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ある意味、これまでの作品の中で小市民の星になりたいという二人にピッタリな短編集でした。
好きな作品は「巴里マカロンの謎」、いかにも小山内さんらしく解決を見ることができる一部(私?)のファンが喜びそうな「花府シュークリームの謎」
しかし、小市民を目指しながら、中々なれないねぇ。
どれも好みでお腹空いてしまった(≧∀≦)
そして、できることであれば、次巻は早めに出してください!
お願いします、切実。
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久々の小市民シリーズ,期待を裏切らない面白さです.
第1話「巴里マカロンの謎」小佐内さんと小鳩君が新しく開店した有名パティスリーのお店に行ったところ,少し目を離した隙に小佐内さんのマカロンが1つ増えていて,そのマカロンの中から指輪が出てきちゃった.さて,どうする.
第2話「紐育チーズケーキの謎」秋桜ちゃん(第1話で知り合った中学生)の学園祭に二人で出かけたら,小佐内さんが男子生徒に連れ去られてしまった.CDはどこにある?
第3話「伯林あげぱんの謎」マスタード入りの揚げパンを食べたのは誰? 犯人(被害者?)は最初から明白.Howdunit (というより,どうしてそうなっちゃったのか)を楽しむ作品.
第4話「花府シュークリームの謎」またまた登場の秋桜ちゃん.誰かに陥れられたようで,停学になっちゃった.小佐内さんと小鳩君は犯人をつきとめられるか?
4編の短編,すべておいしくいただきました.
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お久しぶりの小市民ペア❗
作中ではゆっくりと時が流れていて、2学期が始まる。そこから今回は連作長編風な、4編。
巴里マカロンの謎
ニューヨークチーズケーキの謎
ベルリンあげぱんの謎
フィレンツェシュークリームの謎
1話目でふたりが知り合う秋桜ちゃんが、3話に登場。最後の話しはなかなか後味が悪い。まあ、このビターさ加減も米澤穂信だなぁ。
巴里マカロンとチーズケーキは、小山内さんの活躍のほうが目立ったけど、あとの2話は小鳩くんの面目躍如。
いずれにせよ、いいコンビだよね、このふたり。
スイーツが美味しそうなのもいいけれど、小鳩くんは普通の男子高校生くらいしかスイーツの知識がないので、用語にアワアワしてるところがおもしろい。
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小市民シリーズの短編集で、久々に小鳩と小山内さんに会えました!やっぱりこのシリーズ好きです。マカロンの謎から始まり、小山内さんのスイーツトラブル(?) が次々と。あげぱんの話がお気に入り。誰がタバスコ入りのあげぱんを食べたのか?オチが笑えました!
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冬季限定の前に短編集。時期的には秋季限定の後で合ってるのかな?伯林あんぱんはあれが伏線とは思わなかった……あと花府シュークリームは米澤穂信によくある「人の悪意怖い」パターンだった。
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小市民シリーズ11年ぶりの最新刊。二人ともまだ高校生のままで良かった!(笑)
【巴里マカロンの謎】
注文していない種類のマカロンが皿の上に載っていた謎に挑む二人。
小佐内さんが年下の少女を前にして先輩面しているのがおかしくかった。
【紐育チーズケーキの謎】
小佐内さんの性格は相変わらずダークなままだったので一安心?
【伯林あげぱんの謎】
❝犯人❞は直ぐに分かったが(笑)、どういう経緯でそういうことになったのかは皆目わからず。でも、盗み食いの汚名は晴らすことができたので良かった!
【花府シュークリームの謎】
今回の4つの事件の中では一番重たい内容だった。昔の小佐内さんなら犯人をこてんぱんに叩きのめしていただろうが、少しは大人になったのか・・・?
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小市民を目指す高校生シリーズ。あまりにも久しぶりの新刊!読み始めるのがもったいない(読み始めたら止まらなくてあっという間に終わっちゃうー!)から、自制して1話ずつ読み進めました。マカロンが人気な流行りのパティスリーに、小山内さんから突然誘われて訳もわからずついていく小鳩くん。1話目が核となって4話目まで楽しめましたが…普段それほど甘党ではないのに、めちゃめちゃ甘いものに癒されたくなる〜。あ、この感じ、懐かしい!
