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【1.読む目的】
・アフターコロナの世界情勢をよりよく理解するために、大前研一の考えをしる。
【2.気付きや気になった点、面白かった点等】
【3.感想】
・さすがに看板(帯)に偽りありだと思う笑、確かめなかった自分も悪いけど、99%くらいがコロナ前の執筆。。
・とはいえ潮流をざっと理解するうえではよかった。
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https://www.silkroadin.com/2020/06/blog-post_19.html
コロナウイルスだけでなく、世界は多くの問題を抱えています。
特に地球規模で取り組まなくてはならない「環境と人権の保護」について、
各国が自国優先主義を脱ぎ捨てグローバルな問題解決に取り組まなくてはならないと言われています。
そして、日本も多くの問題を抱えています。
税金頼みの国は、必ず疲弊する。いまの安倍政権がそうだ。国が国民から集めた金を好き放題使い、足りなくなれば増税を繰り返せば、政治家と役人は劣化し、経済も衰退していかざるを得ないのである。税金で繁栄した国は、歴史上存在しない。(引用、大前研一 世界の潮流2020~21/プレジデント社)
税金に頼らない繁栄には都市や企業が直接海外と繋がるという方法があり、
世界を見てみると大きな国の近くで、その国の経済規模を利用して栄えている国は多くある。
既に始まっている新時代をどのように生き抜けばよいか。
世界情勢や経済の動向、21世紀の世界が目指すべき形、日本の現在と未来。
本書はタイトル通り、世界の潮流2020~21をわたしたちに示します。
全174ページ、読みやすくわかりやすい内容になっているので読書習慣のない方にもオススメの一冊です。
大前研一 世界の潮流2020~21/プレジデント社
是非ご覧ください。
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現状に沿ってかつ革新的な改革案はよい。
しかし、コロナ後の発行とうたっておきながら、ほとんどがコロナ前に書かれた内容だった。
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世界情勢を網羅的にまとめてくれてはいるが、基本的に新聞情報以上の考察に乏しい。もっと大前節が聞きたかった。
以下メモ
・中国は地方の権力が大きい、なんでもできる。ただし7%成長、暴動鎮圧、汚職なしは必達
・日本の道
1. イタリアモデル、国に頼らず直接世界と勝負する
2. メガリージョン、シリコンバレーのように年単位で世界から人もの金を呼び込んで反映を気付く、ただし憲法8章で地方に自治権がないのがネック
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大前研一氏による、コロナ後の世界とコロナ前後の動きについて。
世界経済は、米中対立、欧州ではイギリスのハードブレクジット、アイルランド独立問題、そして世界の上場会社の業績が悪化する中、金余りの状態でマーケットは株式に金が流れ込んでいるため株価が下がらない。
世界情勢では、自国第一主義、ミーファースト、ポピュリズムが台頭している。
では21世紀はどういう世界になるべきか、これは分断されている今、そこから連帯がキーと説く。その中で日本が取り残されている感が否めない、一方でクオリティ国家を目指していくべきと。スイスのように、強い企業を生み出すには、人材の流動性、つまり優秀な人材を世界に出していくことで世界で稼いで帰ってきてもらうという構図だろうか。日本は、狭い日本のマーケットを取り合う。しかしそれではGDPは上がらない。世界で活躍できる人材をいかに生み出すか、そして外国人が活躍できる土壌、ワンチームの実現がだいじでそれをラグビー日本代表になぞらえている。
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このタイミングで欧州に行って世界を見れるのは面白いと思えた。以下は答えが書かれていないが視野が広がった質問。
・国連常任理事国に中・ロが入る理由
・事務総長が大国以外から選ばれる理由
・EU本部がブリュッセルにある理由
・EU議会がストラスブールにある理由
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広範囲の物事を、経済と政治の大枠でまとめてある。少なくとも新聞を読んでいれば、ほとんどのことは把握できるが、復習としてはよい。
政治、とくに安倍政権とトランプ政権はばっさり切られていた。まあ、そうだろうと思う。マクロンの資質の評価は高いが、政策は正しくても、国民への説明の仕方が非常に大事で難しいことを改めて感じた。
デジタル課税が思ったより多くの国で導入されたか、導入間近であることは、私は拾い切れていなかったので、今回把握できた。
日本の国債が暴落しないのは、「世界に類を見ない超低欲望社会」だからであるとのこと。
間の説明がないのだけれど、お金を使わないから物の価格が上がらず(インフレ率が上がらず)、国債が暴落しない、という理解で合っているかしら。
二十一世紀のあるべき姿は、記載の量が少なく、仮定も案も具体的でなく、そのまま章が終わってしまった。
日本はどうすればよいかについて、STEAMやAIの教育をすれば労働生産性が上がるのかが疑問。
教育システムの課題と対応策については、本書の中では具体的に書かれている。私はできる範囲で、子供の教育をするとともに、なにより自分自身の教育をしないとな、と思う。思うだけではいけないが。
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今後の社会のテストに出そうな内容。
プラスアルファ大前さんの考えも載っており、さらっと読めるので、世の中の情勢を知りたい方にはおすすめです。
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<目次>
まえがき
第1章世界経済の動向、日本化=低欲望化する世界
第2章世界情勢の動向、分断される世界
第3章21世紀のあるべき姿、分断から連帯へ
第4章日本の動向、劣等感の塊になってしまった日本
第5章日本はどうすればいいか
あとがき
P141
大国の近くで大国の経済規模を利用して栄る
アメリカーカナダ
ドイツースイス、デンマーク
ロシアーフィンランド
中国ー日本?
P142スウェーデン企業でありながらドイツを最大の市場
としているH&M
P145都市国家イタリアモデル
イタリア国民は国や政府の問題を考えるのは時間の
無駄と割り切って期待することをあきらめている
毎年年の半ばに発行される大前本。
世界情勢がザクッとまとめてあり、わかりやすい。
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世界の大きな動きを知るのにとても役立った。
理解できていないこと、知らないことが多かったので大変勉強になった。
事実と主張が結構混ざって書かれているので、安易に鵜呑みせずに、調べて深掘りするためのきっかけにするのがいいかと感じた。
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これもある方より。
昨年の世界経済(政治)の情勢を、手軽におさらいすることはできた。今更聞けないような用語などもいくつかあった。
公の仕事に就いていて良いのか、ここままで良いのか、という気にはなった。