電子書籍
たぬきは狸でも神さまでした
2021/01/06 15:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nandakanaa - この投稿者のレビュー一覧を見る
神さまだけど狸で時々小太りのオッさんに変化する設定は楽しいです。勧請されたのに放置された神さまは他の話しにも出てきますが、たぬきというのがインパクト強いです。もふれませんが。
電子書籍
関西弁狸
2020/06/02 15:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
関西弁をしゃべる狸がかわいい。
攻めが受け(年下)に餌付けされてるという設定が好きなので、楽しめました。
えろは少なめだと思いますが、写真撮られたりパパラッチが出てくる割に外で手を繋いだり結構無防備なのでは……とも思ったり。
受けが攻めから離れる場面はあっさりしてたように感じました。そりゃプライベートがなくなる可能性もあるから攻めと一緒にいて怖くなるのもわかりますが……。
当て馬もあっさりでしたね。もっと妨害してくるのかと思いきやあっさり退場しました。なんでこんなのと付き合ってたの?と思ってしまう(笑)
とにかく狸に癒されました。必死な狸がかわいい。
投稿元:
レビューを見る
▼あらすじ
音を出せないピアニスト×料理男子+狸の神獣の、愛情料理BL!料理男子の結希の前に、突然人語を話す狸が現れる。スランプ中の有名ピアニスト・泉水のために、定食屋の亡き祖父のだし巻き卵を作って欲しいというのだ。嫌々応じた結希だが、何故か食事の世話をすることになり…!
***
ストーリーの完全度:普通
トーン:ほのぼの・せつない
エロ度:低い
萌え度:普通
総合評価:★4.0
お料理上手な受けが攻めの胃袋を掴むお話でした(笑)
作中に出て来るお料理が皆どれも美味しそうで、夜中に読んでいたらお腹が空きました。特にだし巻き玉子が美味しそうで…(´^ω^`)
ストーリーについては取り立てて派手な事は起こりません。
関西弁を話す不思議な狸と一緒に暮らす天才ピアニストの泉水と、ひょんなことから彼の食事の世話をすることになった極々一般的な大学生の結希。
結希に対して最初は素っ気ない態度を取っていた泉水ですが、彼の作る料理に心を動かされ、次第に二人とも打ち解けていきます。
テンポ良くさくさく進むので読み易くはあったのですが、中にはうーん…と思うシーンもあり。まず、結希が泉水に対して恋心を自覚するタイミングが早いのです。これについては読んでいて「えっ?もう?」と思ってしまったので、もう少し引っ張ってほしかったな。
あと、もう一つ。こちらも結希についてなのですが、泉水を守ると言っておきながら途中で逃げ出すシーンが個人的には一番無いと思ってしまいました。
まぁ、逃げ出す理由は分からなくもないのですが、それでもやっぱり薄情に思えてしまって。泉水の気持ちを考えると辛過ぎますし、その選択だけはしないで欲しかったなと残念に思いました。
あとはストーリーにもう少し鉄太郎を絡ませてほしかったです。初登場時こそインパクトがありましたが、基本、鉄太郎は結希の料理を食べるか留守にしているかのどちらかなのでそこまで面白味がないというか何というか…。狸がメインだと思っていた私には少々物足りなかったです。
とはいえ、鉄太郎が留守にしていたのにはきちんと理由があり、その真相が語られるシーンでは不覚にもほろりと来ました。この作品で最も健気なのは間違いなく鉄太郎ですね…!(T_T)
因みに特典ペーパーは鉄太郎好きなら絶対読んだ方が良いと思います。このペーパーを読むか読まないかで読後感が変わって来るので…。
とまぁ、そんな感じで多少引っ掛かる部分はありつつも最後まで飽きる事なく楽しく読めた作品でした。それにしてもだし巻き玉子が食べたい…(笑)
投稿元:
レビューを見る
料理好きな大学生の結希と、有名ピアニストの泉水。接点のない2人だけど、狸に導かれて出会うのが、何だか楽しい。みんなでワイワイ、結希の料理を食べているのも。周りの人から詮索されるのが嫌になった泉水には、自分のことを調べようともしない結希が新鮮で、嬉しかったのかも。と思える。結希にとっては、今まで想像もしたことがなかった生活だろうけど、それでもずっと変わらずご飯を作っていくんだろうな。と想像できた。