投稿元:
レビューを見る
発売日に購入したにも関わらず、終わってほしくないという思いが大きく今の今まで読むのを引き延ばしていた。ショーリくんとかれんさん、周りの人達との関係が濃くて複雑で羨ましくなる小説。ハッピーエンドに近い終わり方で安心した。もう一度読み直したい小説。
投稿元:
レビューを見る
一番最後に読んだのはいつだっけ???と、ブクログを遡ってみた。2014年9月だった。6年?前。
そこには早く最新刊が出て安心させてくれないかなとあった。
安心したけど、したんだけど…前回の話がおぼろげでピンと来ない。由里子さんの生い立ちってどうだったっけ?若菜ちゃんの事件ってなんだっけ???なんでオーストラリアから帰国したんだっけ???
そんな記憶の中で読む新刊は過去の話を思い出しながら読んだ。
やっぱり通らずにはいられない道(マスターと由里子さんに謝罪と花村家の両親にかれんと付き合っている事を話す事)だからね。最終章でそれらが完結してよかったよかった。完結する前に、オーストラリアでショーリが重傷を負うのだけれど、それで少しは救われたのかなと思った。生まれてくる命は奪ったけれども、そこで命を救ったのだから。いくら命をすくったとしても失った命は返ってこないというのはわかっているけど、やっぱり救いになる。アレックスもいい仕事をしてくれたし。アレックスとショーリの恋愛もあるのかしら~♪と思っていたけどそれはなく終わってしまったのは残念だったけど、まぁ、予定調和に着地したという感じでしょうか。
読み始めてから8年、この作品が書かれてから25年が経ったのだけれど、死ぬ前に結末がわかって良かった~。
投稿元:
レビューを見る
やっと終わった。。
四半世紀、読み始めたのは20代で当時は面白く読んでたストーリーも、50になって流石にカマトトセリフ、描写は受け付けられなくなった。
前作から7年、毎年はチェックしなかったけど数年に一度、思い出して調べるとまだ出てなくて作者はもう書くの諦めた疑惑を抱き続けてきたけど、たまたま半年ちょっとで気付けたのは奇遇。
本巻も途中、これまだ終わらないんじゃないの?と呆れたけどラスト20ページでいきなり締めに入った。
こんなに引っ張ってきたのに最後は巻き巻きだったな。
四半世紀続いた内容としては、中身なかったな。
投稿元:
レビューを見る
よかった。おいしいコーヒーは読み始めたら一気に読みたくなってしまうのが昔からだったけど、セカンドシーズンは更にそうだった。赦しとは何か、人を赦すとはどういうことか、どうしたらそこへ辿り着けるのか。自分の人生で体験する前に道のりを教えてもらえた気がする。
投稿元:
レビューを見る
中学生から読み続けて私もショーリたちと同じように大人になりました。
ただ、中身は成長していないなぁと反省する気持ちも。
村山先生ありがとう…。
投稿元:
レビューを見る
前巻から最後の1巻まで7年かかってる。完結してから一気読みしてよかった。こんなにも優しい人たちって、ほんとにいたら世の中の争いごととか無くなるんだろうなあ。
投稿元:
レビューを見る
おいコー最高!
久々でしたが一気読みでした。
これで終わるのが寂しい。
復活を待ちたい!
