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哲学の紹介というよりは、著者の自己啓発的な内容を哲学者と絡めたイメージの方が近いかと。
個人的には、いくつか「おっ」というポイントはありました。
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作者の言葉を借りるなら哲学は、青春論。
この一言に尽きる。
実生活で役に立たないと言われる哲学だけど「いかに生きるべきか」がテーマなら死ぬまで必要ってことになるのかなと。
自分に問い続けて新しい正解を作る。
他人に左右されずに生きたい人は読んでみて欲しい。
哲学を学ぶ、良いきっかけになりそうな作品。
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生き方に影響を与えるのは、良書。
本書は良書の集積再構成。
生き方を考えるヒントがあふれている。
時系列に哲学者の思想が分かりやすく紹介されている。中谷彰宏流の現代の身近な例での例え話が添えてある。その個性的表現が、光る。
現代の哲学者に近くなるほど、直接的な学びになった。後半は線をひきまくり、ページの端を折りまくった。前半はもしかすると少々退屈かも。
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教養のために手に取りました。
全編通して感じた哲学は、幸福の本質とは精神的な部分に起因していること。即物的な幸福は求めても幸福にはならない。
昔、現代の大衆ではなく、奴隷と市民で分かれてる頃、奴隷は考える暇もなく働き余裕のある市民は哲学をしていた。故に、学びのない人間は奴隷である。
暴論な気もするが一理あるかもしれない。
ソクラテス→プラトン→アリストテレス
がそれぞれ師弟なことを初めて知った。
ソクラテス 無知の知
知らないことを自覚できるから知ろうとする。人の話を真面目に聞く。
プラトン 花はいずれ枯れる美は枯れない
見た目はいずれ衰えるが精神は衰えない
中身を大事に
アリストテレス
幸福とは到達点ではなく、方向である
荀子 性悪説
人間は悪人…という説ではなく、完璧な人間なんて存在しないからそれ前提でマニュアルを作ろうぜ…という考え。これはすごく大切に感じた。
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独特の文章なので読んでから中谷先生の本だと気づきました。。中谷先生の本は何冊か読んだことがありますが、思えば「どう生きるか」といった哲学的な内容でした。なので本領発揮といったところなのでしょうか。
哲学者や偉人の名言から、生きるヒントを中谷先生の言葉で教えてくれる本。覚えるまで読み返したい言葉もたくさんあって、良い本でした。
メモ↓
日本人は「恥」は理解できるが「罪」は理解できない。イエスキリストは罪を「目先の利益」だと言っていて全てのことにおいての障害になる。でも法律的な罪ではない。とはいえ「それってどうなの」と自分に問うのが重要。その際に「これは罪なことなんだ」と認識できるようにしたい。
西洋人は予定説に前向きだという話。「天国に行く人はもう決まっている」と言われることに対して「ヤッター(自分のことだ!)」と喜べる感覚は日本人にはないのでも興味深かったです。
ヒュームの言葉「学んだ自分は、学ぶ前の自分とは別人」。中谷先生は「本を読む前と読んだあとの自分は別人」だと言い換えていますが、学ぶことに対して勇気がもらえるし、自分の選択や行動で次の瞬間から自分は変われるのだと信じて本を読みたくなりました。
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自己啓発書に哲学のエッセンスを取り入れたような感じ。文が短くて読みやすいが、論理的な部分など物足りない部分はあった。1冊目に読んでもっと詳しく知りたいと思ったらもっと詳しい本を読むという足がかり的な役割として使えば良いと思う
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哲学者が残した言葉にひとつずつ解説やコメントをする形式で進む本ですが、その内容が全く共感できなかった。
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「本当の豊かさは、下り坂にある。」
byエピクロス
→贅沢は一度経験してみるべき。そこに幸せがないことに早く気づける。贅沢には早く飽きよう。
「ゼロを発見したインド人は、歳にこだわらない。」
→日本人と異なり、インド人は年齢があやふや。自分の体重や血液型、星座にも興味がない。
でも数学は得意。ゼロを発見した。
ゼロは無いのではなく、「無」というものが存在する。
イエスキリスト
→すべての人が愛されている。それに気づいていないだけ。愛とは「こんなにしてもらっている」と気づくこと。
レベルの高い愛情ほど気づかないもの。上質なおもてなしは「しています」というところを見せない。
何も言わずに、それをしてくれている人がいる。
日本人は「恥」は理解できるが「罪」はよくわからない。
罪とは「目先の利益」のこと。