投稿元:
レビューを見る
三上延さんの『ビブリア古書堂シリーズ』の9作目を読了。手元にあるのは5作目からだが、妻の実家に帰省した時に義母が持ってた1〜4作を読んだ。面白くて新作が出るたびに買ってる。
本にまつわるミステリー作品。8作目から主人公に娘が誕生し、登場してきてる。この9作目は、何度もどんでん返しがあり期待通りの面白さ。最後には娘の大物ぶりを匂わせて終わっているので、次回はいよいよ娘が中心になってのストーリーなんだろう。主人公の母もポイントポイントで登場するのだが、今回は最後だけ出てきて、意味深な去り方をしている。次回は三代に渡る壮大なストーリー?かも。
自作も発売されたらすぐ買います。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりの新刊。
今回は金田一シリーズで有名な横溝正史先生の作品を舞台に。主に出てくるのが『雪割草』と『獄門島』。
いつものシリーズと違って、後味が悪い作品だった。第一のミステリーも深まる疑念に迷宮入りを見せ、9年後となった後半でも後味の悪い終わり方をする。『雪割草』が家族の話なのに対し、家族がバラバラになり、9年の後にまとまりかけたように見えて、また、バラバラになってしまう。といつアンハッピーな終わり方だった。
また、扉子もせっかく出て来たのに活躍したのが閑話だけだったのもちょっと物足りなかった。
さらに言えば、裏に智恵子さんが出てくるなら、もっと暗躍して欲しかった。
投稿元:
レビューを見る
プロローグ
第一話 横溝正史 『雪割草』Ⅰ
第二話 横溝正史 『獄門島』
第三話 横溝正史 『雪割草』Ⅱ
エピローグ
同じ趣味の友人ができるのは楽しいこと、とりあえず。
投稿元:
レビューを見る
今回のテーマは横溝正史。三部構成で、プロローグで扉子がすっかり大きくなっていたので探偵役かと思ったら違った。今回の一番の犯人も本に魅せられた狂気をおびた人物と言うか、仲があまり良くなかったとはいえ、もう余命幾ばくのない人に濡れ衣を着せるなんて・・・。横溝正史作品読んだことなかったので、読んでみようかな。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ再始動! 冒頭から栞子と大輔の娘扉子が登場。ん、高校生だと。確か2012年生まれで、高校入学したばかりとあるから2028年の設定か。祖母の智恵子さんも登場。三代にわたっての推理力発揮とは、なんか「ドラゴンボール」みたいになってきた。これからのシリーズは、扉子と千恵子さんを軸に話が進んでいくのかな。それにしても智恵子さん怪しすぎる。美人ですから、お若いときは妖しい部分もあったのでしょうね。
今巻では横溝正史が取り上げられている。そして家族のあり方がテーマになっていて、このシリーズには珍しく、ちょっとほろ苦い結末になっている。
投稿元:
レビューを見る
前シリーズから楽しく読んでます、
うちのもうすく4歳の娘も
たくさん本を読む子になってほしいけど、
いまは運動バカの方向か。
絵本は大好きなので、まだこれから(なのか)
投稿元:
レビューを見る
ラノベとして読めばおもしろいお話。
ミステリーとして読めば、軽快なミステリー風のお話。
作中の朝日ソノラマ版の『獄門島』は小学校の図書館にあって、読んだ事あります。もちろん角川文庫版『獄門島』も中学生の時に読みました。
栞子の娘の扉子が『獄門島』で小学校の感想文を書こうとした時は吹きました。
『雪割草』以外の横溝正史の作品を結構読んでる自分としてはツボる箇所がいくつかありました。
投稿元:
レビューを見る
ビブリア古書堂シリーズも前作から大輔と栞子の娘の扉子が登場する新シリーズとなり、その2作目となる最新作。
今回のテーマは横溝正史。横溝といえば、角川文庫の黒い装丁に描かれるおどろおどろしい表紙の絵と、石坂浩二と古谷一行の金田一が真っ先に思い浮かぶ。が、本作は、幻の長編作品の雪割草にスポットを当てた作品。
栞子さんの口から語られる作家や作品に関しての含蓄は本作でも読み応えある仕上がり。
投稿元:
レビューを見る
今回は横溝正史特集、
さらにエピソードとエピソードの間に
数年の時が経過しているという
新しさがあるが
相変わらず篠川智恵子の存在が気になる。
投稿元:
レビューを見る
今回も一気読みさせていただきました 合掌
恋愛においてはあれほど奥手だった栞子さんと大輔君に子供ができて、篠川家の子供はやはり女の子で、読書好きで、読んだ本の事は忘れない程の記憶力があり、同年代からは浮いた存在である…
今回のテーマは横溝正史 私も子供の時にシリーズを毒はしましたが、内容は抜けています
栞子さんも凄いですが、娘の扉子ちゃんも今後楽しみな存在です
投稿元:
レビューを見る
今回もどっぷりビブリア古書堂ワールドに浸ることができました!満足、満足。個人的には扉子が初めて登場した前回作よりも今回の方が面白かった。あくまでも扉子は脇役で、メインが栞子さんと大輔だったからかな。
探偵モノはほとんど読まないけど、横溝正史の本を読んでみたくなった。特に『雪割草』と『獄門島』!
ビブリアシリーズは読みたい本の幅を広げてくれるのと、古書に興味を持たせてくれるところがいい。
舞台が鎌倉なので、ミステリー小説なのに落ち着いた気分になれるところも◎。
次回作が待ち遠しい!
投稿元:
レビューを見る
横溝正史を題材にすると,多種多様な作品群の前に取捨選択ができなくなる.その点では,2017年に幻の長編小説として発見された雪割草を骨子にしたのは,時事を上手く活用したが,一方で横溝ファンからすると,もっと深掘りして欲しい!という欲求もあるやに思う.切り取り方や物語の重層性は変わらず堪能できる.
投稿元:
レビューを見る
ビブリアは気に入って欠かさず読んでいたので、シリーズ再始動という新聞広告を見て、すぐに買いに行った。
巻が進むごとに謎が深まる前シリーズと比べると、軽いジャブのような感じで、さらっと読了。
横溝正史はほとんど読んだことがない。死体、旧家、じめじめとかび臭いイメージがどうも好きになれないので。でもそのイメージを持ってるだけで、本作は楽しめます。
ところで、扉子ちゃんを栞子さんの分身と位置づければ、大輔くんに当たる相棒が必要。圭ちゃんがそうなるのかな…。とすると、恋愛要素はなしですね。
投稿元:
レビューを見る
このビブリアシリーズを読み始めた時は、
本当に暇つぶし程度で全く内容に関しては期待しないで読み始めたんですが…
全シリーズ読んでいるし、毎回面白いという!
今回も横溝正史の幻の作品にまつわるストーリー
小説は読んだことはないけど、あのおどろおどろしい世界観は大好きでドラマでは観てたので期待が膨らみます。
読んでみたら、やっぱり面白くてあっという間に読み切りました!
そして、Amazonプライムで石坂浩二版の
「獄門島」も見てしまいました笑
たぶん次回作もあるだろうエピローグだったので
つぎのビブリアシリーズも楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
帯には「シリーズ再始動」と書いてあるが、大きく設定が変わった感じがしない。
内容自体は面白いと思う。