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過去の話が
2021/08/08 17:10
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
判明する巻です。そして、猗窩座と炭治郎たちの戦いは激闘と化します……。死力を尽くして、戦いますが……。戦いだけでなく、猗窩座とかつての恋人とのエピソードなど……
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猗窩座との戦いの中で「透き通る世界」に到達した炭治郎。ただ、新しい力を手に入れたからと言ってそれが決め技にならないのが本作のお決まりでもあって
「透き通る世界」発動からの流れは本当に意外の連続。
結局、猗窩座に最大の効果を齎したのは炭治郎の「バカ正直に真正面から攻撃するスタンス」だったということなのだろうね
152話、猗窩座の技を回避して背後を取った炭治郎。ここで彼は馬鹿正直に相手の何処を狙って攻撃するかを宣言した上で特攻する。冨岡はそのスタンスに驚くけど、そのスタンスこそが猗窩座に対して最も有効となる
思えば、炭治郎って元々の性質も有るけど、猗窩座と最初に対峙した戦いの時点で逃げる猗窩座に「逃げるな卑怯者!!」と叫んでるんだよね。
これに猗窩座はブチギレているんだけど、そこにこそ猗窩座の根源は詰まっているわけで。そんな言葉を放ってくる炭治郎が馬鹿正直なスタンスで正面から猗窩座の技を上回ってしまうのだから猗窩座としてはいずれ負けを認めざるを得なくなる
炭治郎の馬鹿みたいな優しさが封印されていた猗窩座の思い出を浮かび上がらせるキーにもなる展開は驚かされる
これまでも炭治郎の優しさが鬼がまだ人間だった頃の悔恨や願いを思い出させるきっかけになり、鬼が失った人間性を描くのに一役買っていたのだけど、今回描かれた猗窩座のエピソードは優しさと悔恨と願いがふんだんに盛り込まれたものだったね
そりゃ本編で描くだけでは足らず行間で語る必要も出てくるというもの
154話から始まる猗窩座の過去は一つのストーリーとして本当によく出来ているね
貧乏で乱暴も働いてしまうけど、人一倍の優しさを持っていて、父親の為に何度も自分を犠牲にした人間。
それが出来たから病弱で四六時中の看病が必要な恋雪に対しても偏見も面倒だという感情も見せず接することが出来て。
ともすればここから彼の幸せな人生が始まっても可怪しくなかっただろうに本当に詰まらない感情を持つ者の行動に因ってその未来が閉ざされてしまって……
これらのエピソードを見ると猗窩座って鬼にならず、また支えてくれる誰かさえいれば人を殺した状態であっても善人で要られたんじゃなかろうか?と無理のある想像をしてしまう。鬼になっても女性だけは手にかけなかったらしいし
こういった猗窩座の過去が明かされたからこそ、鬼になったことで失われた猗窩座の優しさや無惨の残酷さを恐ろしく思える。炭治郎に感謝しながら自身を破壊した猗窩座の意志を無視して再生する身体とか再び支配しようとする無惨などなど
でも、そんな危うい状態に居た猗窩座改め狛治を恋雪がきちんと受け止めてくれたシーンには胸が熱くなったな…
所変わって描かれるのは童磨とカナヲの戦い。
師のしのぶに鬼殺隊士としては腕力が足りない面は言及されていたけど、その弟子のカナヲが既にしのぶを超えているかもしれないというのは驚きの話
前巻を読んだ時点ではカナヲじゃ童磨には敵わないだろうと思っていた予想が裏切られる余地が生まれた…?
昔は感情の無い子供だったカナヲを今突き動かし��いるのは肉親を失ったことによる怒り。それがカナヲが持つ才能をより鋭くしている。ただ、怒りと才能だけでは上弦の弐に敵うはずもなく
まさかここで伊之助が参戦するとは思わなかったし、伊之助の母親の話がこのタイミングで引き合いに出されるの予想外だった
怒りの感情で繋がりを持ったカナヲと伊之助。二人の刃は童磨に届くのだろうか?
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猗窩座が過去を知った後では、「消えて欲しくない」と思ってしまった…
いろんな人がお迎えに来たシーンで号泣しました(;_;)
童麿は相変わらず腹立ちますね!笑
悲しんだり怒ったりしてる間に、最後のページに行き着いてしまって、次の巻が待ち遠しいです!!
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炭治郎・義勇vs猗窩座が決着。猗窩座の過去にも触れ、やり方は間違っていたとはいえ、誰かを守りたい気持ちで強さを求めていたんだね。狛治がまたお父さん、師匠、恋雪のところに帰ることができてよかった。
けど本当に人間の話も鬼の話も切なく苦しい。こぼれ話の技が思い出が土台になっていたのもエモすぎて。
カナヲと伊之助は上弦の弐と戦うことになるのですが伊之助のルーツもわかり、次の巻が早速楽しみ!!
