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妻に勧められて即読み。
Twitterで育児絵日記をつぶやいているむぴーさんの書籍
「母になる」ということで抱える悩み、不安を
柔らかいタッチの漫画で表現している作品
パパになって1年、
共感できることがいっぱいで
他にもこんな想いでいる人がたくさんいるんだと思うと
救われる
明日も頑張れる
そんな勇気をくれる作品です。
一節だけ紹介
「ずっと続くと思っていた時間が実は永遠じゃなかったことにあなたもそのうち気づくでしょう」
「その時大変だったあの日々が、急に特別な輝かしい日々に思えるでしょう」
素敵な言葉を使う人だなと思った。
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この夫婦のように、やはり母親がメインになり、父親は補佐的な感じになることは、どうしたって起きてしまうことだと思う。そこにムカついてしまいそうだけど、そんな時どんな風に思ってそうしてたのかが父親側の目線からも描かれているのがいいなと思った。
それにしたって、わたしも数日後には赤ん坊が産まれて、きっとリサのようにいっぱいいっぱいになって泣く日が来るだろう。
そんな時やっぱり遠慮なく泣きつけるのは夫だろうと思う。
夫には遠慮なく全てをぶちまけさせてもらおう!そんで一緒に親になろう!って強く思えた一冊でした。
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ちょっとほっこりしたいときに読むのにぴったりで、共感して、うるっとする本。
今息子は9ヶ月ですが、産まれたてのかよわい命を抱えて、母になるというプレッシャーと責任の大きさに戸惑っていたころのことを懐かしく、そして愛おしく思い出した。
実母への思いも共感。産後すぐ手伝いに来てくれた母が息子を通して私が幼かった頃のことを思い出し、うれしそうに話してくれることがしょっちゅうあり、沢山の愛を注いで育ててくれたことにただただ感謝。母はいつまでも母で、母の前では子どもはいつまでも子ども。
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出産時に感じた戸惑いや不安などのマイナスな気持ちを汲んでくれる本です。初めての子育てに戸惑っている人にオススメです。
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この数年で、育児界隈で大きく変わったこと。
それは、「育児がつらい」「子どもがかわいくない」などを、声に出してもいいんだという風潮になったことだと思う。
こういう気持ち(産後のホルモンバランスが原因だったりもする)は、むかしから絶対にあったはずなのに、私が育児真っ最中だった20年くらい前は、それをおおっぴらに言うことは、暗黙のうちでタブーとされていたように思う。
だから、当時の私は自分の気持ちにびっくりした。
出産直後、「子どもが可愛い!!」という爆発的な喜びがやってくると思っていたのに、実際に感じたのは「これから、この子をきちんと育てていけるのだろうか」という絶望にも似た不安。
誰にも、たとえ家族にも打ち明けられなかった。
この本に書いてあるのは、当時の私の気持ちにとっても近くて、20年以上経った今でも、なんだかとても安心できた。
今時は、SNSで悩みを共有したり、多様性が受け入れられる世の中になったり、ネガティブな感情の行き場があっていいなぁと思う。
こういう本が出ることも、とてもうれしい。
そんなマイナス気分からスタートした私の育児だが、子どもたちも成人したいま、とてもとても楽しかったといえる。
というか、現在進行形で、子どもはどんどんかわいくなっている。
大人になった自分の子ども、というのは、自分の相棒でもあり、親友でもある、不思議な存在。
私も、親になったから経験できたことがたくさんあり、感謝している。
ただ、あのときのネガティブな感情を「喉元過ぎれば熱さ忘れる」といった感じで、なかったことにはしたくない。
無責任に「育児って、楽しいよ~」とは絶対に言えない。
あのときがあっての今なのだ、と折に触れ考える。