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いや~、まさか上弦の壱との戦いだけで1冊丸々使うとは思わなかった!でも、それによって黒死牟との白熱する極限バトルが思う存分に描かれているのだから堪らない!
月の呼吸を操り、たった一人で3人の柱を圧倒する黒死牟。上弦の壱という名に恥じない強さである
鬼殺隊の柱の中でも強者に分類されるだろう無一郎、実弥、行冥の刃がまるで届きそうにない黒死牟の強さには眼を見張る
でも、行冥達だって柱の名に甘んじる存在ではないわけで
黒死牟との戦いの中で何度も限界を超え、幾つもの成長を見せ、少しずつ黒死牟を追い詰めていく流れは素晴らしいの一言!
また、強者たちの戦いに少しでも加勢すべく自分の中に芽生えた恐れに打ち勝ち柱達と同じように限界を超えてみせた玄弥も素晴らしい
この巻では出番のなかった炭治郎だけど、玄弥の回想にで助言を送る形で登場。出番が少ない分、限られた言葉で良いことを言っているね
一番弱いからこそ、一番可能性がある。黒死牟と柱3人の共闘。本来、玄弥はこの戦いに交れるような強さではない。でも、だからこそ、黒死牟が全く予測していなかった一撃を放てる。それが柱たちの戦いを有利に進めてくれる
ただ、限界の限界を超えた鬼殺隊士の更に上を超えてくるのが上弦の鬼なわけで
まさかあの局面からあれだけ足掻いてくるとは……
猗窩座が至りかけた『何か別の生き物』。それと同じように黒死牟も変化を始めたのだけど……。その姿こそが黒死牟を止めてしまうというのは皮肉な話
その後に語られた黒死牟、厳勝と日の呼吸の使い手、縁壱の過去
この過去編では現在の鬼殺隊に繋がる様々な要素が語られたね
縁壱が使った日の呼吸がどうして竈門家に伝えられたのかはまだ判らないけれど、かなり多くの謎が明かされたような
ただ、それと同じくらい気になってしまったのは厳勝の悔いか
これまで登場した鬼は残虐な行為が目立つものばかりだけど、その中には今際の際に後悔や懺悔を語り人としての心を取り戻し何かしらの救いが得られることが多々有った
けれど、厳勝にはそれがない。
多くを持たぬが唯一無二の力を持つ縁壱に焦がれた末に全てを失った厳勝には悔いも後悔も救いもない。只々、報われないまま終わる
別に印象的な登場をした鬼は全て救われるべきとかは思っていないけれど、ここまで報われないまま終わられてしまうとそれはそれでこちらの心に訴えかけてくるものがある……
終ぞ勝てなかった弟が肌身離さず持っていた笛。それを切断した状態のままその身に取り込んでいた彼は一体何を思って縁壱に焦がれ続けたのだろう……
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もう、次の巻も出たというのに、やっと読んだよ。。。
上弦の壱はなぜ呼吸法を使うのか……それは、元・鬼殺隊だから!!
無一郎に受け継がれてるのも種明かしされたけど、なんで炭治郎に受け継がれてるのかは謎のまま。
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上弦の壱・黒死牟が倒された時に、喜ぶという感じにはならなかったな。
「私は○○を極めたい。一番でありたい。」
そう思う自分の前に、もし天才が現れて「自分のやっている事がそのレベルにまで達する事ができないという現実」を自分自身でわかってしまう結果になったとしたら??
「私には○○はちょっと無理そうだから、△△を極めてみよう」
と方向転換できればいいけれど、それができない時ってとても苦しいものなんだなって黒死牟の回想シーン見てて思ってしまった。
「自分には○○しかない。」っていう事がわかっているからこそ余計に悔しくなるし、悩んでしまうんだろうか。
「やりたい事をしよう」といろんなメディアで言われる中で、黒死牟のようになってしまう人が出てもおかしくない。
気持ちの切り替えが必要という事かしら。
…と読んだ後でアレコレ考えちゃいました。
21巻は7月3日(金)発売予定との事で、待ち遠しいことこの上ないです。
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まさか主人公サイドが全く関わらずに上弦の一が終わるとは思ってなかった。
面白い。早く続きが読みたい。
・げんやの能力関係はもっと掘り下げて欲しかったけど、あんなものかなあ?
・どの時代でも一目でそれとわかる炎柱の血、すごくね?
