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なんだかとても俗っぽい新書だから正直あんまり期待していなかったのだけど。少人数教育の提言が財務省によって握り潰されてる事実を明言してるのは良かった。(想像でき得る範囲の事実だけど)
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2021.2.27 とてもわかりやすかった。親の経済格差が要因となって発生する教育格差をどう是正するか?知恵とクリエイティビティが必要だなぁとつくづく思う。
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・親の年収の高低で子どもの大学進学率が変わる。
・数学の能力は遺伝で決まる可能性が高い。
・教育環境で、ある程度非認知能力のデコとボコを調整できる。
・「一斉保育」く「自由保育」(語彙数が多い)
・語彙数は全ての根っこ
・「強制型」く「共有型」(高所得者に多い)
教育格差については松岡氏の著書を読んだ方がより詳しい。
豊富なデーターは参考になるが真新しいものはなかった。
考察は独断的であり、根拠が希薄。
→秋田など、全国学テの高得点は、過去問対策にあることをわかっていない。さらに悉皆型になった全国学テは毎年違う内容なので、厳密に言えば、きちんと分析できるものではない。
名門大学進学の是非が人生の幸福を左右するといった作者の人生観を強く感じた。(私は部分的には賛成)