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20200827
何にも忖度されていない率直な意見に素直に共感できた。
日本人には、マジョリティからマイノリティになる勇気と自信が必要と実感。
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著者はこの国におけるコロナ政策を徹底的に批判する。特に安倍政権下における馬鹿さ加減を投稿していると、感染拡大を懸念する人たちから相当攻撃されたらしい。
・日本の経営者の多くは社員を奴隷のように働かせれば業績は回復するとの妄想から解放されることはなく、また従業員も会社のために上から言われた通りに働けば幸せが手に入るという従来型の思考から抜け出せず、企業も労働者も一体となって転落の道を進んだ。
・地球温暖化はデタラメ。ツバルの海水面水準はここ20年横ばい。白熊は絶滅するどころか、ここ10年で30%ほど増えている。英国の気象庁とイースト・アングリア大学気象研究ユニットは地球温暖化は1997年にストップし、21世紀に入ってからは平均で0.07度低下していると2012年に発表。
・日本人のマジョリティ志向。いじめても良さそうなやつをターゲットにして、皆で徹底的に叩きまくる。ネトウヨのフラストレーション解消方法。
・日本人が一番気に入らないのは、自分が我慢しているのに楽しそうにしていたり、上手くやっていたりする人間。すくなからぬ国民が政権には家畜のようにおとなしく、庶民同士では出る杭を打ったり、溺れている人を見捨てたりする風潮を当然視する背景には、劣等感と嫉妬心そして横並びの教育システムがある。
・日本は民主主義もアメリカから与えられ、自分達で世の中を変えたという成功体験がない。だからひどい出来事が起きると仕方がないと諦めてしまう。原発事故も消費税10%も。
自分達が世の中を変えることで生活をより良くしていくというパトスがない。
上記がこの本で印象に残った主張。温暖化のくだりは、当方専門知識がないので真偽のほどは判断できないが、常識を疑うことは必要だと感じる。その他のことにはおおむね共感できる考えであった。
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生物学者の池田先生からの提言。いろいろな形で思考停止に陥いる状況が提示される。その中で、自分で考えるには、多様な意見に耳を傾むけて、自ら情報を集めて自分の頭で考えるということ。特に自分と反対の意見や情報を取りにいくということには、とても納得しました。
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タイトルが挑発的で僕の好み。
書いてあることもごもっとも。
文字も小さくなく、ページ数も少ないのですぐ読める。
・リスクゼロなんて無理。なのに、しかも、何も考えていないのに、日本人はそれを求める。
・強い相手には口をつぐむけど、石田純一とか、いじめても良さそうなやつをターゲットにして徹底的に叩きまくる。それが日本人の国民性。
コロナだけでなく、芸能人の不倫みたいなどうでもいいことについてもそう。
・反対をすると言う態度にはすごくエネルギーが必要で、バッシングもされるが、マジョリティである限りは自分の心の平穏を保っていられる。
・マジョリティにはマイノリティにも配慮する寛容さが必要だが、今の日本社会からはどんどん失われている。
なるほど。
ところで、著者は、「日本人は絶望的に民度が低い」といい、9割の国民が財布の自粛要請に従ったのは「みんな一緒で安心」だからであり、つくづく「自粛バカ」だという。
皆さんはどう思いますか?
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サーファーの場合、海にいるんだから三密はまったく関係がなく、何が問題なのかもよく分からない。要は、皆んなと同じ行動を取らないやつをいじめているだけ。
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コロナでいろいろあった人間の本性暴き出すと言う本です。政府が自粛要請すると多くの人が自粛したと言うのは、人々が自分で考えることをやめて家畜化したと言う事だそうです。確かに自分の意見を言っている少数派はものすごく叩かれていました。筆者はこれを危険な兆候だといいます。途中今の政権等を批判する文章がちょっと刺激的でした。賛否が分かれるところでしょう。いろいろあって結論が、物々交換をするような世の中になったらいいなと言うのは、、、、。
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自分は、国や政府政策に全く興味がないし、マジョリティもあまり好きではないが、だからといってマイノリティを主張して、反発して他を困らせるようなことが良いとは考えられない。家畜になっていると言われるのは耳の痛い話だが、ウイルスについて何もわからない状態で、他者に感染させるってのもどうかと思う。やっとウイルスについてもわかってきた後だから言えるのでは。
自分はGOTOなんとかにも興味ないし、自粛しているというつもりもないが、未だに全然外出してない。それはそれでマイノリティかもw
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コロナウイルスの自粛の話から、日本全体の問題へと広げている。
「リスクゼロなんてありえない」
「マジョリティにつくのは楽」
「SNSで認められるためには、努力が必要」
ごもっともでしさ?
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賛同できるとことでけへんとこある。みんなが言うこと聞いてくれたら、このコロナ禍での緊急事態宣言も不要やけど、国民みんなが言うこと聞くと思うぅ❓って聞きたい。
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悶々としていたことを分かりやすく解説していただいてスッキリした。一つの見方として自分の中に入ってきた。内田樹さんとの相性も良くて嬉しい。
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ならではのパンチの効いたタイトルだけど、いつもながら内容は至極妥当。聞こえにくい、見えにくい、より小さな声の方にしっかり耳を傾けるっての、意識してやらないと難しいですわな。
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納得することばかり。
グローバルキャピタリズムという言葉が結構出てきた。そこはいまいちよくわからなかった。バカも読むのでそこんとこよろしく。
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自分が日々思っていることをほとんど言ってくれている。
すべて「自然現象」で納めてしまう。すぐに空気を読んで(読もうと?)してしまう。自分のそうですが。
変えたいですよね。自分も世の中も・・・
「家畜化」いや~厳しい言葉ですね
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#自粛バカ
#池田清彦
#宝島社新書
家畜になるな。考えて生きろと、そういうメッセージを受け取った。マジョリティは実は考えを持っていないことが多くマイノリティのほうが根拠や考えを持つ必要性に迫られる。勉強になった。若い時にもっとこういう本を読んでおきたかった。いや、きっとまだ遅くない!
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マジョリティが
必ずしも正しいとは限らない。
その事を再認識出来た本。
みんな言ってるとか、
みんなやってるとか、
そんな事は関係ない。
自分がどう思うかが
最も重要な事。