・赤い刀、新情報? 前にそんな話あったっけ
・コクシボウ、他の鬼と違って無惨様と仲良さそう。
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上弦の壱との戦闘がようやく決着。連載で読んでるときはあまり気にならなかったけど、あらためて単行本で読むと戦闘シーンに関しては割と同じような展開になりがちだな。
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やはり、双子だった…上弦の壱。
鬼になったから日の呼吸から月の呼吸に変わったのか?とも思ったりしたけど。別人でよかった!
伏線、結構巧い。
しかし、鬼舞辻を倒すまでに、皆さん、満身創痍なんだけど…。亡くなる方もおられるし…。゚(゚´Д`゚)゚。
鬼が人間だったときの話が重い。人間の弱さ、醜さ全開。でも、だからこそ同情も感情移入もする。
そこが魅力なんだろうなぁ。
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Nスタで紹介!
激しさを増す戦いの中、二人の柱は痣を出現させ連携して戦うも驚異的な強さに圧倒されー。激闘の行方は!?
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尻上がりに盛り上がってきたな。
黒死牟と、炭次郎の前世的な記憶に出てきた人物が別人だったのには、「あの人が何故鬼に?』的な見方していたのでちょっと驚いた。
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鬼狩りと呼吸の歴史が一部明かされた。鬼が鬼殺隊を指して「子孫を殺した」と内省したのが印象的。上弦の壱と縁壱のエピソードは子供にも伝わるんだろうか。
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上弦の壱vs岩柱・風柱・霞柱・玄弥
継国兄弟の過去回想を絡めた戦闘。継国巌勝(黒死牟)は弟(継国縁壱)への劣等感を持ち、剣道を極める為に鬼化した。しかし、目的と手段の混同から、自己矛盾・無力感に苛まれたまま倒れた。
戦闘においては、柱3人は痣を発現し、4人で連携して削ぎ、首を落とした。しかし、首切断の克服を果たした黒死牟により、玄弥と無一郎は命を落とす。
日の呼吸を生み出した縁壱との因縁がある黒死牟との戦闘で、同じく日の呼吸を使える主人公・炭治郎がいないのが腑に落ちなかった。継国の血を継ぐ無一郎はいるが、その絡みも浅薄で、回想シーンを入れるなら炭治郎が必須だと思った。しかし、黒死牟の無力感を際立たせる為に敢えて日の呼吸の剣士と戦わせなかったのか??そうしたら仕方なかったのかな。
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20巻は哲学でした…人はなんのために生きているのか、何を成すために生きているのか。
味方キャラも敵キャラもこんなに掘り下げてしかも泣ける、鬼滅の真髄が詰まっていました。
そしておまけのキメツ学園の伊黒先生の説明で笑う。
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本誌の方では、5/18発売号で本当に完結したみたい。となると、コミックスはあと2冊くらい?きっと引き延ばしになるんだろうと思っていただけに、潔さはあっぱれ。にしても、買っといてなんだけど、そこまで売れまくる理由が、やっぱり自分には… でも面白いには違いないし、クライマックスも気になるし、もう次が待ち遠しい。
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本誌で読んでるのでわかってるんだけど、コミックスはきれいだし細かいところまでじっくり読めるのでよい。
おまけ漫画かわいい。
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ジャンプでは連載が終わったとのこと。
展開が早く、引っ張らないのは好感が持てる。
今作は上弦の1との死闘が決着。
この漫画は敵役の鬼のバックボーンが、きちんと描かれていて良い。
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──私たちの才覚をしのぐものが今この瞬間にも産声を上げている。
彼らがまた同じ場所まで辿り着くだろう
なんの心配もいらぬ
私たちはいつでも安心して人生の幕を引けば良い
浮きたつような気持ちになりませぬか 兄上(第175話)
上弦の壱との戦いを収録の第20巻
ラスボス前のバトルで、最高の戦力が全てかなぐり捨てて戦いに挑むこの絶望感は少年漫画の盛り上がりとして感動的ですらあります。
連載は先日完結しました。「もうちょっと続くんじゃよ」にならず最高の終わり方をしたことに賛美を送りたい。
と言ってもここ10年ほどのジャンプ人気作はほぼ引き延ばしなしで終わっているので、マンガ作品としての完成度が重視されるようになって来ているというのは読者としてはありがたい。