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1冊目の衝撃と底知れぬ怖さで手元に置くことができずに友達にあげてしまった1冊目。
2冊目はもう少しマイルドになるかと思ったらやっぱりひんやりと怖い。慣れたけれども畏怖をおぼえずにいられない。
でも、好奇心でついつい読んでしまい一気読み。
多分何度も読んでしまうと思う。
沖縄は何とも空気の濃い場所だと感じたけれどやはり怖さの質が違う気がした。
感想を書いていたら耳鳴りが強くなってきたのでここまで。
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前作の方が怖かった…けれど、少し時間を置いてストックを貯めてから、再度『3』を出版してくれたら、また必ず読みます。
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前回の物より、ボリュームが大幅にアップしており、タニシさんが取材で得た情報も盛り沢山で非常に楽しめた。
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ちょっとチェックが遅れて、いつの間に出てたんや、なかんじで恐い間取り2です。
すごく読みやすく、そしてウズラ恐い感じになっていて、とても良かった。
引きずる家、切れる電球辺りはホント気持ちの悪い感じで、よい。
呪怨より恐い展開の話もありそうで、この辺も映画になってると良かったですね。
しかし、亀梨くんが売れない芸人かよぉお。
あのシャツ着てくれよぉおお
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2020/7/31 読了
2が出てるとは知らなかった!即購入、即日読破。
心霊現象が単に怖いというのもあるけど、そこで繰り広げられた実際にあった(とされている)話が怖い。
これから寝るのはびくびくするけど、とりあえず映画は楽しみ。
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チャンネル登録しているYouTuberさんが動画の中で熱くオススメしていたので読んでみたくなって手に取りました。怖い話は好きですが、実話怪談などの本を特に好んで読んでいる訳ではないのです、が、こんなに信憑性があって怖い実話怪談は類を見ないような気がします。事故物件(殺人、自殺、火災による死亡事故等があったいわく付きの部屋)に実際に住んでみた体験記、これは1件2件ならともかく、10件にも登ると誰も真似出来ないことではありませんか。まさに捨て身の熱意の賜物です。こんなことをして意味あるのか?と心霊系を信じない人などは言うかもしれませんが、そういう人でも騙されたと思って一度読んでみると必ず何かしか感じる世界観が変わるはずです、たぶん。不幸な亡くなり方をした人の人生がその部屋から見えてきます。孤独死というキーワードも心に刺さります。高齢化社会でこれから多分増えていくことと思います。孤独死を遂げた人が必ずしも不幸だったとは言いきれないでしょうが、何か、胸が痛くなります。YouTubeで探すと松原タニシさんの事故物件とか同居人(いわく付きのお人形さんや絵)を実際に見られる動画もあったので、所々見ながら読み進めました。なので臨場感たっぷりでした。心霊に特に関心がない方でもこれから部屋を探そうとする人たちは是非読んで見てほしいです。安いからといって無条件に住み始めて、とんでもない事が次々と起こったらそれからでは遅いです。事故物件そのものより事故物件であることを隠そうとする不動産が問題だという所も印象にのこります。あと、最後のエピソード、離婚後元妻と娘と別れて一人暮らししていた男性が孤独死した部屋の後片付けを松原タニシさんが引き受けて泊まり込んだ時の話しが、怖いというより妙に物悲しく心に残りました。面白半分で心霊スポットに行って動画を撮るような人達とは全然違ういますね。亡くなった人たちへの礼儀みたいなものを松原タニシさんからは感じます。でも、こういう世界にこんなにどっぷり浸かったままでは身が持たないと思います。もういいかな…という機会が見えたら足を引いてもいいのではないでしょうか?末永く続けて、とはとても言えないですね。
自分の死を考えることは自分の人生を考えること、という後書きには共感です。そういう意味ではすごく刺激になる本であることには間違いないです。あと、別に大丈夫でしょうけど、なんとなく枕元に置いて寝られないです。(怖)
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松原たにしさんの事故物件の考え方が真摯で素敵。
“死”は身近なはずなのに、“孤独死”や“事故物件”という言葉と共に嫌われてしまっている。
かつては同じ人間だったわけだし、いつか自分も死人になるわけだし。
無駄に怖がったり、避けたりしなくていいんじゃんね。
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新しい部屋から前作の事故物件の後日談もあって楽しめました。写真が生々しくて怖さ倍増。タニシさんが全てを失うといわれている年が来年に迫っている、いったいどうなってしまうのか
