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意外にもコミュニケーションの本だった。
利他的に生きるには?
人の言うことをよく聞き、相手の気持ちを汲み取り、柔軟に対応できる。
その為に必要なスキルは?
アクティブラーニングや4つのdo'ntと4つのdoなどなど。すぐに使えそうなチップスが満載です。
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自分が教員ということもあり、教育系の内容を期待していたのがいけなかったのか、中身は自己啓発系? 永松さんの「人は話し方が9割」と言っていることがほぼかぶってるなーと(そして私はまだ若いのかあまり納得できないなーと)思いました。
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結構当たり前のことばかり書いてあって、自分にとっては得るものが少なかった。
スタンフォード式や東大式といったタイトルの本はもう読むまいと思った。
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おもいやること。共感すること。これって幼少期からの体験、環境で育まれるところが大きいけれど、これを実戦するための手法、テクニックの教授。体系、構成はやはりいい。瞑想も私にはいい。
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これからの人生を生き抜く上で必要なことが全て書かれているといっても過言ではない内容だった。とても参考になった。
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スタンフォードというなら、「何かの肩書き!?」と思うかもしれないけど、全然ちがう。
もともと本来持っている、「人とのつながり」の大切さを唱えている本である。
それを、より具体的に、いい生き方をするためにする本。
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”エンパシー”
この言葉がとても重要であることを実感するための本である。”共感”これが生き抜く力だということだ。オバマ氏のスピーチやダライラマの講義に出てきたりするそうだ。知らなかった。と、同時に非常に嬉しかった。ビジネスで生き残るためと言いつつも、根本は非常に人間的な部分であることを。
生き抜く力の基本要素は3つ。
①聞き取る力
②共感する力
③与える力
①聞き取る力をつけるためには、【アクティブ・リスニング】
・パラフレーズ(相手の話したことを言い換え確認する)
・クエスチョン(相手のいうことを確認しながら詳しく聞く)
・エンパシー(相手の気持ちに共感を示す)
「その気持ちわかる!」は禁句。「多くの人がその状況なら〇〇と感じると思います」「〇〇と感じてしまうのも無理もないですね」
・フォーカス(相手の話に集中していることを示す=相槌、表情)
避けるべきDON’T
・決めつける
・話の腰を折る
・アドバイスする
・否定する
②共感する力をつけるためには、【思いやり瞑想】
(似ているところのリストづくり(Shared Identity)もおすすめとのこと)
③与える力をつけるためには、【親切リフレクション】
・週1日親切の日をつくり、人のためになることを5つする
・5つの行動を6つの視点から振り返る
→どんな親切をしたのか?
→誰のためになるのか?
→どうしてその行動をとったのか?
→その行動をとってどんな気持ちになったのか?
→同じ目的のために他の行動はあったのか?
→さらに相手のためになることはあるか?
※これに関してジャーナリングもおすすめ。日付と感じたことを書く
・次の親切の日の前には前回の親切の日を思い出しながら、計画を立てる。
・できるだけこれまにやって来なかった親切行動を計画する。
・生きがいや幸せを感じられるようになる。
極上のコラボを実現させるには生き抜く力が必要。【コラボの基本6法則】
法則1:コラボ相手の話をじっくり聞き取る(聞き取る力の発揮)
法則2:コラボ相手の心に共感する(共感する力の発揮)
法則3:具体的に明確なコミュニケーションをする(与える力の発揮。どう伝えると相手のためになるか)
法則4:「引っ張る」と「折れる」のバランスを取る(グループ全体の力を最大限発揮するのがリーダーの役目)
法則5:コラボ相手とウィンウィンの関係を築く(目的やニーズ、動機付けをオープンに話すことが必要)
法則6:フィードバックに気を付ける
フィードバックに気を付けるとは?
