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「自己中心的な人」、いわゆる自己チューな人
は確かに一定数存在します。そんな人とどうや
って付き合っていくか。
また自分自身の中にも「自己チュー」な部分が
あるはずです。ある提案に対して、総論は賛成
だけれど各論には、あの部分だけは譲れない、
などです。
さらに国家にも「自己チュー」的な考えがあり
ます。それを「エゴ」と言い換えて考えてみる
とわかりやすいと思います。
このように「自己中心的」という一つのテーマ
から、多くの考察を巡らすことでき、その対処
方法を示したのが本書の主旨です。
己の自己中心的考えを知り、相手の自己中を知
り、さらに国などの自分を取り巻く環境の自己
中的考えを知れば、生き方においてこれほど強
みなるのは間違いないです。
読後に強い心を手にいれることができる一冊で
す。
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図書館で借りた本。自己中は良い面・悪い面があるという事を歴史を通して教えている内容で、新たな知識の糧になる情報はなかった。文学からエゴを読み解く話は面白く読めたので、宮沢賢治や夏目漱石など故人の作品解説集を出したらよいかも。
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エゴの構造、在り方を捉えるために読むのはいいかと思う。ただ、エゴ・自己中心性に対する答えは人それぞれだから、明確な答えを求めて本書を読むと肩透かしを食らう。
歴史、他者の解説を通じてエゴを噛み砕いていくんだけれども、そこにサラリと自分の主張を混ぜていくのがずるいと思った。先に自分の意見を書けば?と思ってしまう。
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「自己中」の正体 ~自分の"エゴ"と折り合いをつける生き方とは!?齋藤 孝先生の著書。自己中や自分のエゴをおさえたくても自己中や自分のエゴに負けてしまう。自己中や自分のエゴと折り合いをつけられるとトラブルや人間関係の問題から解放される。みんなが自己中や自分のエゴと折り合いをつければもっと良い社会になるのかな。