村山さん作品は全部今のところ面白い。
投稿元:
レビューを見る
終盤でこの展開はないだろう、どんなバッドエンドだよ!!と怒りが沸きかけたものの、まぁ、良かった…。
四半世紀かぁ。長かった。ずっと追い続けてきたストーリー。無事に終わって何より。
2021.06.11
投稿元:
レビューを見る
ついに終わった…
高校卒業間近から読みはじめて15年でようやく。
大学受験が終わった帰りに一巻を買って開放感に浸りながら電車で読んだのが懐かしい。あの頃から環境も心境も随分と変わってしまった。
本当に焦ったい恋物語だった笑
これだけ引っ張ったんだからバッドエンドはないだろうと思っていたけど、無事幸せな感じで終わってよかった。正直内容以上に終わったことに感動した。
いつかまた最初から読み直したい。
お疲れ様でした。
投稿元:
レビューを見る
おいしいコーヒーの入れ方 19冊目
最終巻。
読書から離れていたからやっとという気持ちはなし。
それでも記憶はぼやけている。
とりあえず前巻だけ再読してから。
人生経験が増えた分 苦しみがわかるかな。
由里子さんの言葉通りの未来に向かっていけるといいね。
投稿元:
レビューを見る
ついに迎えた最終巻!1994年から、実に四半世紀にわたる連載、村山センセイお疲れさまでした、そして、ステキな物語をありがとう。かれんと勝利の、そしてすべてのキャラの幸せを願って…。
投稿元:
レビューを見る
二十年以上の付き合いになったらしい「おいコー」シリーズ、完結。
着地点が見つかって、とにかくよかった。
投稿元:
レビューを見る
Second season9巻。そして「おいしいコーヒーのいれ方」最終巻。
罪の意識から逃げ出した勝利が、マスターと由里子さんに会う場面。正直、何を勝利が話すのか。マスターは何を話すのか。由里子さんは何を話すのか。
全く想像のつかないまま読み進めました。謝罪と赦しがどのような形になるのか、がわかりませんでした。勝利もマスターも、あの事件に対してはきちんとした結論がないまま、その瞬間を迎えるであろうから。
マスターが花村家で語ったことに嘘はなく、少しでも未来へ向かって歩んでいこうとしてはいるのだけど、勝利を目の前にしてどうなってしまうのか、が怖かったです。
マスターが勝利にくれたのは、謝罪を受け入れ、赦しを与え、そして互いに支えあって生きてゆこう、という宣言。ああ、勝利はやっと居場所を与えて貰えたのだな、と感涙。不覚にも。
積読になっていたこのシリーズを読み始めるにあたって、会社の休憩中に読んでいたのですが、まさか職場で泣きそうになるとは思いませんでした。泣かされそうになるとは思いませんでしたよ、本当に。
恋人としてかれんさんの隣にいることがふさわしい存在になることと同じくらいに、マスターに一人の男として認められることも、勝利にとっては大事な大事な命題だったのだと思います。
思い起こせば、カウンターの中から追い出されてしまったことの悔やみ。あそこに戻りたいという願い。かつての場所を取られてしまうかもしれない妬み。さまざまな感情が積み重なっていたのだと思います。
マスターとかれんさん。
この兄妹に認められることが、物語の幹だったのか。
自分の好きな言葉に、『明日が明るい日だと誰が決めた』があります。出典はP2。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。変化のない毎日が続くというのは、思い込みや希望でしかなくて、どこに暗闇があるかわからない。
暗闇から逃げるのでなく、向き合い乗り越えるためにすべきこと、できることは何なのか。
タイトルの「ありふれた祈り」。
それが答えなんじゃないのかな、と思います。勝利とかれんの物語では、それが答えだと思います。
最終巻ですが、当然登場人物たちの人生はまだまだ続いていきます。
星野りつ子に原田先輩、丈と京子ちゃん、若菜ちゃんに中沢氏、秀人さんとダイアンにアレックスと、多くの人々の物語も気になるところです。
番外編で書いてくれないかなあ。 Extra seasonになるのかな。
投稿元:
レビューを見る
25年越しのシリーズの完結。自分は1年半かけて読み終えた。ショーリとかれんの恋愛を軸に周りの人間関係やいろいろなサイドストーリーにハラハラしながら楽しめた。主にショーリの心情が語られる内容でその成長を見届けられた。終盤は苦しくなる内容でもあったけれど2人の未来は明るいものだと信じることができた。
投稿元:
レビューを見る
学生時代から大好きな連載がとうとう終わってしまった…最終話という覚悟なしに突然読み終わってしまって呆然。
何気ない毎日を繰り返しているようで、明日は今日の続きじゃない、突然日常が一変することもあれば毎日会ってた人に明日から突然会えなくなることも実は当たり前のこと、今この時の幸せを噛み締めるように1ページ1ページ捲りながら読んだ。
村山さんの作り出す世界はどこまでも美しくて切なくて爽やかで大好き。
25年以上の連載が終わって一息ついてるところだと思うけど、ショーリとかれんのその後の物語、連載でやってくれないかなぁ。