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奈良県の明日香村には何回か訪れたことがある。
この時代のことは、調べたこともあるんだけど、あまりにも記憶から抜け落ちていて、自分にがっかりした。
物語といっしょに時代背景にもう少し詳しく触れていてくれると、私には助かったかも。
7年前に行方不明になったお兄ちゃんの手がかりを探そうと、明日香村にやってくる。
と、拾い上げた勾玉が突然光って…。
場面が目まぐるしく変わり、遙か昔に10代だった人間には追いつけなかったほど。
宝さまが、気になった。タケルたちには迷惑をかけてしまったのだけど、お気の毒な立場と状態だったのではと。お孫さんに愛されてたのは、救いだったな。
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有間皇子に関する史実をもとにしたフィクション。3人の少年少女が飛鳥時代にタイムスリップしてしまうお話。
コンパクトな中にも出来事がつまっててストーリー展開も面白く、歴史への興味もかきたててくれる1冊でした。挿絵は無いのだけど小4娘はあっという間に読了してました。
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おもしろくて好きなお話だった!
実際に飛鳥時代の人たちが出てくるけど、架空の人物もいたり。有間皇子と千早の仲の良さにほのぼのしつつ、赤兄との戦いにはドキドキした…。まほとタケルとタケル、それぞれ別の時間から別の時間へタイムスリップした3人が、最後仲良く飛鳥時代の話をしてるのがよかった。
事実はわからないけれど、こんな結末だったのかもしれないなあと考えさせてくれる素敵なお話だった。
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お話を絵にするコンクールの選定図書。
飛鳥時代にタイムスリップする話。
児童書は読みやすい。さらさら読める。
しっかりと歴史の流れもつかめて、勉強になる。
日本書紀では有間皇子は罠にはまり、謀反を企て19歳で処刑される人生だったみたいだけど、この本のように実は幸せに暮らしていたらいいな、と思った。
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現代から飛鳥時代へタイムスリップして戻って終わり…ではなかった
歴史上の人物の評価が定説とは少し違う視点から描かれているのも興味深い