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この本に書かれていることに実感を持つタイミングがくるだろう、今この時点だけで完結せず、未来にも布石を打っておくような本だった
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印象としてちょっとNews Picksのアピールが強すぎたけれど笑、編集という作業を丁寧に因数分解されていて、噛み砕きやすかった。日本でビジネスをする上で前向きな要素や、weworkの事例など、情報量が豊富で読み応えがありました。
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▼@norihiko_sasaki さんの編集思考
■(背景)縦割り社会からの脱却、掛け算の未来(経済×Tech×文化)
→編集思考が大事
■編集=選ぶ+つなぐ+届ける→価値向上
■編集思考を体現した事例の一つがディズニー
◉編集者とは偉大なる素人
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NewsPicksパブリッシングの創刊ラインナップだけあって、実に面白かった!!!佐々木さんの文章は本当に面白い。
セレクト・コネクト・プロモート・エンゲージという4つの要素に分けたフレームワーク並びに、NewsPicksの場合には、他の企業の場合には。と具体例に落とし込まれたところなど、「直ぐに使える(かも)」と思われる辺りは上手いな。と思いました。
個人的には、6章の「編集思考」をどのように活かしていくか?という佐々木さんの編集後記のような話が、最も興味深く引き込まれたところです。
AIやシンギュラリティに関する話題(懸念)がここ数年言われていますが、どのようなツール・ソリューションも全ては、人の「編集思考」の賜物だと思います。
メディア・コンテンツに関わる人以外も、「編集思考」はこれから生きていく上で、必須のスキルになると思うので、業界/職種問わずにおススメの一冊と思います。
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これから求められる人材
=文化×経済×テクノロジー
どれか1つだけでなく、これらを掛け合わせて編集できる人材
ニューズピッグスに共感する人にはより響くはずの内容
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200204*読了
最近、良書に出会うことが多くてほくほく。
前々から「編集」というワードには興味があって、それが思考法として具体的に提示していただけたので、これをバイブルに生きていきたいと思います。
NewsPicks、Netflix、ディズニー、WeWork、それぞれの事例も勉強になったけれど、何よりも最後に書かれていた佐々木さんのお言葉にしびれました。編集者だけあって本好きな佐々木さん、その本に対する想いにも共感しましたし、日本人にもっと本を読んでほしい!日本をもっとおもしろく、楽しくしたい!という熱い気持ちにも本当に同意でしかないです。
わたしに何ができるだろう、考えて考えて考える。そして実行する。
ちょうど10歳上の佐々木さん。でも今は10年以上の距離があるように感じる…。この差を縮めたい。そして、いつかお会いしてみたい人。好き!
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セレクト、コネクト、プロモート、エンゲージ。4段階の仕事の進め方を解いてくれる書籍。
それをやり切るために、教養、コネクション、権力などが必要。
全体的には、新しいアイデアは既存の何かを掛け合わせ切り貼りしたものであるという真理が思い浮かんでくる。どうしても自分の知っていること、やっていることに視野狭窄されがちだが、時間軸もカテゴリも大局から広い視野でみていこうということ。
分かりやすい内容だった。
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『NewsPicks』前編集長・佐々木紀彦さんの編集思考は、編集を「セレクト(選ぶ)」「コネクト(つなげる)」「プロモート(届ける)」「エンゲージ(深める)」と4つのステップに整理。
本著の構成のコアとして、2章分を割き、実際の事例として企業群を編集思考で分析していきます。(Netflix、ディズニー、WeWork)
編集思考を磨く6つの思考として、以下が挙げられています。
①古典を読み込む
②歴史を血肉とする
③二分法を超克する
④アウェーに遠征する
⑤聞く力を磨く
⑥毒と冷淡さを持つ
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尖った長所を「選び惚れ抜く」
それらを「掛け合わせる」
自信を持ち「世に送り出す」
改善しながら「深めて育てる」
元素記号としてのモノが出揃った時代「化学実験」できるマッドさが大事。
事例の濃さに、編集思考の布教欲と実践者としての意地を感じた!
