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オペラが成立した時代背景等がよく分かり面白かった。ワーグナーが反ユダヤ主義者だったせいで、ドイツの政治家や高官たちは長らくバイロイトで音楽を楽しむことが出来なかったが、小泉純一郎氏元首相のドイツ、バイロイト訪問がきっかけで、それが解かれた話などは知らなかった。
ジャンヌ・ダルクの話を読んで、人類の蛮行がついこの間まで普通に行われていたし、世界の一部ではいまだ行われていることを思い出してゾッとした。
ヴェルディの、ジョアンナ・ダルコを未聴だったことを思い出し、早速聴いてみた。
著者の作品をもう少し読んでみたい。
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オペラと聞いたらいかにも高貴な人が楽しむ道楽で、自分とは全く無関係な嗜み…と思っていたが、この本をも読むとその考えが変わった。
オペラには、その国の特徴やそれが製作された時点での政治的側面が色濃く出ているという。それがモーツァルトやワーグナーなど一流の音楽家の作曲とともに投影される。何とも興味深い話ではないか。
個人的に印象的だったのはジャポニズムを描いた「蝶々夫人」。ヨーロッパ人の持つ日本の見方が(偏見っぽい側面でもあるが…)が表現されてるようだ。本場ヨーロッパでぜひ観てみたい。
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まずはYouTubeでオペラ(フィガロの結婚)を観てみたが、音楽、声楽に精通していると面白くなると感じる。ストーリーとしては面白い。
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https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdetail/p/KP00032426/