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アミの会の面々が描く初恋、色々な初恋があって楽しかった。
思いがけずイヤミスちっくなものもあったし。
涙を流す絵の話が1番好きかな。
あと、迷子も同じぐらい好き。
どちらも、ほのぼのしていて、可愛くて、私の好みにぴったり。最後のあれには完全ノックダウンw
アミの会、次のテーマはなんだろう。楽しみでならない。
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女性作家集団アミの会(仮)による書き下ろしアンソロジーの第8弾。今回はゲストの男性作家が入らない純正メンバー9人の競作だった。しかも初の文庫。
今までも出版社がバラバラだから、本のサイズ、厚み、装丁など全く統一感が無かったが、何故ここで文庫? あとがきも無くて意味不明。読者は置いてきぼりかな?(^-^)
内容的には不満無し。テーマが「初恋」だから今まで以上にミステリ度は低かったけど、大崎梢さん、松村比呂美さん、とても良かった。矢崎存美さんは毎回温かい話を創るなあ。読んで損は無いと思います。
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9編どれも良かったなぁ。青春の中の初恋、というストレートなものはなくて、初恋を思い出す再会や同窓会、晩年といったシチュエーションに大人の複雑な心情が見え隠れするのにドキドキする。
最初の『レモネード』、最後の『迷子』は"初恋"らしい、瑞々しいテイストで、その間に不穏な終わりを迎える『アルテリーベ』や『カンジさん』が入るという構成も好き。
ブロンズ彫刻が導く過去の夢『触らないで』、おばあちゃんと若者がデートする『最初で最後の初恋』がとくに好み。しんみりとして、全身で恋をしていたかつての女の子に思いを馳せる読後感がいい。
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アミの会(仮)のアンソロジー。
大人の「ファーストラブ」とのことで、大崎梢さんの「レモネード」な感じの作品集かなと思って読んでいましたが、色々な形の初恋の話でした。
福田和代さんの「カンジさん」みたいな、ちょっとゾワッとくる話もありましたが、好みの展開が多かったですね。
松村比呂美さんの「迷子」で暖かな気持ちになって読み終わることができました。
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【収録作品】「レモネード」大崎梢/「アルテリーベ」永嶋恵美/「再燃」新津きよみ/「触らないで」篠田真由美/「最初で最後の初恋」矢崎存美/「黄昏飛行 涙の理由」光原百合/「カンジさん」福田和代/「再会」柴田よしき/「迷子」松村比呂美
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初恋がテーマのアンソロジー。
それぞれの作家さんの個性が出ていて、楽しく読めました。
短編、アンソロジーは、通勤にはぴったりなので今週の通勤は退屈しなかったです。
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アミの会っぽくないタイトル。初恋といっても切り口はいろいろで面白かった。最後は素直にいい話で良かった。
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実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が贈る、極上の恋愛小説集。
松村比呂美さんの「迷子」が心温まるストーリーで良かった。
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初恋と聞くと甘酸っぱいものと思うでしょう?
いや、そうじゃないのがいくつか紛れています。
中にはなんかよく結末を考え巡らせて行くと
うわーになる作品も…
ただし、この本の最後を飾る作品は
とっても心が温まるはずです。
迷子の時に付き添った女性が
その迷子の少年に恋をされる物語。
実は最後に思わぬ縁があるのです。
結末は書かれていませんが…
これは素敵だと思いますよ。
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アミの会(仮) のアンソロジー第七弾にして八冊目の本作は『初恋』をテーマにした9篇が収録。
「レモネード・大崎 梢」「アルテリーベ・永嶋 恵美」「再燃・新津 きよみ」
「触らないで・篠田 真由美」「最初で最後の初恋・矢崎 存美」「黄昏飛行涙の理由・光原 百合」
「カンジさん・福田 和代」「再会・柴田 よしき」「迷子・松村 比呂美」
甘くほろ苦い物からミステリー風味、ホラーテイストの物まで初恋と言っても多種多様な物語が紡がれていた。
好みは大崎さん、永嶋さん、新津さん、松村さん。
やはり初恋は一筋縄では行かない様だ。
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初恋、に関する短編集。
初っ端から、あれ?? な話が。
まさかの着地点に驚きです。
さらなる、やられた感があるのが3話目。
途中でうすうす気が付いてはきましたが
これはこれで複雑な気分だろう、と。
不思議な世界に迷いこんだ気がするのが8話目。
ついに、現実に…なのですが、現れたから
ああなるのか、想像が進むのか…。
怖い話です。