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<どんな本?一言で紹介>
「何か」×「何か」で新しいモノを表現する「編集思考」。ワクワクする新しいモノを発想する方法が書かれた本。
<どんな人におすすめ?>
仕事で企画担当の人。
Netflixやディズニーは、なぜ売れているのかを知りたい人。
今の時代でヒットする新しいものを作りたい人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
今の時代で、「編集」(素材の選び方、つなげ方、届け方を変えることによって価値を高める手法)によって、新しいモノを発想する方法と具体例。
・「縦割り」の時代から「横串」の時代へ
・ 編集思考とは何か
・NewsPicksの編集思考
・世界最先端企業の編集思考
・ 「編集思考」を実践する4ステップ
・ 編集思考を実践するための3つのリソース
<日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
1.何かが飛び抜けているものを選ぶ
「編集思考」はステップが4つ。「セレクト(選ぶ)」「コネクト(つなげる)」「プロモート(届ける)」「エンゲージ(深める)」だ。まず、素材を選ぶこと。ポイントは、何かが飛び抜けているものを選ぶ。完璧なものを見つける必要はない。いいところだけを見て、惚れ抜くことがカギとなる。たとえば、「奇跡のパウダースノー」で知られる北海道のニセコ。もとはオーストラリアのスキー好きな観光客がこの地に惚れ込んで、その評判が口コミで広がり、リゾート地にまで発展することとなった。
2.セレクトした素材を、いかに「コネクト」するかを考える
コネクトの法則の1つ目は、「古いものと新しいものをつなげる」。事例として、ルイ・ヴィトンと米国のストリートブランド、シュプリームとのコラボレーションが挙げられる。これはまさに老舗と新興ブランドがコネクトされたもので、世界規模の大ヒットとなった。
2つ目の法則は、「縦への深掘りと横展開でつなげる」。これで歴代最大のヒット映画となったのが、「アベンジャーズ」シリーズ。同じシリーズを深掘りするだけでなく、『アイアンマン』『スパイダーマン』といった、複数のヒーローシリーズを横軸で連携させている。その後、スーパーヒーローが集結する決定版を公開し、歴史的ヒットにつなげた。
3つ目の法則は、「文化的摩擦が大きいもの同士をつなげる」。たとえば、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせ。Amazonが物流や本などの「リアルなモノ」を押さえ、AppleがApple Storeという「リアルな場所」を持つように、ソフトとハードをコネクトすれば、強固な基盤ができる。
3.外に発信する
ここで重要なのは、時間軸(Timeline)、思想(Thought)、真実(Truth)という「3つのT」まずは「時間軸」。優秀なプロデューサーや編集者、マーケターほど時間軸にこだわる。それは、タイミングを外すと届けたい相手に届けられないためだ。たとえば、ピコ太郎さんの動画作品「PPAP」。これは戦略的なタイミングの見極めによって、1ヶ月の短期間でグローバルヒットを飛ばした。
2つ目の「思想」は、ビッグアイデアやコンセプトの意味に近い。無印良品(良品計画)がよい例だ。「誇りをもって簡素である」という同社の思想に、無印良品を手に取った人が自然と気づくようになっている。コンセプトが貫かれているからこそ、時代や流行に左右されない盤石な体制を築けている。
3つ目の「真実」は、素材を加工しすぎず、ありのままを伝えること。インターネットやSNSが普及した現代では、秘密を隠し通すのは難しい。秘密が明らかになったとき、当初のイメージとギャップが大きいと信頼を失いやすい。真実を伝えるうえでは、「しゃべり」が重要となる。話すときの表情や口調、声色に人や企業の本質が表れる。そこに真実を感じ取ってもらうことが信頼を生む。
4.良好な関係を構築する「エンゲージ」
編集思考の仕上げは「エンゲージ」。ポイントは、良好な関係を構築できるかどうか。たとえばメルカリでは、出品者と購入希望者がネット上で価格交渉を行う仕組みによって、良質なコミュニケーションを積み重ね、「コミュニティ」が形成されていく。コミュニケーションの場がデジタルに移行する中、良好な関係構築に一役買うのが「リアルな場を持つこと」。AppleはApple Storeで、ディズニーはディズニーランドというリアルな場でブランドを体感させ、ファンとの強固な関係を築いている。そこにはネットとリアルの思想を貫く「コンシステンシー(一貫性)」が欠かせない。最後に、良好な関係を構築するためには、つかず離れずの「カジュアル」な関係がよい。
これからは、複数のコミュニティに出入りすることが主流になっていく。よって、一度登録したら退会しにくいサービスより、簡単に退会できていつでも戻ってこられるサービスがちょうどよいのだ。
<感想>
「モノ×シェア×スマホ=メルカリ」「予備校×動画×スマホ=スタディサプリ」「アニメ×ゲーム×位置情報=ポケモンGO」など、組み合わせで新しいものを生み出す発想は、企業だけでなく個人にも活かせる。
本書から分かる「編集思考には、専門性は必要ない。編集者とは”偉大なる素人”である。」という部分は、とてもしっくりきて、私みたいな、トップオブトップの専門家には、とてもなれない人は、「編集思考」で自分のスキルをコラボレーションしてブランドを作り、他人ともコラボして、プロジェクトをこなしていくという、時代に対応した働き方を知ることができた。