〈前提〉
・評価者の癖が大きく出てしまうことを肝に銘じておく。
・ポジティブな要素を意識的に組み込むことが必要
・良いパフォーマンスを定義するのが極めて困難。数値に現れないパフォーマンスが全体のせいかを支えている。基準の満たし方は無数に存在する。
〈3つのコツ〉
①客観的な基準にすがらず、自分個人としての気持ちを率直に伝える
→相手の行動がこちらにどんな結果をもたらし、自分がどんな気持ちになったかを具体的に伝えましょう。
②「私ならこうすると思うけど、どう思う?」
→自分ならどうするかをいって相手の考えを促しましょう
③抽象的な基準でなく具体例で私的
→何がよかったかをすぐに具体的に伝える
→パフォーマンスそのものを指摘し、それがよかった、また、どうしてよかったかを伝える
感謝の磨き方
・感謝日記をつける
・感謝すべきことを3つ挙げる
・今より悪かったときのことを思い出す
・短期間好きなことをやめてみる
・視覚的なリマインダーを使う
究極の謝罪法
①してしまったことが何かを、謝る側がはっきりと認める
②謝る側が謝れる側の苦しみや不都合を認め、心からわびる気持ちを伝える
③つぐないをあらわしたり、問題解決や今後の方施策を提案したりする
”論理の平和利用”
①感情的にならない
②違う意見があることを認める
③意見が変わることにオープンになる
④論理に厚く苦しくならない
ケンカしない論点整理話法
①他の意見に言及する
②他の意見の根拠や強みを認める
③他の意見の弱みや問題点を指摘する
④自分の意見とその根拠を示す
⑤異なる意見にオープンな姿勢を再確認する
許す力のカギは、自分をネガティブな心の状態から救う救世主は自分しかいないということ。
難しい会話への向かい方
・会話の目標を定め、会話を外側から見る視点を設定
・会話の「シャドーボクシング」で不安やストレスを軽減
・ポジティブな事柄にはおもいっきり主観のスイッチをオンに!
・ネガティブには「客観スイッチ」をオン!
・敵と自分の共通の土壌を模索する
論理の力の限界を知っておくこと。
論理の平和的利用法4つのポイント
・ルールや正論に終始しない
・ルールや正論を客観的かつ批判的に見つめて相手に寄り添う(同じ目線に立っていることを印象づける)
・相手の間違いはとりあえず心にしまっておく
・相手の逃げ道を確保する
Dr.Zの域外人生の7つのひんと
①過去、現在、未来をバランスよく使いこなす
②生涯をかけて学びを大切にする
③「情熱リスト」で自分の熱意を育む
④シャイな自分を捨て、社会でみんなとつながる
⑤自分をリメイクし続ける
⑥社会派の「はみ出し行動」を大切にする
⑦社会の変化に貢献するヒーローを志す
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エンパシーが大事
コミュニケーションにおいて大切なことが、行動レベルで具体的に述べられている
ここに書いてあるようなことが実践できれば、生きることが楽になるんだろうと思った
アクティブリスニングのDOとDON'Tを全員使えるようになるだけで、世の中の人間関係は劇的に変わるはず
持
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「生き抜く力」というタイトルイメージより、より良い生き方の自己啓発的なイメージがしました。岩波文庫の「孔子」の思想を知っている方は、それの現代風に分かりやすくしたようなイメージだと思います。偽善という意味もとても理解できました。わたしも改めてその心を意識して生きていきたいと思います。
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個人的に結構好きだった。スープをクレーマーに売った店長、神対応過ぎる。
聞いたら納得出来ても、一瞬で思いつくものではないよな。
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共感する力、相手を思いやり親切にするとこで自分が得をする。集団生活を営んできた人間の遺伝子に組み込まれてるですね〜。もっと世の中に浸透して欲しいですな。自分の行動に心掛けて取り入れてみます!
