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母の三回忌に、故郷の島に規制した橙花の前に
現れたのは、母の服を着た父!そして、見知らぬ
中年男と女子高生が、我が物顔で夕飯の席に着き…。
あたらしい家族の誕生を描いた、同名映画の小説版。
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ただただ心が温かくなる本。
愛するということ、生きているだけでいいということ。
愛を与えられる人になりたい。
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旦那とのギクシャクした関係に疲弊した日々で
母の三回忌に戻った島の実家で久しぶりに会った父が、母の服を着ていた。
母になると宣言した父の姿を平然と受け入れている弟と、
なぜか同居している血の繋がらない親子の存在に疎外感を感じ
最初は父の母の格好をすることに反対だった橙花だったけれど
のんびりと互いを尊重しながら生活している人たちや
亡き母の面影を見ながらも、徐々に疲れた心を癒し、受け入れていくまで。
父子家庭で可愛いものが好きだということを周囲に知られたくなった高校生の瀧の存在も重要。
みんな優しすぎるような気もするけど、
性別に囚われず、常識に縛られずに自由に生きていくって、いいもんなのかもしれない。
家族の愛の形。
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亡くなった母の法事のために久しぶりに島の実家に帰ったら父が「母」になっていて、既に同居中の親子と「家族」になると仰天宣言。
びっくりな展開ですが、父が母の姿をしている理由、同居中の親子と法的に家族になろうとしている理由には胸が詰まります。くさい言い方かもしれないけれど、そこにあるのはただひたすらの愛。
痛みを受け止め愛情を注ぐ、そんなシンプルなことが誰かを助け、自分の救いにもなるのだと再認識させてくれるストーリーでした。
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夫との関係に悩む妻が母親の三回忌で離島にある実家に帰ったら、父親が母親の服を着て知らない親子と「これから父さんはこの人たちの母さんになる」と。LGBTに悩む少年と、その少年に恋する少女。いろいろな人たちがいるなかで生き方を模索する女性のお話。
内容は全然違うけど、瀬尾まいこの「幸福な食卓」のような雰囲気のお話に感じる。登場人物がみんな優しくて素敵、読後感もあたたかくて好き。
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ほっこりしました。
お父さんが、お母さんの味をだしたくて、格好までお母さんになったら…
確かに我が親なら衝撃的やろなぁ
でもちゃんと話を聞いたら、全ては「愛」が溢れてしまっただけのこと
こんな「愛」ある親なら、格好なんてどうでもいい
というか逆にカッコいい!
瀧くんの話も、素敵
可愛いは、最強だよね。
ダリアの「瀧くんと一緒にいられたらそれでいい」って感じも「愛」だね〜
橙花も、エビオと仲良く過ごしてほしいね〜
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「生きてれば、それでいい」
「仕事が上手くいかなくても、家庭が冷めきって
いても、愛した人を愛せなくなっても、
ただ生きているだけでいい。」
母の三回忌に久しぶりに実家に帰ると父親が母親の服を着て「新しい家族の母さんになろうと思う」と言い出した…
すごく読みやすくてサクサク進んだ。
終始ほっこりした内容。
作者がこの本について書いていた内容で
「すべてのものに名前をつけなくてもいい。
ただ、あなたの心があなたのままでいて欲しい」
って言葉にすごく響いた。
本の中の人たちも明るく振る舞ってる人、
そうでない人いろんな人がいろんなことを抱えて
いる。でも生きてれば、いい、それだけでいい
ってことを優しく教えてくれる物語。
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母の三回忌の為、実家に帰ると 父が母になっていた…。 衝撃的すぎて笑っちゃったけど、当の父親は大真面目に「母になる」と言ってて、主人公の橙花と同様に「いやいやいや!全然受け入れられないけど!!」って思っていたけど、父が母になる理由が分かると、すんなり受け入れられてしまった。 愛がすごい。
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ご飯の描写がおいしそうたし、
キラキラ光る海や、
まぶしい太陽がきれいだった。
そんな描写からエネルギーをもらった。
自分をたいせつに愛して、
愛する人を愛するって大事だ。