電子書籍
少し前の
2020/10/05 17:56
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投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し前の雑誌だが、十分に考えさせてもらった。
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コロナ禍でどのような動きがあったのか、また、その影響、著名人がアフターコロナを考える上でどのような事を気にしているかなど、様々な気づきがあった。
これまでの時代の流れの変化がこの2カ月で大きく加速している事を実感しているので、時代の流れに取り残されないよう社会の変化に敏感になり、新しい世界に順応していく事がの重要性を強く感じた。
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日経BPが、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大、それに対する日本の対応をドキュメント風に振り返り、そして、それは今後の我々の(経済)生活をどう変えるのかについて、著名なビジネスマン、学者、政治家、芸術家、作家など31人へのインタビューを踏まえてまとめたムック本である。
自分の記憶をもとに振り返ると、横浜港に停泊中のクルーズ船の乗客に新型コロナウイルス感染症の患者が見つかり、(首都圏の)人びとが意識してマスクをし始めたのは2月の初め頃であっただろうか。。。それでも、当初は、他の感染症と比べても重症化率は低く、専門家でさえ「思ったほど怖くなさそうな相手」と言っていた。ところが、それから3ヶ月あまりの間に、世界レベルで状況は一変し、1918~19年のスペイン風邪以来のパンデミックを引き起こした。日本でも、4月初旬から5月下旬かけては、初の緊急事態宣言が発令され、大多数の人びとにとって経験のない巣ごもり生活を余儀なくされた。
こうして振り返ってみて気付くのは、とても長く感じられた3ヶ月間の記憶とは、意外に曖昧なものだということだ。私は首都圏の会社員で、4月初旬から在宅勤務を始めたが、その後、日中のリモート会議以外のスケジュールは皆無で、毎晩ニュースで成り行きを見守るしかなかった。
そうした意味で、本書の前半のドキュメントは、将来絶対に忘れてはならないコロナ禍の経過の記録として、手元に置いておく価値は大きい。
そして、後半では、有識者へのインタビューを踏まえつつ、アフターコロナの7つの方向性が示されている。
「コロナの前と後では世界が変わる」。。。それは、当初は一部の慧眼のエコノミストたちしか語っていなかったような気がするが、今や誰もが認識するようになった。①分散型都市、②ヒューマン・トレーサビリティー、③ニュー・リアリティー、④職住融合、➄コンタクトレス・テック、⑥デジタル・レンディング、➆フルーガル・イノベーションが、本書で示された7つの潮流であるが、いずれも直感的にも違和感はなく、それらが加速していくことはほぼ間違いないのであろう。そして、その流れをいち早く捉えることが、次のビジネスの成功のカギとなるであろう。
(一方で思うのは、技術の進歩が本当に人間・社会を幸福にするのだろうか、ということである。ヒューマン・トレーサビリティーの進歩とは監視社会化と表裏一体であるし、ニュー・リアリティーやコンタクトレス・テックは一歩間違えば非人間的な社会に繋がりかねないと懸念するのは、50歳を超えた旧世代の人間ゆえだろうか。。。)
いずれにせよ、コロナ禍を一旦振り返り(まだ終わったわけではないが)、アフターコロナの世界を見通す上でタイムリーな一冊と思う。
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本は大きいものの、書かれている内容は難しい内容はなく多量でないため読み切るにそこまで時間はかからないかとおもう。ただし、刊行から時間が少し経っていること、さまざまなジャンルを扱っているため、興味のある内容だけを読むべきだろう。
章を分けると以下。
1-3章:事実のまとめ、何が変わろうとしてるかを考察
4・5章:未来への動き•トレンド
第5章がかなり為になる。あまり聞き慣れない新しい単語を皮切りに、今後の社会トレンドを考察している。
トレンドを俯瞰してみると、最近生まれたのもあるが、構想自体はけっこう前からあったものが多いように感じた。COVID19ショックで花開いたor進めざるを得ない環境になっただけで、いいトリガーになったよう。
本書の残念な点は、全体的に内容が薄いところ。4章では各業界や分野における著名人の考えが描かれているが、各人1•2ページしかないため抽象論で終わってしまっている。気になった論拠や内容•人物についてまた別の書籍を読んで理解を深める動きになるだろう。(発言者の写真が大きすぎではないだろうか)
いろいろな分野が取り扱われているので、COVID19ショックでないが起きたか、これからどのような社会が想定されるかを企業や社会目線で確認するのにおすすめ。ただし、一新一歩の内容ではあるため、鮮度が重要(繰り返し読みには適さない)
