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人生は山あり、谷あり。
美味しいもので他の人の力になってきたお妙さんが、今回は只次郎に力づけられる。
寄り添って生きる人々は、とても愛おしく、尊い。
でも、なんて爆弾を最後に投下するんですか、坂井先生!
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湯島の出火で「ぜんや」にも火の手が。幼い頃の
記憶がよみがえり、翌日から腑抜けたように
なってしまったお妙を励まそうと、只次郎は
浅草へ繰り出し…。人情時代小説第8巻。
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お妙に対する只次郎の気持ちが明らかになってくるにつれ、お妙の心境にも変化が現れるてくる。
お勝やおえん、周りの常連たちも興味津々。
今回もお妙の料理が只次郎たちを魅了する。
そんな中、お妙とぜんやに災難が。
心ここにあらずとなったお妙は、あることをきっかけに両親が亡くなった事件の記憶を取り戻してしまう。
心身共に弱っているお妙を支え続けた只次郎に対するお妙の気持ちにも変化が。
第八巻となるが、まだまだ物語は続いていきそうだ。
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謎の?絵師は勝川春朗...後の葛飾北斎!
レギュラー入りしないかな.
お妙と只次郎の恋が進むかに見える中,お妙の両親の死をめぐる新たなミステリーが...
只次郎がちょっとたくましくなりました。
そういえば,この卷はウグイスの話題がほとんどありませんでした.ルリオとハリオは,とりあえず元気そうですが.
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シリーズ第8弾。
湯島からの出火で「ぜんや」も炎に包まれてしまいます。
幼い頃の火事のトラウマを持つお妙は、ショックですっかり自失状態に・・。
只次郎やお志乃が、何とかお妙に元気になってもらいたいと、寄り添い支えようとする姿が素敵です。
そして、封印していた記憶がよみがえった事で、お妙の両親の死の真相の謎が浮かび上がります。
またお妙に新たな悩みができてしまいましたが、徐々にたくましくなってきている只次郎と共に、乗り越えてほしいですね。
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「居酒屋ぜんや」シリーズ第8弾。
読み終わってみると、今回のサブタイトルのお料理は、全く持って特別である。
平凡な日常で始まるが、下っぱ火消の臥煙(がえん…という身分)のあんちゃんは先触れであったのか?
とんでもないことが起きる。
只次郎とのお互いの気持ちもまた一段とそれぞれが自覚するようになり、不幸な出来事ではあったが、ある意味邪魔する物が消えたかと思えたのだが…
これまで、お妙は心のこもった料理でたくさんの人々の心や身体を救ってきた。
見返りを期待したわけではないし、自分の料理が人を幸せにすることを喜びともしてきた。
今度は、皆がお妙を支える番。
住むところはバラバラになってしまったが、人々のつながりが優しい。
お土産の藁しべ長者にもほほ笑んだのでした。
そして、何もできないお嬢さんだったお志乃の成長が、ホントに嬉しく感じられる。
しかし、また、お妙のとんでもない過去が明らかになった。
毎回、元号と年がはっきりと記されるのは、やはり大きな出来事とかかわりがあるのか?と勘ぐってしまう。
お妙はいつまで「ぜんや」という名の店を続けるのか…気になります。
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坂井希久子 著「とろとろ卵がゆ」、居酒屋ぜんやシリーズ№8、2020.3発行。ぜんやの女将・お妙と侍・林只次郎の物語。月見団子、骨切り、忍ぶれど、夢うつつ、持つべきもの の5話。火事でぜんやは全焼し、お妙は虚ろな状態が続くも、「私には、あなたより大事なものはないんです」、只次郎の言葉と思いがお妙の心を癒します。
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最近、めぞん一刻についてのツイートを見て、この本を思いだした。響子さんと五代くんみたいにしあわせになってほしい。
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おお、またもや、非日常の事件が〰️。
このシリーズを読むと、人はいろんな人に支えられて生きているんだなぁと実感。自分の周りの人に感謝したり、優しくなれたりする気がします!
次の巻がかなり気になる。
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図書館で借りたもの。
湯島からの出火で「ぜんや」にも火の手が。幼い頃の記憶がよみがえり、翌日から腑抜けたようになってしまったお妙を励まそうと、只次郎は浅草へ繰り出し…。
シリーズ8作目。
読みながら「やっぱりぜんやはいいわぁ~」としみじみと思った。
お餅をいろんな食べ方で食べるシーンは、お腹が空いて仕方なかった。笑
月見団子や鰤の若魚の呼び方が、西と東で違うとか、勉強になることも多い。
お妙と只次郎の関係は、もどかしく思いながら読んだ。
只次郎は自分の気持ちを隠さずにいるようになって、いいぞいいぞー!
『私には、あなたより大事なものはないんです』
には拍手!!よく言ったー!
お妙は自分の気持ちに気づいたけど隠し通すと決めた。
『しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで』
周りの人には丸わかりなんだけどね。笑
もういない善助との思い出がたくさんあるけど、増えることはない。
その思いを抱えながら、只次郎と一緒になって欲しいけどなぁ。
善助のこともひっくるめて大切にしてくれるよ只次郎なら!
(なんか「めぞん一刻」を思わせるね)
火事によって幼い頃の記憶が戻ったお妙。
ただの火事ではなく、押し入ってきた賊に親は殺され、そのあと火をつけられたのだ。
本当にただの賊だったのか…今後はこの話も入ってくるかな。
神田花房町は火除け地となり、代地を与えられることになった。
善助が遺してくれたぜんやは焼けてしまったけど、今度は新しい場所でぜんやが始まるんだね。
三文字屋の白粉の宣伝のためにお妙さんを描いた絵師は若かりし頃の葛飾北斎!?(「勝川春朗」と名乗っていた!)
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今回のタイトル「とろとろ卵がゆ」は妙さんの料理ではなく、妙さんを思う只次郎さんの料理。
居酒屋ぜんやが火焼失してしまい、また、妙さんの両親の死の真実も思い出してしまう。
身も心ボロボロの妙さんになんとか立ち直ってほしいと周りは温かい。
ぜんやの再開が楽しみ。
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シリーズ物なのに、本のタイトルにつられて思わず手に取ってしまったこの一冊。これを読んでみて面白かったら1巻目から読もうと思ったらハマってしまい1巻目から一気に読んでしまったのが昨年の事。今まで時代物に全く興味が無かったけれど、読書に留まらず時代劇ドラマにまでハマるきっかけになった一冊。全然内容の感想じゃない... (^.^)
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何と火事で「ぜんや」が…
腑抜けになってしまった様なお妙の為に只次郎が手助けを得ての卵がゆ。
羨ましい限り。
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居酒屋ぜんやシリーズ第8巻。前巻から続けて読んだから、寛政五年にどっぷり。
開き直った只次郎は強いの巻(笑)月見団子の話は女三人に只次郎一人のバランスがとてもよくて面白かった。でもその後は怒涛の展開。お妙がモデルをしたかと思いきや火事!(裏表紙にあらすじあるんでネタバレしますが)正気を失うお妙に卵がゆをこさえちゃう只次郎の愛情の深さよ!!わらしべ長者もよかった。キャラがほんとに立ってるんだよなぁ。だからスルスル読める。時代小説は苦手なんだけどな。
最後はお志乃ちゃん(もう、お志乃さんやな。立派になって)が持っていった感じあるけど。シリーズはあと2巻で終わりとのこと。全ての謎が解けるのかな。楽しみ!!
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お妙と只次郎との関係が少しずつ近づいている。
ぜんやの再会も気になるし、まだまだこのシリーズは面白い。