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こないだ読んだ『アンドロメダ病原体』の続編。ダニエル・H・ウィルソンがマイクル・クライトンの遺族の承認を得て書きました。コロナの流行に乗って書かれたのではなく、アメリカでは2019年の11月出版、日本語訳は2020年5月出版です。
最初から最後まで予想外の展開の連続。SFって本当に楽しいなあと思える小説です。
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「病原体」という標題もあり、時節柄、解説者もコロナウィルスに言及しているけど、上巻の感想に書いた通り、内容はまったく違う。同時期(2019年)に発表されたカナダのTVドラマ(Amazon)の「アウトブレイク」こそ、翌年勃発するコロナ異変を正確に予見した秀作です。
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・・・
え??生き残っちゃうとかあり???
映画とかでパっと観れば楽しめるかもしれないけど、文章で読んでると、(ヾノ・∀・`)ムリムリ、(ヾノ・∀・`)ナイナイ
って呆れて一気読みは出来なかった
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上巻でなんとなく感じていたのだが、下巻になると確信に変わった。本書は続編であって続編ではない。さらに、いわゆる“伝染病”を扱った作品でもない。読んだという記憶以外はなにも覚えていないに等しいが、前作はSF的な設定ではあってもSFではなかったと思う。対して、本書はバリバリのSFである。しかもかなりブッ飛んだ面白さだ。久し振りにセンス・オブ・ワンダーを感じた。
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2020年9月「眼横鼻直」
https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2020/0901-9447.html
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マイケル・クライトンの凄いところは、SFであっても発想は実際の科学やテクノロジーの限界からくる危機に着目しているところからスタートするからリアルにぞっとする。
「アンドロメダ病原体」も、アポロ宇宙計画が始まったタイミングで、宇宙飛行士の検疫をどうするかという課題に立脚している。もし、宇宙や月に未知の病原体がいて宇宙飛行士が地球に持ちこむ可能性はゼロなのか?持ち込んでしまったらどうなる?という一般には知れ渡っていないけれども、最新の科学と事実から導き出された恐怖を構築していくのだ。それは、海賊の物語でも同じで、当時の海賊の生活や国との関係の知られていない事実を積み上げていくから、読むものは驚くし興味をそそられるのだと思います。
この続編には全くそれが無い。というか、改めて、マイケル・クライトンのすばらしさが浮き彫りになった。
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致死性疫病の病原体が、形質を変えさらに異常なふるまいを見せる。この特異体の謎に科学者のチームが挑む。
果たして人類絶滅の危機を免れることはできるのかー
フェルミのパラドックスへの一つの回答が示されており、そこまではとても楽しめた。
しかし…
いろんなことが謎のまま終わってしまう。
映像化されるとわかるのかもしれない。
でも、まあ、細かいこと置いておいて、ドキドキさせられるし楽しめます。
翻訳モノだけど、スイスイ読めるし。
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SF。下巻。前作未読。
上巻の展開や、読む前のパンデミックものというイメージとは全く違った作品でした。
非常にスケールの大きな内容で、良い意味で予想外。
個人的には、上巻よりも下巻の方が、格段に面白いと感じた。
ストーリー的にも、ビジュアル的にも、映像化向きの作品のように思う。
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アンドロメダ株を安全に研究するため、スペースラボが設けられた。そこで“接続された女”によって解明されたのはASは〈設計〉されたもので、ターゲットは①温血動物→②ポリマー物質→そしてASの復活があった場合、周辺ごと焼き払う手筈だったが③はACクラーク『歩哨』のように「何者か」に地球に冶金工業のあることを告知する。軌道エレベーターを作るには天然物質だけでは不可能だから。彼女は全地球的警戒体制のスキを突いてアマゾン流域の発電所にAS3を落下させ…/諸星大二郎『生物都市』みたいになって『海底牧場』のようなクライマックス