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狛治話は知ってたけど、改めて読んで泣けて仕方ない。恋雪ちゃんのこと思い出したね。師範のこと思い出したね。守る。それが狛治だよね。そして、童魔戦、終わらず!しかし伊之助参戦。登場の仕方、戦い方は独特だけど、カナヲと共闘だよ。あとね、実弥先生、数学教師なんだ(笑)玄弥、数学頑張れ(笑)
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上弦の弐とか壱は不幸な出自がない方が、それっぽい。
この巻は シリアス→伊之助→シリアスの緩急がすごいな。
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あかざ決戦とどうま開幕のところ。
この人らがなんで仲悪いのかってのも終わってからわかるというか、そういう事だったのかなってなるんだけど本当めちゃめちゃ練られてるよなぁ……。
ところで単行本派の人に一切配慮なしのバチクソネタバレ特典もどうかと思うし転売対策まるでなしなのもちょっとと思うよ…ほんともっと考えて…ほんとに…いたいけな小中学生が発売日に買えてない現状を集英社はわかってんのか?売上に計上されればいいんか?もっと考えて、、
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借り物。
猗窩座の過去が切ない。自分で成仏してくれて良かった。けど、首が再生された謎は謎のまま。義勇さんと炭治郎は満身創痍。
童磨が伊之助のお母さんの仇だったとは。伊之助、カナヲちゃん、頑張れ!
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毎巻読むたび、鬼のバックボーンを知るたびに
世の中には理不尽なことが数多くあることを思い知らされるし
無惨のことが許せなくなる。
炭治郎と義勇が猗窩座を追い詰めたときは「よしっ」と思ったけど、猗窩座の過去の話を知ると簡単に喜べなくなった。
炭治郎じゃないけど、鬼が人を殺し続けることは許せないが元は同じ人だったんだと痛感させられた。
猗窩座はきっと地獄行きだろうけど、そのときはきっと家族が側にいるだろうし、ゆっくり休んで欲しい。
全然関係ないけど童磨の声は宮野真守さんにやってもらいたいなとも思った。頑張れ伊之助、カナヲ
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話題になってるとか、本屋で「最新刊お一人一冊まで!」と書かれていて気になって読んでみた、っていう。
なるほど確かに面白いし、キャラクターの個性が際立ってるマンガは大好き!着物や建物の描き込みも好みだった。
もう何度か一巻から読み返すと思う。
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鬼滅の刃(18)(ジャンプコミックス)
著作者:吾峠呼世晴
アニメ化が最も本作が抜け出た理由でしょうか?
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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おもしろ可愛い。
全巻一気読みしました。
鬼も人も、辛いところからどちらへ心を振り向けるのか、紙一重。
そういうところがとても好き。
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義勇満身創痍、炭治郎新境地。
義勇しなんでくれ~ってかなり祈ったな……
あかざの過去は悲しく、最後は無惨の呪縛から逃れられてよかった。
しかし最期に異質なものになりかけていたのは不穏。
次巻は伊之助しなんでくれ~~って祈る、カナヲは平気そうだが……
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上弦の参・猗窩座と対峙する炭治郎と冨岡。その圧倒的な力に対し防戦一方の二人だが、熾烈を極める戦いの中、炭治郎は父親から教えられた「透き通る世界」の境地に到達する! 炭治郎の剣は果たして猗窩座に届くのか…!?(Amazon紹介より)
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幾度となく勧められていたにも関わらず、つい読むのを伸ばし伸ばししていたもの。どうやらアニメが契機らしいけど、昨年中頃から唐突にとんでもなく跳ねて、何とこのご時世において、売り切れ書店続出というフィーバーぶり。さすがにもう読まないと!と思い、ネットで大人買い。届き次第、慌てて貪り読みました。ということは当然、貪りたくなるくらいの力作だったということ。内容は王道のJUMP漫画で、個人的なイメージとしては、NARUTO+BLEACHって感じ。名作2作品を足したとまでの大絶賛はしないけど、少なくとも遜色はないクォリティと思います。個対個が基調となるバトル漫画において、鬼たちの不死身性と相殺すべく、人間側は複数でかかるのもアリ、ってのがちょっと斬新。相当シリアスな内容だけど、適度にまぶされるギャグも○。これからも当然読み続けるけど、ダラダラと長引かせず、暗殺教室ばりの潔い幕切れを望みます。