あれらもこの作品の為の伏線?
何を書いてもネタバレになりそうで、あらすじすらも書けない。正確に言うと、この作品の手法には前例があるのだけど、とにかく使い方が巧い。鮮やかでした。参りました。
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みんなに是非読んで欲しいって心から思える作品です!!!
そして自分はもう一回読み返してきます。笑
最終話、「お前犯人かーい」ってなったと思ったら「お前すごいやつやないかーい」って衝撃受けまくりです。
特にラストにかけての怒涛の伏線回収はページをめくる手が止められません。
帯にある「すべてが、伏線。」て言葉、大袈裟でもなんでもなくその通りでした。
今年一番と感想を残してる方がいましたが、自分もそうなったみたいです。
今年一番です。
衝撃です。
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面白かった!かなり面白かった!
最後の章はかなり衝撃的。
結果どっちなんだ?と言う疑問は残るけど
主人公の翡翠が怖すぎる
映画化してほしい
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【収録作品】プロローグ/第一話 泣き女の殺人/インタールード 1 /第二話 水鏡荘の殺人/インタールード 2/第三話 女子高生連続絞殺事件/インタールード 3/最終話 VSエリミネーター/エピローグ
テレビドラマ化希望。
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2019年このミステリーがすごい1位
北欧系クォーターの翡翠は霊媒師。ミステリ作家の香月と組んで、殺人事件の解決を図る。が、この美しく可憐な霊媒師の能力には何故か様々な制約があるため、香月の協力なしには成り立たないはず。まず香月の後輩女性が泣く女の霊に見つめられ結果殺害される事件、第二に大御所ミステリ作家の幽霊屋敷別荘で起こる殺人事件で、翡翠の能力や妙に乙女チックな性格などが判るのだが、これが親近感を持たせるような効果がある。次の女子高生連続殺害事件では悲しみを明日からの戦いの力と変え、最後はメインである警視庁が全く手掛かりを掴めていないシリアルキラーの事件。ここで遂に翡翠にも危機が迫ってくる。
いずれの事件も翡翠の力なくしては解決できないが、霊の啓示だけで安易に謎が解けるわけでもなく、結構絶妙なバランスの上で話が構築されいると感じたのだが…
帯にある「すべてが伏線」というのは伊達では無かったのだ。正に名状しがたいニャル子さんを彷彿とさせる…
漫然と読んでいては駄目だった。
しかし女性には勧めないかな。
全く男はコロッと騙されてしまうものだと実感。怖っ!
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推理作家・香月と霊媒師として働く翡翠。警察に協力して難事件を解決する。だがしかし、連続殺人はまだ逮捕されていない、解決できるのか。
圧巻(甘めかな星4かな)。最初は装丁の絵で抵抗があり、霊媒とかいってるし、読もうか迷ったんだけれど、書店で押せ押せだったので読んでみたら…。しっかりとした推理ものです。ホラー的なものなし。翡翠の天然系の言動で引いてしまうところもあるけれど、最後の章でオセロゲームで全部返された感じの衝撃。
アメリカのドラマ、メンタリストを思い出したけれど、キャラについては魅力的で知性的な面でその女性版といった感じかなあ(いや、内容は全然違うとわかっていながらも)。でもそれ以上に強烈。最後は怖かったなあ。いやもう、タイトルからして、もう。楽しめること間違いなし、予想以上の一冊。
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読友さんたち絶賛なのです。未読の方は一切情報を入れずにまっさらで読んでください。本格好きは満足されると思います。以下読後の方のみどうぞ♪→隣に座りたかった方へ。声はでなかったし、ものも落とさなかったけど、ニヤリと自分の口角が上がっていくのがわかりました。結局一言でいうならば、上手い!ですね。最初はなぜみんなが絶賛するのかわからなかった。いろいろ取りこぼしてるし、おかしい所あるし、二人とも微妙に気持ち悪いし。で、こうなりました→うん、それはわかってた。いや、あ゛?!あ、あああ…そうかあれ伏線……
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そうだった!相沢先生はマジシャンだった!!と思い出した一冊。サンドリヨンは面白かったけどそれ以降どうも肌に合わずにいたけど久々に面白かった。最終話に至るまでどうもかったるいまどろっこしい恋愛脳か!描写飛ばしまくりか!という印象だったけど、最後でやっとすっきり。彼が怪しい様子はあからさまだったけど、どうも翡翠の様子がおかしいので真が真ヒーローか!?と思ってたのでそこは騙された。難をあげるなら、表紙と作中の様子に違和感ありすぎて本性の類推が出来てしまってもったいない。口元だけとかにしとけばよかったのに。
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これも本格ミステリ好きにはおすすめ。
全て伏線という宣伝文句はやや過剰な気もするが、最後の展開は素晴らしい。
〜以下、ネタバレを含む〜
連続殺人鬼の正体ははやい段階で想像がつくものの、それも作者の計算のうち。本書の真骨頂はその先にあった…。これは悲鳴をあげたくなるのもわかる。
続編をどうするのか気になるところだ。