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高校だから何か子供に沿ったことをしているのかと思ったら、ビジネス本に書かれていることを寄せ集めただけのような内容でした。がっかりです。
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利他的であることの効能。
情けは人の為ならずは生物のデータとしても正しい。
聞き方話し方(というか他人とのコミュニケーションの取り方)のトレーニング方法が記載されていたりするのだけど、これは実際にやると結構良さそうな気がする。
コミュニケーションてスキルだからね、トレーニングでその技術は上昇するだろうね、と思う。
悪くない。。。でもそれって難しいんだろうな・・・という実感も込めて★は3。
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スタンフォード大学オンラインハイスクールの日本人校長による初の著書。スタンフォードのあるシリコンバレーで筆者が体験した、世界最先端科学に基づく「生き抜く力」を7つの講義形式にして紹介しています。
「生き抜く力」の具体的な三要素は「聞き取る力」「共感する力」「与える力」。意外にもスーパーリーダーに共通しているのは、こうした人を思いやる利他的マインドに基づく共感力に満ちた謙虚さであるそうです。競争社会とはいえ、人生はコラボに満ちています。人生を様々な人々とコラボしながら生き抜いていくためのこの三要素の磨き方が、様々な研究者のトレーニング方法と共に説明されています。
私がなるほどと思ったのは、「与える力」には、その力を自分に向けた「自分をいたわる力」も含まれているということ。自分に優しくし、不完全であることが人間である証であると意識し、自分の感じていることそのものを受け入れることができる人は、ストレス耐性も強いそうです。自分をネガティブな心の状態から救う救世主は自分しかいないからです。
また、幸せには「人生の意義を持っていること」と、喜びや満足など「よい気持ち」を実際に体感することの両輪が大切だということですが、ものを買ったり身体的欲求を満たしたりして得られる幸せにはすぐに飽きがくる「快楽順応」という限界があり、その快楽的幸せと対照的なのが、生き甲斐や人生の意義による幸せだということです。例えば、収入は幸せ要素の一つですが、年収800万を超えると、収入と「よい気持ち」の相関がなくなるという研究結果もあるそうです。
他にも、感謝力の効用は感謝された側よりも感謝する側にあるということ、謝る力の重要性、論理の力の限界(ルールや正論に終始しない、ルールや正論を客観的かつ批判的に見つめて相手に寄り添う、相手の間違いはとりあえず心にしまっておく、相手の逃げ道を確保する)、など、哲学者ならではの筆者の視点が多く紹介されています。
私は社会的成功を求めているわけでもないので本書は興味本意で読み進めましたが、最後に紹介されているスタンフォード大心理学者フィリップ・ジンバルドー名誉教授の「生き抜く力を完成させた生きがいに満ちた人生のための7つのヒント」(過去、現在、未来をバランスよく使いこなす、生涯をかけて学びを大切にする、「情熱リスト」で自分の熱意を育む、シャイな自分を捨て社会でみんなとつながる、自分をリメイクし続ける、社会派の「はみ出し行動」を大切にする、社会の変化に貢献するヒーローを志す)は、とても胸にストンときました。
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スタンフォードの学術会の巨匠やシリコンバレーのビジネスリーダーから実感してきた「生き抜く力」の源泉は、喧嘩上等でゴリゴリに勝ち上がっていくスタイルとは真逆の「利他的マインド」をベースにしたものだった。
ビルゲイツは言う。エンパシー無しのイノベーションでは意味がない。エンパシーはイノベーションと同じぐらい重要だ。エンパシーこそ様々な障害をうちやぶりあ、未来への希望を開拓してくれる力である。エンパシー、つまり相手の心に共感する力である。異分野でも、競合相手でも、相手の話をじっくり聞いて真摯に理解しようとする。相手の立場に共感しようとエンパシーを最大限に発揮する。その上で、自分の立場を踏まえながらも、相手にできる限りのことをしようと頭をひねる。出来ることがあればとことんやる。エンパシーは思いやりにもつながるのだ。謙虚さも同様に必要だ。
何度となく脳科学や進化心理学などにおける研究が示してきたことは、思いやりがまさに進化の結果生まれた人間の本質であると言うことだ。身体の健康だけでなく、人間の種としての生存にもかかせない。行き過ぎた利益追求や思いやりに欠けた自己中心的な行為を、オバマ大統領はエンパシー負債だと警告した。
生き抜く力の3つの基本要素は、聞き取る力、共感する力、与える力だ。