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大人になった未来に縛られたくない至と、未来も一緒に居たいと願う北斗のふたりの高校生から大学生のモラトリアムを描いた話。
昔、母に捨てられ〝約束〟が嫌いな至と、純粋な北斗は大人になるまでの恋の約束をする。
〝ハタチになったら別れる〟
時間軸が変わるので読み解くのが少し難しいけど、期限の決まった恋愛がどう変化して最後を迎えるのか、楽しく読むことができました。
〝至〟と〝北斗〟という名前は幼少期のトラウマで生き方に迷っていた至を照らしてくれる星のような北斗、そして色んなところに行っても帰る目標になる、そんな意味もこもっているようで素敵なネーミングセンス。
〝愛想なんて大切な誰かにだけ振りまいていたらいいのよ〟
百合ちゃんの言葉がとても素敵でこんなおばあちゃんになりたい。
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言葉選びというのだろうか、とても繊細でした
20歳になったら別れてしまうという条件でお付き合いを始めた二人、でもほんと最後ハッピーエンドでよかったです
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表紙がきれいで思わず買ってしまった。
20歳になったら別れる約束で付き合う、至と北斗。
scence.1 で20歳になる北斗。
そこで急にもう泣けた。scence.2で高校時代に戻って話が進むのですが
その切なさを引きずりながら読むから、ずっと切ない。
終わりがきまってて、進むと幸せもなにも最後が・・・・って。
これ、最後にかきおろしがあるんですが、書下ろしなしで、連載だけ読んでいたら
エンディングが違うってこと?
last senceだと分かれて終わるけど、
書下ろしで数年後になって・・・
うわぁ~~。単行本が初見でよかったぁぁぁぁ。
これ、last senceで終わったままだったら、つらすぎるやん~~~