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アフターどころか真っ最中だが、、、。日経クロステックが編集する7つのメガトレンドと、経済界、アカデミア、投資家、経営者など、有識者の見通しがまとまっていて、一通りの知識が学べる。「企業の新規研究開発投資は当面2割減で推移」「ツールだけでなく使い方も提案する」「空間・施設は、複数の使い方が前提」「我々の生活を担保するのは、地域というコミュニティ」など。来年の今頃再読してみたい。
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コロナ終息後の経済活動がどうなっていくのか予測したもの。30人の経済人がそれぞれ予測して、最後に7つの大きなトレンドが有ると述べられている。
まああくまで予想本。当たるか当たらないは運次第であるが、まあ経済を引っ張る人の考え方が分かった事は良かったと思う。
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今回のコロナで起きた出来事が時系列で書かれていたり、各業種に出ている影響、いろんな分野の有識者による未来予測など、とても充実しています。
時系列のところは読み返すとああそうだったという感じで、すでに忘れているようなこともあるので、記録として読み返すのもいいと思います。
今後どうなるかというのは予測どおりになるかわかりませんが、いろんな分野の方の記事が載っているので、自分のしらない、考えないような部分も多く、参考になりました。
コロナは人の生活や今後の世界がガラッと変わるきっかけになる出来事なので、記録としてこういった本を置いておくと、今後の有事の時にも参考になりそうです。
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各界のリーダーがどんなことを、考えているのか?それはどんな人々にとっても常にアップデートしなきゃいけない情報と思います。
常にいろんなリスクシナリオを想定して、それに備える、ということは、これからも考えて行動しなきゃいけないことなんだと、改めて感じました。
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グローバル分散
監視社会
オンラインがリアルへ浸食
職住融合
コンタクトレス
フルーガル(倹約的)イノベーション
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■読んだ目的
コロナ禍について、色々な業界の話を読んで何かに繋がれば良いなと。
■所感
今までの流れの振り返りもあり、なかなか読み物としても面白かったです。
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命の選択、学びの進化、あたりが大事なのに、どーでもいい金儲け発想ばっか。日経だから仕方ないか。しかもカタカナばっかで頭良さそうに見せるのがまた浅はか。
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アフターコロナのトレンドを知るため、読みました。本書の内容を一言でいうと「人間中心、制約が生み出す価値が補助線になる」です。全体像をざっと把握するには最適な一冊でした。
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感染症とテクノロジーの2000年史で、メキシコ16世紀の感染症のことを知り、自分でメキシコの感染症を少し調べてみました。
日本の8世紀の天然痘も世界史的な病だったみたいです。
当然ですが、すでにいろいろな人が言っていることと重複する部分もあります。
全体的に目を通して、本の話をぼんやりと頭に入れた感じです。
5章の見えてきた7つのメガトレンドの中の話は、今後これらの世界がどんどん日本の世の中でも進んでいくのだろうなと思わせられました。
デジタル改革担当大臣の平井卓也さんは、ウィズコロナの社会、また新たな感染症が流行ることにも備えた、レジリエント(強靭)で、サステナブル(持続可能)な社会をデジタル活用により、人間中心のデジタル社会をつくっていきたいと述べられています。
コロナがもたらした新たな日常の一部は、着実に浸透していく。
悪いことが起こっても、強くなることで乗り越えていく。
人間社会の矜持をもって「アフターコロナ」へと歩みを進めていく。
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レポート書くために読んだが、知識人たちそれぞれの意見がとても参考になった。
現場の意見がわかっていないのでは、と思うことも
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そうかー、この時にはまだワクチンなかったんだ。真ん中のいろんな人が話しているところはとても面白かった。前と後ろは、興味の方向が違うから、こういうことでもないと読まないなあ。と思いながら読んだ。