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KPI=「事業成功の鍵」の「数値目標」
KPIは社長や管理職のための目標じゃない。
ちゃんと利益を出して、全社員が幸せになるための「超わかりやすい」「たった一つの」目標だ。
生々しい事例集と実践シート付き。これなら始められる!
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Q.ネックレスを引っ張るとどこが切れる?
A.一番弱い所
Q.そこを補強したら次に切れるのは?
A.次に弱い所
組織や店舗や製造部…ボトルネックな部分は責めないで、支援・補強しあえばどんどん強くなる。
「犯人探し」じゃなくて「成長のトリガー探し」。
心理的安全性の高い会社はできていること!
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以下読書メモ
■CSF(最重要プロセス)の設定方法
・ステップ1:モデル化した数式の項目を「定数」と「変数」に分ける。
・ステップ2:変数からCSFを選択する。
■「ネックレス」で一番弱いところはどこ?
・ネックレスを引っ張ると切れる部分が「一番弱い部分」
・この最も弱い部分こそがCSF(Critical Success Favtor)
・最も弱い部分を順番に強化していけば、ネックレスは強くなる
・CSFは移動する
・CSFを順番に強化し続けるとネックレスは切れなくなる
■CSFの具体的な見つけ方
・①ビジネスプロセスを図示
・②そのプロセスの中でどこが弱いのかを見つける=CSFとなる
・これを関係者に図にして、確認するプロセスが重要(関係者で認識を揃えることが重要)
■KPIマネジメント実践シート
ステップは以下の7つ
・1.Goalの確認
・2.KGIの確認
・3.目標、現状のビジネスプロセスの確認とステップごとの数値の確認
・4.目標、現状の定量数値のギャップが大きなビジネスプロセスとギャップ数値の確認
・5.ギャップを埋めるための活動=CSF候補の洗い出し
・6.最も効果的な活動(CSF)の確定
・7.KGI達成に必要な定量目標(KPI)
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・関連書籍の最高の結果を出すKPIマネジメントを読んだので、こちらもその流れで読んだ。こちらの書籍はその流れを汲みつつ、もう少し具体的に解説されたもの
・KPIの手前の話である、ゴールやKGIが関係者間でそもそも認識がズレていることが多いからまず揃えた方が良いという点、めちゃ共感できる。あと言葉の定義を揃えた方が良いという点もすごく共感。イメージしている内容が人によって全然違うし、KPIを設定することを目的としてしまってる人もいるし、謎に複数設定したがる人もいるし…。手前の大前提を、丁寧に最初に揃えておかないと話とまとまらないし後々混乱することになる。
・マネジメントするKPIは1つに絞る、制約条件、つまりCSFは移り変わるので、移り変わったことを確認できればKPIも変えて良い、この2点も重要だろう。
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前作にTOCをプラスしただけです。
ただそれによってCSFの意味合いが変わります。
1番弱いところを特定し、組織全体で支援・強化を行う。
制約条件が減っていけば、生産性が高まり業績ぐ上がる。
TOCを端的に説明してくれます。
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CSF (Critical Success Factor)
最重要プロセスのことで、これを達成するための数値目標がKPI。
最重要プロセスとはネックレスの切れやすい部分。ネックレスの切れやすい部分は、一番弱いところ。その次に切れや好きのは次に弱いところ。
例:情報収集→アセスメント→プランニング→実施
といったプロセスを矢印と数値で書き出し、
ハイパフォーマーとミドルパフォーマーを比較する。
その時のギャップとなるプロセスが「弱いところ」となる。
CSFはネックレスの弱いところなので、その時々で変化していく。CSFとその数値目標である、KPIは変更しても良い。
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ザゴールの制約条件理論をベースにしながら、KPIを実践的にマネジメントしていくやり方が勉強になる。事例も豊富でわかりやすい。組織として、いちばん弱いところを見極めて、えこひいきしながら、全社で、弱いところを支援していく、というのがKPIのマネジメントの核になってるように感じたが、実際、組織にいると、なかなか、縦割りで、組織ごとにミッションがあり、ほかの組織を支援、ということが難しいようにも思う。いかに、戦略をシンプルにして、弱いところをみつけて、トップダウンで全社が同じ目線をもって弱いところにコミット支援できるか、また、この部分を高速にPDCAまわせるかが重要だと感じた。