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全然期待しないで読みはじめたら大当たり!大変面白かったです。
一家全員が異世界に転生してた…の、ご都合主義かぁとも思えますが、ノリとツッコミとイキの良さ、読んでて楽しい作品でした。
脇役がテンプレで出てきて『こいつは悪役』と思うとどんでん返しとか、意表をつく展開もあり退屈しません。
書き下ろし特別編『類友』バレリー領のローズ様はメイドのメグから見てもご機嫌。王家の使いカルネは実はロリコン性犯罪者となるところを類友ウィリアムの布教により更正。
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器用で肉体派でお人好しな父
才女で料理上手な母
脳筋な兄
頭脳明晰な弟
に囲まれた長女、エマ。
外見は儚げだけど、虫とおやつとお金が絡むと突飛な発想と行動で家族を翻弄する少女。
ある日、キノコに当たったことで、家族全員に前世らしき田中家の記憶が蘇る。
辺境の地、パレスを治めるスチュアート家の面々となった田中家だが、田舎だしー、魔法も使えないしー、とマイペースに領地経営に精を出すのだった。
ドタバタなコメディなので、このノリに戸惑ったけど、読み慣れると、楽しくなってくる。
虫がやたらと出てくるのがツライけど。
大きな猫をモフモフするのが羨ましいなあ。
鈍感娘、エマを射止めるのは誰なのか、も気になるよねー。
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【あらすじ】
家族5人で一緒に異世界の貴族一家に転生していた田中家。
飼い猫4匹もなぜか巨大化して転生していた。
父レオナルド(一志)は国宝級の裁縫の腕を持つ辺境の領主。
母メルサ(頼子)は才女で今世こそは孫を抱きたいと野望を持つ。
長男ゲオルグ(航)は勉強は苦手だけれど魔物狩りの得意な頼れる兄。
長女エマ(港)は虫大好きな研究者で貧乏伯爵家の財政破綻を救いつつ厄介ごとを引き起こす。
次男で末っ子ウィリアム(平太)は姉のパシリでキラキラ美少年なのに前世に引き続きロリコン。
代々田中家を守り続けてきた猫一族のコーメイ、リューちゃん、かんちゃん、チョーちゃん。
そんな5人+4匹の前世を思い出し、再会し、色んな騒動を引き起こすパレス領での日々が描かれている。
【感想メモ】
家族と飼い猫で異世界転生?
ちょっと新しいジャンル?と思ったけれどコミカルでテンポの良いストーリー展開とひたすらにコメディなところにハマってしまって一気に読んでしまった。
ヲタクな3兄弟のちょいちょい挟んでくる小ネタとかも世代的にハマるポイントだった。
この後2巻まで出ているコミックも読んでみたけれど、原作のままコミカライズされていて、今後の連載も追いかけたい。
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庶民が一家5人そろって、異世界の辺境伯に転生する。みんな仲が良くていい。前世の記憶を凄ーく生かすほどでなく、なんかのんびりした雰囲気が漂っている。主人公のエマが虫愛ずる姫みたいでなかなかユニークだ。いろいろ事件は起こるが、ちゃんと乗り切っていく。きっと、先もね。