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トップナイフ
著作者:林宏司
河出書房新社
人気シリーズとなった医療ものテレビドラマ化「離婚弁護士」「BOSS」「ハゲタカ」「アイムホーム」「ヘッドハンター」等の数々の大ヒットドラマを手掛けている。
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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脳外科医と聞くとわたしから見たら
超一流の技術を持った完璧な人と
思っていたのですが、この作品を
読んで脳外科医に限らず超一流な
人でも当たり前のように私たちと
同じような悩みをもった
人間なんだと改めて思いました。
作品に登場してくる4人の先生たちは
知識と技術を引き換えにちょっぴり
生きることに不器用だが人間味のある
素敵な先生たちでした。
全編通していいツッコミをしてくれる
看護師の小沢真凛はいい味出してます。
医療小説と思って読んだら
人間味あふれる先生たちの
ヒューマンストーリーで
あっという間に完読。
おもしろかったです。
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家族を捨てた50歳、常識外れの53歳、のふたりが最終的にそれぞれの問題に対して自分の中でひとり切りの完結をすることに、年齢的な説得力と重みがあった。
(ドラマは未視聴だけれど、天海さんと椎名さんを想像すると、年齢設定の割に遠くなく、生意気なことに身近にすら感じられた)
極めつけは「やさしい誰かが来てくれるのを待っていたって誰も現れたりしない」という少年期の絶望からの、34歳の決着の仕方だ。
三人を包む「所詮一人だ」という真実と諦めが、徹底的なネガティブにはなっていなくて(深山の場合はやや除く)、絶妙だと思う。
頭でっかち自由人な26歳がこれから拓けていくんだろう、いこうな、という雰囲気なのはきっと若さへのエールで、今後色々な紆余曲折を経て諦めに辿り着くとしても、それはそれで、と思わせるし、ただしく諦める為の紆余曲折なのかもしれない。
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この冬に放送されたドラマ「トップナイフ〜天才脳外科医の条件〜」の原作。
最初は難しい話かと構えたが、専門用語についても分かりやすく説明がされていて、医療ものというよりはヒューマンものという印象が強い。そのため、外科医の技術などに重点を置いた医療ものを期待していると少し物足りなく思うかもしれない。
本書は、主な登場人物4人それぞれにスポットを当てた4章立てで構成されており、如何にして現在の境遇に至ったのかが割と大きく取り上げられている。いろいろなものを背負って生きる脳外科医たち、患者たちの脳と心が織りなすそれぞれの物語。ヒューマンものとして、じっくり読みたい作品である。
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天才脳外科医たちの話です。医者としては完璧でも、人としてはちょっと足りない部分も。そんな彼らが患者との触れ合いを通じ、患者も自分も変わっていくそんな話です。
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登場人物のギャップがとても良く、皆が魅力的に見えます。
完璧を目指すからこその人間的なよわさ。
みんなそうですよね。
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2020年の冬に天海祐希主演で日テレ系で放送された同名の連ドラの原作ってことだけど、書いたものを自身で脚色したドラマで、ドラマを先に見たものにはノベライズに感じる。収録されている4作はいずれもドラマの各ストーリーに組み込まれてた。それぞれ、メインの登場人物を主役で描かれてる。まあ、出版が2019年末だし、キャスティングもイメージして書いてある感じ。でも、そういうことを離れても、話としては読み易く面白かった
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ドラマを観ていた時に見つけて購入。遅ればせながら今にして読了。ドラマとは微妙に異なるストーリーが見られたが、これはこれで面白かった。文自体は脳外科という専門的な分野の話であるが、難しくなくサクサク読める。登場人物の感情や手術シーンの緊迫感は、やはりドラマの方があったかなという印象。ドラマと原作のストーリーの違いを見つけながら読むと、さらに楽しめるように思う。
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脳外科のことはよくわからないが詳しい説明があり読みやすかった。
みなさん腕はいいがプライベートはイマイチなのが笑った。