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赤ずきんちゃんが色々な童話の登場人物と出会い、彼らの謎を解いていく物語。
分かりやすく読みやすく面白かった。
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まったくもう、失礼しちゃうわ
15歳の赤ずきんちゃんは「お届け物」の最中です。そんな中、シンデレラに会ったり眠り姫に会ったりします。
牧歌的な雰囲気の中、風が急変します。
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好きだった話
第2章『甘い密室の崩壊』
小説じゃないと味わえない「屋根のない家」という叙述トリックが仕掛けられているのも好きだし、何よりタイトルが良い。お菓子の家とヘンゼルにとっての甘い空間のダブルミーニングが個人的にすごく好みだった。
前作は一話ずつ独立した話だったけど、今作は赤ずきんを主人公にして連作にされたのも長く物語に没頭できて良かったと思う。
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待望の2作目。このシリーズすごく好きです、ぜひ続けてください。
死体と出会う赤ずきんちゃんが今作では一貫して探偵役です。大きく4作あるけれど、実は死体に出会うのは(ほんとは“出遭う”だと思うけど)最初の2作だけです。だからどうってわけでもないけど、ラストのマッチ売りの少女はドラマティックな話でした。そういえば前作もラストはドラマティックな大作だった。
最初から最後までモノ扱いされていた眠り姫のエピソードがなんとなく哀れで一番印象が強かった。次作も期待しています。
★★★✬☆
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赤ずきんと殺人という絡み合うことがない二つのワードが織りなす。童話なので親しみやすい。シンデレラは面白かったが、私個人2章以降が飽きてしまった。なので二つ星とさせて頂く
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以前、同じ作者の『むかしむかし…』を読んでいたので、若干構えていたんだけれど、やっぱりやられてしまいました。(^∇^)
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西洋童話をベースにした連作短編ミステリ。
クッキーとワインを持って旅に出た「赤ずきん」がその途中で「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」をモチーフにした事件に遭遇する。
面白かった。
「シンデレラ」が一番皮肉が効いていて面白かった。
(図書館)
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日本昔話×ミステリー『むかしむかしあるところに、死体がありました。 』の続編的内容で、本作は世界の童話×ミステリー。シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女などの世界の名作童話の中で起きる事件を、名探偵赤ずきんが解決するというフィクション作品。シリアスなミステリーというよりはコミカルミステリーだが、トリックは練られていて本格的。童話なので、魔法使いも出てきたりと、ファンタジー感もありつつ面白かった。
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読み易く面白かった。
4作品からなる短編集なので長編が苦手な人でも大丈夫!さらりと読めます。
各話に出てくる童話の主人公のキャラが良い!
元の童話とのギャップが面白さを増してます。
ミステリーとしてもちゃんと成立してますが、本格ミステリーでは無いのでミステリー好きの人には物足りないかも。
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前作の、日本の昔話からのパワーアップですね。”眠れる森の美女”が 機械仕掛けのの椅子とか、映画観てるようで面白いですね。”グレーテルの森”からマッチ箱を出す複線が最後まで上手く繋がっています。 欲を言えば最後圧巻の工場爆破でも良かったんじゃないかとも思ってしまって、夢はまるでアヘンですか? 夢見ることも程ほどに
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本屋さんでみて気になってたから読めてよかったけど、やっぱミステリーはこーゆうタイプでも自分好きやないわ改めて思った。自分的には赤ずきんが最後に読んだからかもだけど記憶に残った。お金稼ぎたい成功したいって思うことは決して悪いことやないと思うけど、もし成功したら調子に乗ってしまうのはわかるけど他人を大切にしないと痛い目にあうなって。あの赤ずきんちゃんのマッチは麻薬みたいに思えて麻薬って普通の人の制御心だけじゃ勝てない怖いものなんだろなって。これから赤ずきんちゃん見るたびこっちを思い出してしまいそうだなって、、笑
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無茶苦茶やね。こんなこと言うの野暮かもしれないけど、もうちょっと原作に沿ってほしかったなぁ。『シンデレラ』『ヘンゼルとグレーテル』『眠れる森の美女』『マッチ売りの少女』の世界に赤ずきんちゃんが乗り込んで難事件を解決!あらすじを知ったのは本予約後。前半2話はまだいい。問題は『眠れる~』と『マッチ売り』の後半2話。もう事件そのものが原作と関係ないやん。壮大な後出しトリックがひどい。4話共通して続々と原作にはない新キャラが出てくるし、思てたんと違う。前作の日本昔話は未読だけど、私には合わないような気がしてきた。
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童話の世界を舞台にした連作ミステリ。とある目的のために旅をする赤ずきんが、各地で出くわす謎の事件。そしてそれを解き明かす赤ずきん。童話の世界のあれやこれやをミステリのトリックとして盛り込んであるのが楽しくって。「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」ってな決め台詞が素敵です。
お気に入りは「甘い密室の崩壊」。ヘンゼルとグレーテルによる継母殺しのトリックはお菓子の家の密室、という倒叙ミステリ。お菓子の家ってけっこう穴だらけじゃないの? と思ってしまいましたが。これがなかなかに堅牢な密室っぷりで。そしてブラックな読み心地も印象的でした。「甘い密室」ってのは、そういう意味もあったのか。
そしてラストの「少女よ、野望のマッチを灯せ」もお見事。でもこんなマッチ売りの少女、風情も何もないですが(笑)。マッチ売りの少女と赤ずきんの息をのむ対決からは目が離せません。そしてここでもとんでもないトリックが。やられたなあ。
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童話をもとに膨らませたミステリー.シンデレラのじつは…だったり,グレーテルのその後だったり,オーロラ姫の途中だったり,赤ずきんちゃんは現れる死体の謎を解きながらマッチ売りの少女の元へ向かう.童話がさもありなんという風に処理されているのがお見事.
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日本昔話をミステリーに“改変”した前作に続き今作はグリム童話の赤ずきんが名探偵にwww各話の犯人も既存作品から借用されており、特にディズニー系は怒られたりしないのだろうか?wただ、一見そんな飛び道具的な設定に目が行きがちだけど丁寧・親切に伏線が張られたフェアな作り。ナメてかかると意外に硬派で驚かされること請け合い。