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横串を通すことが重要。
特に日本企業は縦割社会で、横のつながりが無いことを痛感している。
本書では編集思考、異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生みだす思考法について説明する。
俺自身の経験では、何度も出てくるけど社内論文のテーマ決定から完成までを編集思考をフル活用していたことを思い出す。
普段から持っていた地方交通に対する問題意識、
働き方への疑問、
展示会に足を運んで得た知識、
全て総動員して、BRTの自動運転・隊列走行を提案して社内論文を書き上げたのが3年前、あれほど頭使って書き上げたことはなかった。
そして3年後の現在、編集思考の欠片もない働き方をしている。
頭使ってない場当たり的な仕事してるなぁと感じている。
編集思考は、何か×何かの組み合わせで新しいビジネスを作っている。
本書ではネットフリックス、ディズニーなどの事例が紹介されているが、特に興味を持ったのがウィーワークのビジネスモデル。
ウィーワークの強みは「何を売っているかよくわからない」ことにある。
不動産×テクノロジー、スタートアップ×大企業、会員×仕事の機会。
コワーキングスペースの不動産業にとどまらない、場所というビジネスプラットフォームの提供という理解を得た。
編集思考、間違いなく弊社では必要ないスキルだ。
社内コラボしようとなったら必要な思考法ではあるし、アホみたいに事業内容が広い弊社では発展性のある分野だとは思うのだが。
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NewsPicksの出版事業には興味があったし、なんだかおもしろそうな会社だなあと思っていたところにこの本を本屋で見かけて手に取った。編集思考とは、この本のサブタイトルにもあるように「異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す」思考方法のこと。それを実例を挙げながら解説してくれる。ファンをコミュニティ化する代表例として紹介されているのは、なんとジャニーズ事務所!
特に興味深かったのは日本のコンテンツ産業のこと。歴史と文化、そして表現の自由がある日本は、コンテンツ分野でのポテンシャルが大きいらしい。洋画や海外ドラマはやっぱり強いし、日本はまだまだ弱いんじゃ……と思っていたけど、案外日本も戦えるのかもしれない。私が持っていた先入観もひとつの西洋コンプレックスなんだろうな。私は日本のコンテンツが好きだからそこにしっかり自信を持とうと思ったし、だからこそ海外のコンテンツにも目を向けて楽しみながら幅を広げていきたい。それになにより、日本はもっとすごいコンテンツをつくれるんだと思うと、エンタメおたくとしてはとってもわくわくするね!
【読んだ目的・理由】NewsPicksのCEOが書いた編集の本に興味があったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆4.0
【一番好きな表現】
そもそも、編集思考的な「つなげる」という行為は、東洋の考え方と相性がいいものです。
物事を論理的に二分し対立させるのは、一神教にもとづく西洋的な考え方と符号します。多神教で、物事を二項対立でとらえない日本人の方が、融通無碍(考え方や行動がとらわれておらず、自由)な「つなげる」に向いています。(本文から引用)
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「縦割りから横割りへ」
「セレクト・コネクト・プロモート・エンゲージ」
巨大な企業も安住できるわけではなく、常に変化が求められていることを感じた。
一人の人間として「技術・教養・人脈」を持ちブランド人になること。
先進的なテクノロジーと古典的な文化の融合。
良いものと良いものとをつなぐ架橋となること。
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思考法や思考術の本かと思っていたのだが、ビジネス書だった。
編集思考の論理的な骨格は、2章で4つほど述べられている。どれも特に目新しさはなく、なぜそういう考え方をする必要があるかと言えば、「価値を高めるため」である、と少し浅薄な感じ。ビジネスの本なので、当たり前といえば当たり前。
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編集という視点からビジネスを構築していく編集思考という物は
自分の中にはなかった新しい思考法でとてもためになった。
世の中の成功しているビジネスはあらゆる要素の組み合わせで、本書で扱われている例から、イノベーティブな会社やサービスはこれらの要素の新しい組み合わせから成り立っている。
Tech領域の成長が著しく近年では様々な領域がTechと関わって成長していっているが、Tech領域だけではなくその他の様々な領域に渡っての組み合わによってビジネスは生まれてくるという学びがあった。
また要素を組み合わせるだけではなくそれをビジネスとして成立させるにはどのように顧客に届けるのか、どのように顧客のUXを高めるのかということが編集思考を通して学ぶことができた。
本書の中でコンテンツや文化といったものの重要性が書かれていた。
これから時代はよりコンテンツが重要になってくる。
自分は文化やリベラルアーツなどに乏しいので、より勉強していきたいと思う。