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一年生の小佐内さんと小鳩くんの、スイーツ探訪記。冬をやるのかは全く不明な状況で短編集が出たそれだけで飛び上がるほどに嬉しい。短編集だから情報量も多いし展開も早いけど、遊び心のある会話も挟みつつすっきりとまとめてくるのはさすが。地の文での人物たちの描写が間接的なのに雄弁でとってもすき。あとあとのことを考えるとぜんざい食べても厄払い出来なかったね…二杯目を食べそこねたから!伯林あげぱんが微笑ましくて好きだけど、色んな意味でご褒美な花府も好き。冬を待つ。
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嫌ミスとしては面白い。しかし自分の意志を明言せず、雰囲気やシチュエーションから察してもらおうとする人間をリアルに中高生の頃知っていたので楽しめない…小市民、リアルにいたら本当に感じ悪いです。
あと、思うのですが、たくさんの種類のマカロンを食べたいが、セットでは3つしか選べないから困った、のであれば、わざわざ甘味に興味のない知人を帯同させてその人からマカロンを奪うより、一人で2回訪問した方がよほど面倒ではないですよね…
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久しぶりの小市民シリーズ。タイトルに季節が入っていない、番外編ということだろうか。巴里マカロンの謎、紐育チーズケーキの謎、伯林あげぱんの謎、花府シュークリームの謎の四編。
小市民シリーズは古典部シリーズと違い少々ブラックな面があるという認識だったのだけど、今回はあまりその印象はない。紐育チーズケーキの謎くらいか。小市民を目指しているのにという葛藤も薄いように感じた。
また三編に小佐内さんを慕う後輩・秋桜が登場しているのも、いつもと違う雰囲気になっているのかもしれない。
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「小市民シリーズ」の短編集。四編収録。どの話も勿論小鳩君と小佐内さんが活躍するんだけれど今作は古城さんというキャラも結構なキーパーソン。相変わらず小鳩君と小佐内さんは不可思議な事件に遭遇してるなぁ。普通の小市民ならこんなには出会わないと思うぞ。それにしても「伯林あげぱんの謎」のオチには笑ったしこれが一番好きかな。
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このシリーズは初読。古典部シリーズのように、身近に起きる小さな事件を解明していくかわいいストーリーばかり。スイーツ絡めてるので、さらに可愛さが増してます。とても楽しく読めました。ほかの作品も読んでみたくなりました。また、かつての地元のため知ってる地名がたくさん登場し、強いシンパシーも。地下鉄降りて目的地行くまでの光景も目に浮かんで、余計にのめり込みました。今作で米澤先生のサイン会に参加できたため、そんなことも先生と直接お話し出来いい記念になりました。先生、スイーツ詳しいですねー。とても可愛い風貌でいらっしゃることですし(失礼!)、普段から親しんでいらっしゃるのでしょう。可愛いストーリーですが、唸らされるものばかり。これこそ先生の真骨頂です。これからもどんどん読んでいきたいです。
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〈小市民〉シリーズ最新作。
これも、ある意味、新作は出ないものだと思っていたので、喜びもひとしお……。
主人公が2人とも変わらなくて良かった。
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春、夏、秋ときて、冬はないの?と思っていたら、お久しぶりの“小市民”は世界各地のスイーツが登場。
相変わらずの不思議な距離感を保ち続けるふたり。
今回は、小佐内さんがこれまでになくチャーミングでした。
泣き顔という珍しいシーンが見られたり、意外なほどに古城さんに優しかったり、ラストでお菓子に囲まれて、ただめちゃくちゃ幸せそうだったり。
小鳩くん、次作では今度はキミが格好いいところを披露できるとイイね。
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帯に「11年ぶりシリーズ最新刊」とあったので、シリーズを全然読んでないけど…と迷いながら読んでみる。
全然心配無用だった。小佐内さんと小鳩君、二人のキャラクターがすんなり想像できて、お話も面白かった♡
今は「シリーズ好評既刊」というのを読みたいような読みたくないような……