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ゆっくりした時間が流れる文章だった。
出来事自体のおもしろさ、興味深さもさることながら、「この表現おもしろいな、好きだな」というところがちょくちょく出てくる。
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さらりと読める短編集。毎日寝る前に読んでいました。表現がおもしろいのか、こんなことある?みたいな非日常がちらほら。
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タイトルと表紙に惹かれて手に取った本。
各話4ページで読み切れるため、1日4ページを布団で読むようにしていたが、毎回次の5ページ目の誘惑に勝つのが大変だった。
なんだかなあ、っていう日の終わりにふふって笑わせてくれる文才に、大丈夫って思わせてくれる著者の経験談が好き。
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3.5人生の一コマを切り取るエッセイ。感傷的ではあるが、共感がある。人は、人生の一コマにすがりながら老いに向かう。
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・大槻ケンヂ リンダリンダラバーソール
・浅生 鴨(あそう かも)
・ラビリンス…迷宮・迷路
・きっと今日も僕はリサイクルされている
・スタンダップコメディ…コメディアン一人で観客の前に立ち生でネタを披露するコメディ手法
・偉そうにするなよ。疲れるから
・知らない土地のレストランに当てずっぽうで入るの。そこで出てきたパスタを一口食べて、あまりのうまさに近くに住みはじめちゃうわけ
・糸井 重里(いとい しげさと)…コピーライター
・それがお金に繋がるか、繋がらないかはあるにしても、人は誰しも生まれながらにして、何かの天才だと思う。
・鼎談(ていだん)…三人が向かい合って話をすること
・この週刊誌、買いにくいわあ
・ヘラヘラ笑うことが、せめてもの抵抗だった
・記憶は優しい嘘をつく
・会議のための会議、目配せばかりの人間関係、普通を尊ぶ両親、満員電車からは解放された
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読み終わってから本の帯の推薦文をまた見ると、あーそうね、そんな感じだわって思った
心に残る話とかっていうんじゃなくて、自分の中にもこんなジャンルの感情みたいなものが潜んでいるなって、古い引き出しをちょっとだけ開けたような
読み終わったときの気持ちは、爽快感!ではないんだけれど嫌じゃない重み
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1冊目の小説を出した後SPA!で連載されていたものをまとめた燃え殻さんのエッセイ集。
全編を通して怠い、ほの暗い雰囲気。
なんていうか煙草の匂いのしそうな、睡眠不足の身体を固い床から引きはがすような、コンビニ弁当を買いに外に出たらその太陽の光が目に刺さるのが痛すぎてまた仕事場のビルに戻ってしまうような、そういう感じ。
でもナンカ分かる。
時代の匂いとかそういうのを漂わせるこのエッセイはSPA!らしいなぁと感じたりして。
次は小説を読んでみようと思う。
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エッセイ本。
日常にあることを独特な視点で描いていて読んでいて面白い。
この本から入ったのでまず小説を読んでからの方がよかった。
新宿に森があるつて話が好きだった
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挿し絵と目をひくタイトルが素敵。
2ページにわたって描かれる日々の日常が、なにげなくて繊細で少し憧れる。クスッと笑えるようなお話もありました。今度は小説の方も読んでみたい。
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エロデューサー・佐伯ポインティが出てきた。
次女のお気に入り。
「今夜は悪口かエロ話だけにしよう」という項。
いいね。
悪口とエロ話。
本全体としては、まぁ読みやすくていい本かな。
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タイトルに帰着する。
そのときはなんでもないことやしょうもないことも、時が経って違う感情で迎え入れる出来事がある。
もう戻れないその一つひとつが、温かさをもって書かれた一冊。
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すごく好き!病んでて、優しくて、あったかい。
飲み放題やと思えば、気が楽や。
これ、ドラマ化ってどういう風になるの、って衝撃的。
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燃え殻さんのイケてるとはいえない、中の下(あくまで私の感覚だけど)日常が、短いエッセイを読み進めるうちに、あぁこれもアリで、ある意味幸せなのかも。と思えてサラッと読める。
一話ごとの挿し絵が燃え殻さんの妄想オンリーじゃないかと思わせる所もふふっと笑ってしまう。
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ふとした時に記憶の奥底から蘇る、
楽しかったこと辛かったこと嬉しかったこと悲しかったこと。。
人生って忘れたり思い出したり美化したり色褪せたり、
そんなことの繰り返しで作られていくんだろうなぁ。
ツタンカーメンの夜のエピソードがなぜだか心に深く刻まれた。。
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キッパリ言い切ってしまうと哀しくなるけど、私は今の自分にさっぱり自信がない。
とにかくネガティブで何をするにも不安だし、キラキラ輝いてる同世代を見ては、どうせ私は…と卑屈になり、羨ましいくせに斜に構えた見方をして自己嫌悪したり。少しでも自分を好きになりたくて藻掻く日々だ。
この本は、そんな弱くて暗い、自分の大嫌いな部分もひっくるめて肯定してくれた気がした。
暗くて弱いのは仕方ない。前向いて、自分なりにぼちぼち頑張りましょうか。
そんな、ネガティブなんだかポジティブなんだか分からない気持ちだけど、とても希望を貰えた。読んで良かった。
⚫この二十年、社会の隅で仕事をしながら僕は、日々「漠然とした不安」を抱えて生きてきた。「これから一体どうなるんだろう」と思って生きてきた
「なーんだ、いろいろあるが、いつも通りの漠然とした不安じゃないか」
明日から仕事初めでザワザワソワソワしていたけど、この部分にすごく勇気付けられた。
「なーんだ、いつも通りの漠然とした不安じゃないか」精神で明日からまた頑張る!
挿絵も色遣いが綺麗でつい見蕩れてしまった。
薦めてくれた友に感謝。
⚫「逃げちゃダメだ!」は自己啓発本の常套句だ。それもあるひとつの真実だとは思う。だけど、「逃げた先に見付けられるものもあるかもしれない」と注釈でいいから書いておいて欲しい。
⚫他人に誇れる今かは、よく分からない。ただ自分自身には、何もなかったよりは良かったじゃないか、と言い切れる今がたしかにある。
⚫偉そうにするなよ。疲れるから。
⚫各々が無心になれる何かをずっと続けられることが、勝った負けたなんてチンケなことを考えなくてもいい状態を作ってくれるんじゃないのかな