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オレンジページ掲載エッセイ散歩シリーズももう4作目かぁ…トトちゃんももう8歳ですって!
相変わらずの角田さんのエッセイなんだけど、カルビ派からロース派になったり、肉好きと知れ渡ってるのが恥ずかしいとなってたり時を感じました笑。和やかに進むエッセイ大好き
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エッセイは著者の人柄が出る。
いつも著者のエッセイは”あるある””そうそう”とめっちゃ共感うなづきながら、あっという間に読んでしまう。
旅先で早朝並んでまで評判のお店に行きたいとは思わないし、(その時点で深夜まで飲んでいてね)
旅って何に対して熱意があるかで似たものの熱意がある人と行くのが心地いいのかもね。
・私も便利万能調味料がほしい!
・鏡も見る時、私も気合を入れて見たくない部分はないものとして多分見てるんだろうな。
あと猫(トト)も写真が随所に載っていて可愛い。
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『人気作家・角田光代さんが雑誌オレンジページにて14年に渡り連載を続けているエッセイ「散歩」シリーズ第4弾。多忙ななか、京都出張の折りに震えるほどおいしい卵サンドに出会ったり、魚卵好きで朝から明太子のために行列に並んだり。迷路のような渋谷で途方にくれたり、まったく進まない本棚整理を楽しんでいたり。
あっという間に過ぎてしまう日々のできごとを鮮やかに描いた1冊。』
これだけ読みながらニンマリしてしまうエッセイも少ない。筆力、観察力もあるのだが、角田さんのキャラが認知されるところになっていて、やや天然ボケ気味に動くだけでおかしい。
持ち物の猫グッズに気づいた人が、ひとつ目には「可愛い」2つ目には「好きなんですね」3つ目には「微妙な空気」と反応する
昭和ハラスメント
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オレンジページ連載のエッセー.日常の何気ない気づきや考えたこと,猫や夫,友人とのあれこれなどが気取らない文章で書かれていて,共感したり驚いたりとても楽しい.京都のタマゴサンドはあまりに美味しそうで,洋風出し巻き卵を作ってパンに挟んで食べました.
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あるある!って声に出して言いそうになってしまう、日常のさりげない一コマを切り取ったエッセイ集。
自分の心の動きにここまで敏感になれたら、毎日が自ずと充実するんだろうな。
身の回りに起こっていることが、もしかしたらすごくワクワクすることなのかもって思わせてくれた一冊。
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平日の日中ごくごく普通に綺麗な女性が歩いていた。ところが彼女の履いていたミニスカートの裾の一部がパンツの中にたくしこまれていた。さらにそこからトイレットペーパーが1メートルほどたなびいている。磁場がぐにゃりと曲がったようなシュールすぎて夢を見ているような目の前の現実・・・・。本書はオレンジページに掲載されたエッセイ集。もう第4集くらいだから相当長く続いている。本当かと耳を疑う。料理と全然関係ないテーマも結構多く誰でも楽しめる。
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図書館で借りたもの。
京都の卵サンドのおいしさに震え、ドラマロスになり、レモンサワーをこよなく愛す。年を重ねても変わらない、角田光代のかけがえのない日常。オレンジページ人気エッセイ第四弾!
「食」「私」「世間」「暮らし」の4章からなる。「食」の章だけで1冊読みたいくらいやっぱり食エッセイが好き!
昼食のわくわく感わかるなぁ。
私も観劇の時に1人でランチするお店を調べるの好き!
Siriに話しかけるのは恥ずかしいけど猫にはふつうに話しかける…(笑)
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日常らしい日常が転がっているが、愛おしくも書かれているので普通の暮らしをコツコツと日々過ごしているのだなと思えた。
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オレンジページで連載しているエッセイをまとめたもの。角田さんの書くエッセイは、こちらは読んでるだけなのにおしゃべりしてる感覚で読めるのでとても癒やされるしたのしい。
たまごサンドの話を3話に渡って書いているのだけど、京都で食べたたまごサンドになかなか出会えないだけなのにそれが笑える。
「明日には忘れてしまう、どうでもいい話を書き続ける」、と角田さんは言っていたけれど、こうやって「書く」ことで何気ないことが特別に感じられるんだなぁと思った。
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人気作家・角田光代さんが雑誌オレンジページにて14年に渡り連載を続けているエッセイ「散歩」シリーズ第4弾。多忙ななか、京都出張の折りに震えるほどおいしい卵サンドに出会ったり、魚卵好きで朝から明太子のために行列に並んだり。迷路のような渋谷で途方にくれたり、まったく進まない本棚整理を楽しんでいたり。
あっという間に過ぎてしまう日々のできごとを鮮やかに描いた1冊。
今30代半ばの私は、40、50と歳を重ねていっても、今と同じなんじゃないかと思っているけれど、周りは年下ばかりになるし、きっと自分は若いつもりでもおばさんと思われるんだろう。
それでも、このエッセイを読んでみると、新しい好み(食や服)を開拓できたり、些細なことが気にならなくなって楽になったり、なんだか楽しそう。
あとがきに書かれている『年齢を重ねれば重ねるだけ、月日の流れは速くなる。そして一日一日のことをすぐ忘れるようになる。…でもその日は確実にあって、その日を私たちはちゃんと暮らしてきた。』
という言葉が、過去の自分への自信と、未来の自分への希望を与えてくれる気がした。
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角田光代『晴れの日散歩』を読んだ。2020年1月までのオレンジページ掲載のものをまとめたもので、コロナ前の角田さんの平和な日常が綴られています。かわいい猫の話、たくさんの食べ物の話などの何気ない日常に角田さん独特の目線が新鮮だったり面白かったり。読み終えるのがもったいないエッセイでした。
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オレンジページに連載されていたものを書籍化したエッセイ。角田さんの日々の記録みたいな感じでサラッと読める。文体や感性がやっぱり好き。
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京都の玉子サンド!角田光代さんが書くとなんと美味しそうなことよ!
京都には何度か行ったことがあるのに、そんな美味しそうなものがあるとは全然知らなかった。
次に行く機会があればぜひ食べてみたいなぁ。
そんなふうに思わせる、さらっとしているのに人を動かせる文章が書ける著者の力がすごい。
それから、ひとつひとつのタイトルも面白い。
「万能という恐怖」「ティッシュの善意」「ヌレギニストたち」「ホラーさん」など、内容を読んでから改めてタイトルを読むとなるほどー!と膝を打つものしみじみするもの、色とりどりだ。
あと、猫かわいい!
随所に潜むねこの影笑
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『晴れの日散歩』読了。
2年かけて最新刊まで読みました!!
とっても面白かった。
角田さんのエッセイを読むと、今が燻っていてもこの先10年20年も楽しい日がずっと続くんだよと教えてくれているような気にさえなる。とても希望的になれた。それくらい食と共に歳を重ねることを楽しんでいるような内容でした。私自身、歳を取ることに臆病になっていたことに気付けました。
京都の卵サンドを執念深く4回に渡り食べたいと書いてあったの面白かったな〜笑、どんだけ食べたいんだって私も突っ込んでしまったわ笑
お茶目な一面を垣間見ることができて面白かったです!!
2021.12.4(1回目)
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テーマもちゃんとおもしろいし、なにより上手な文章は読んでいて心地よい。こういうしっかりしたエッセイを久しぶりに読んだ気がする。