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前作の方が新鮮さもあって面白く感じましたが、旅の話は王道のホラースポット巡りとはまた違って面白おかしく読みました。
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前作も面白かったので期待していました。まぁ、期待通りかな。
事故物件に住むことに執念というか、生活の為に押さえておかないといけない感が前作とは違うように感じました。
個人的には一軒目の事故物件の続きと沖縄の事故物件が興味深かったです。特に一軒目、最終的にそこそこ仲良くなれてるのが危ないはずなのに恐怖を感じないのが「事故物件住みます芸人」として完成されてきてると。沖縄の事故物件は沖縄独特の文化が感じられて、より沖縄を知りたくなりました。
三章の事故物件の旅で幽霊云々も勿論怖いのですが、一番は人間だよねっていうのを改めて気付かされる話が多かったのが印象深いです。
あとがきにもありましたが、死と向き合う・生と向き合うのがこの本の最終テーマなのかもしれない。
家族と共に暮らしている自宅での自然死は驚くほど多いけど、そこは事故物件にならないのは確かに妙です。そことの違いをどうやって埋めていくかが事故物件を減らす課題なのかもしれませんね。
文章は変わらず読みやすいのですぐに読み終えます。
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ようやく電子書籍版が出たので早速読みました。怖い本はできればリアルの物体で手元に置きたくない。怖い話なんだけど、タニシさんの語り口がすごく優しいので読んでていて辛くない。読みやすい怖い話です。1巻に出てきた事故物件のその後の話が特に良かった。
2020/11/04追記
こちらを読んだ後に、前の巻も読みたくなって夜寝る前に布団の中で読んでいたら、部屋の中にある電子機器が急に壊れるアクシデントが……これから読む方は心して読んでください。
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話が淡々としていて
妙な尻切れトンボ感が
余計にじわっときます
また 心霊的な話も怖いんですが
事故の後の特殊清掃の話や
大家さんからの高額の賠償金など
違う意味で怖い話も
間取りが載っているのも
妙にリアルに想像してしまって
風呂場で読むと 湯が冷たく感じるくらいです
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1に比べて、文章がずいぶん読みやすくなった。
怪談イベントなどで話す機会が増えたせいかな。
アウトデラックスで見たタニシさんご本人はだいぶ不審な感じだったが。
霊的に怖いっていうより、人間社会が怖いって感じの話が多い。
御神木ツリーハウスの話が怖かった。
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1つ目と被ってる内容もあるし、階段かどうかもわからんただの紹介のもありますが、興味は尽きません。1番怖いのも、魅力があるものもあるのが人間関係なのかもしれません。後日談もっと欲しかったな。
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前作に引き続き、短編で読みやすい。
そして一気にゾクっとさせるオチ。
自分が体験したことや聞いた話をそのまま書いているわけだから、いくら脚色さへていたとしても怖いものは残る。
前作で触れていた事故物件のその後が書かれていて、思わず前作と今作、行ったきり来たりしながら読んでいた。
中でも二軒目の事故物件の話と松原タニシによる後書きの言葉が良い。
前者では犯罪を起こした人が社会でどうあるべきなのか、国家は何もしてくれない現状と法律の穴を見事に指摘しており、こういうことを本にできるのは松原タニシのありのままを書くスタンスが結んだ結果だと思う。
ホラー小説を読んでいると思ったら社会の問題にも触れている。
それが本当に素晴らしい。
松原タニシが前作と今作で触れたような悍ましい事件が起こっていて、今の法律のままで十分なわけがない。
私達はどうすれば良いのか、何を考えれば良いのか。
これからじっくり考えていきたい。
そして何より心を動かされたのは松原タニシの後書きである。
「死者と向き合うことは人と向き合うことと同じなのかもしれません。」
そこまでは分かるが、その後の
「だから逆に言えば、向き合わなくても良いんです。人と向き合わないのもその人の生き方だから。」
という言葉にとても心が軽くなった。
むしろ解放されたと言っても良い。
例えば映画で言うと『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が2時間かけて語ったテーマを松原タニシは後書きでさらっと言ってのけたのだ。
素晴らしかった。
ホラー小説を読みたい!と手にしたが、最終的に人の生き方死に方とそれらとの向き合い方に帰結するなんて。
素晴らしい読書体験だった。