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自分自身が思い込みが激しくバイアスに左右されているので、この本を読むことで自身の思い込みをメタ認知できるのではないかと思いました。
人間に必ずある「悪」の部分をうまく利用してヒット作はつくられているというマーケティングの観点からもとても勉強になりました。
当然のように言われていた「AIが人間の仕事を奪う」という問題は技術者は「過度な期待だ」というスタンスをとっているという話は、めちゃくちゃ目から鱗で感動すらしてしまいました。
章の冒頭では毎回日本の昔話が紹介されていて、そこから筆者の考察が展開されているのですが、笠地蔵などの物語を単なるいい話だなーと無邪気に考えていた自分が恥ずかしくなりました。(筆者はこの話を人間の善が強調されていて胡散臭い、人間は欲望をきれいごとに隠しておくという矛盾を秘めているものだと言っています)
次は批判的思考の本でも読もうと思います。
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実際に起きたエピソードに、それに対応する心理的反応を合わせて解説したもの。全て自分が見聞きしたことのある実例に沿って紹介されているので、理解しやすく納得感があった。「広告がなくなる日」を併読していたので、双方にピックアップされている事象が異なる視点で解説されていたのも理解を深めることに役立ったと思う。
通読して何か深く理解する、というより、それぞれの項を辞書の様に引いてつかうのがいいかも。
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行動経済学のいろんな法則(?)が紹介されてて面白かった
ただタイトルに寄せるあまりやたらと「悪」と表現されるけどかえって分かりにくくなってたような
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バイアスの勉強。
ビジネスにおいては、客のアンケート回答すら信じてはならない。本当はそんなことを望んでおらず、背徳感を抱くような悪魔的なものを望んでいるのが本音。建前だらけのアンケート結果からそれを引き出さなければならない。
ずっと真面目に生きてきた自分が、なぜ誰からも好かれないのか、みたいな話をされているよう。結局、自分が楽になりたいとか、これがやめられないとか、SNSにはりついて騒いでいたり、矛盾のある人間が愛されるみたいな話。自分は、特に悪魔には魅力を感じないし、クズ人間も本音トークも好きではないので、このままずっと建前を貫いているような生き方の方が良い、とか思ってしまう。むしろそういう悪魔に流されない考えの人の方がおもしろいって思う。
過去に低血圧に悩んでいた時、食塩を大量に食って血圧上がらないかとかやっていたのをなんか思い出した。
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巷によくある心理学用語の説明本ではなく、実例をあげながら途中で用語の解説を挟んでいる本。
人は悪魔を飼っていて、その欲望に抗えないという側面で行動経済学を解いた本。面白い。
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具体的なヒット商品、社会現象をもとに行動経済学について書かれた本。
自分の中にある様々なバイアスに気づかせてくれる
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表紙やタイトルは、なんでこんな感じか、
よく分かりませんが、
要は「バイアス」についての本です。
そういった意味ではとても参考になりました。
途中途中で挿入される「昔話」は不要やな。
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人間を熱狂に駆り立てるためには、善よりも悪や煩悩のほうがより重要な要素である。
感覚特異性満腹感→別腹はあった。
アンカリング
→先に与える情報が判断を歪める
生存者バイアス
結局、努力しろ、結果を出せ、この9文字が全てなんですね。
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善と悪の感情が私たちの
心理状態や行動にどんな影響を及ぼすのか
日常生活を例にしながら
分かりやすく理解できる。
またマーケティングの目線から
そうした感情を利用することで
知らない間に購買意欲が高まったり
知らない間に選択させられてたりすることも知れた。
普段の無意識の行動に、もう少し意識を
向けるとまた新たな視点がみつかりそう。