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難しい
2022/12/14 06:13
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投稿者:ごまちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
アートと経済のつながりについて、私の頭では、よくわからなかったが、新しい観点でよかった。また、何度も読んでみたい。
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自分の人生を作品として見ることができる感覚。
作品として生きる。
努力に美しさがなければならない。
誰かに見られて恥ずかしくないように毎日を過ごす。
楽市楽座はお寺や神社で開かれていた。それは「神様仏様がお前たちの商売を見ているんだよ」ということ。
そんな人になりたい。
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感想
自分自身の価値には自分では気がつかない
自分の人生を演じるのは自分
社会の中の誰か一人にでも、自分ののストーリーが必要とされた時に、公となり、自分の価値に値段がつく。
自律的な歩みと、自立的な行動が、美意識の高まりとなり、人の目に止まり、人の心に止まり。そこに写された自分の価値が現れる。つまりは自分の価値は人と隣り合わせにある
評価
美意識とは何か
自分の人生を生きているうちに
作品にしてしまうこと
(例えば、外の評価だけでなく、自分自身で自分を認めること)
化けるのは、合わせに行かない人
合理的ではない人
アートから学ぶとはどういうことか
日本の美術
小さい頃から美術に触れる機会が少ない
日本は海外に美術品を出さない
見る機会と知らせる機会が少ないから、閉鎖的
世の中にある三つのルール
法律ー最も固く、安定させる物
慣習ー罰はないが、運用してるもの
道徳ー心の問題が行動につながるもの
→区切りを持たせることが、価値をつくる
アートの公準
時限でアートを捕捉(江戸アートなど)→分けることでわかる。(差別化)
貨幣で見る(画商の働きが価格を決める。マーケ)
→評価に上手く載せる
主人公を、決める(場所とか技術とか?)
→見え方を絞り込む
貨幣の鋳造が、資本主義の、はじまり
今後、教育の格差が国際社会に、影響する
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簿記や会計という視点からアートの歴史や現在について考察しているが、対談形式なので堅苦しくなく読み易い。
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30代男性
題名の「お金とアート」という2つのつながりに、違和感を感じて、さらに、副題の「新たな価値のつくり方」を知りたくて読みました。
画商と会計士の対談が掲載されている。内容は芸術とお金の歴史、日本と海外の比較など、お金とアートからはみ出ないようにざっくばらんに対談されている。
アートに関しては、お金持ちの方の趣味の領域で、遠い存在という認識でしたが、芸術性という新たな価値を生むという観点では参考になると気づけました。
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めちゃくちゃ面白い。
田中先生のいつもの会計とアートを絡ませる切り口に、アートの本家である山本先生の切り口が交差する。
一気読み不可避でした。
・AIと人間の差
自律しているかどうか?
人間の価値は区切ることができること。
物事を始め、終わらせることができる。
AIは現状、終わらせることはできない。
・新たな価値
産業革命以降の会社が主役(会計上において)からの転換。日本においては会社が社員を養いきれなくなってきた。会社に依存した人生ではなく、定年後にも通用する価値をまじめに考える必要が出てきた。
コード(文脈、物語性)とモード(センスの重なり)。神なき時代にどんな倫理観と道徳観のもとに働き、そしてどんなことをして遊ぶか。目指すべきはどちらも真剣に美しく。私たちが美術館で見る絵画と同じで私たちの人生も終わってみれば1本の映画です。誰かに感動与えるとまではいかなくてもせめて恥ずかしくないようには毎日を過ごしたいですね。
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エリートがアートにまつわる雑談をしている感じ。
嘘を言っているとは言わないが、おもしろくもない。
松浦弥太郎的というのか。
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著者の田中靖浩さんの大ファンで手にした本です。
著者名のとおり「お金」と「アート」。
画廊の山本豊津さんとの対談が本になっています。
コロナ禍でモノの価値観がまさに変わろうとしている今のこの時に、
アートの価値、それは「美意識」の変化にまで話が及びます。
田中先生お得意の会計と歴史が沢山でるなか、高齢の山本さんの
考え方が野をかける少年のように興味津々な対談内容です。
帯に書いている、アートを通して「価値と価格の本質」即ち、
その「もの」が持っている力・価値をどう計るかという問い。
一人一人が主体的に、「もの」をどう捉えるかといった、
今の社会に求められているけど、情報の渦の中、なかなか難しいこと
だけど、これからとても大事なことであると新たな視点を得ました。
私にとって「美意識」とは、「価値」とはとずっと考える
気持ちにさせてくれる本でした。
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ビジネスでもアートでも、作り手がいくらものづくりに情熱を注いで労力をかけたところで、第三者がその価値を認めなければ価格がつかず、社会と接点を持つことはない。普段はアートに縁遠いという方であっても、本書で紹介されているような「お金」という切り口からアートを見れば、その見方が変わるかもしれない。古今東西のトリビアが満載の本書から、美術を見る目を養ってみてはいかがだろうか。
この本を読んで価値について考えさせられた。
第三者に認められて初めて、価値が価格になる。
努力をしても、人に認められなければ、自己満足で終わるのだ。ただ、価値は商品だけではなく、作った人の人間性や信頼できるかどうか、身だしなみ、賢さなど、総合的に判断されることも多い。そこがまた世の中の面白くもあり、ズルいところかも知れない。
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本筋とは異なるかもしれないが、「初期教育の失敗」に関する箇所が印象的であった。
・会計においては簿記、美術においては写生といった「作る」重視の教育が入口となっている
・一方、決算書や絵画を「観る」ことは疎かにされている
・「作る」と「観る」とは全く異なる行為である
自身を振り返ると、小学生の時分、絵を描くことは苦手で気乗りしなかった。入口で躓いたがゆえに、「観る」に興味が湧くこともなく、30歳を過ぎてしまった。
今になってみれば、絵画を観ることには魅力を感じるが、憧れに近い感情である。全くスキルを持ち合わせていないからだ。
そこに適性がなければ即挫折しかねないという点で、一側面を過度に重視した初期教育はとてもったいない。
と文句を言っても始まらないので、自助努力で絵画を「観る」ことを楽しめるようになりたいと思った。遅すぎるということはないだろう。
(flierでのみ読了)
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コード(歴史的文脈における表現方法)とモード(時代とセンス)
世界の美術マーケット7兆円 44%アメリカ、イギリス21%、中国19%、日本7%
日本国家予算100兆円
興味(文化レベル)、お金(経済レベル)、買い方(目利き)が足りない
アメリカ パブリック思考、 日本 プライベート思考
言語技術と共通の土台
保税倉庫
標準化(文明)から差異化(文化)
13世紀 ヨーロッパにアラビア文字
経済に金利の導入 簿記がイタリアからオランダ、イギリスへ
日本
江戸時代 数学を解く楽しみ KPIで楽しみや美しさが失われる
キャッシュレスで日本人の暗算力が低下する?
マイナスを△にしたのは書き換え防止のため
電子媒体は原価計算ができない
美術品の評価機構がない
会計の価額=価値
ポップアート
価格から価値を逆算
誰もが知っている素材を自分のコンテクストに引用
40代でもう一度とんでもないことができるのが天才
人生の後半で価値転換は大変だがチャンスでもある
日本人は長所を見つけるのが不得意
会計の公準
貨幣的評価の公準
継続企業の公準
企業実態の公準
なんでも金銭的評価するが、人間はバランスシートに載らない銭
日本の博物館は寺からの寄託作品が多い。
金銭のやり取りはないので貨幣的評価に影響がない。
資産
所有権ではなく、経済的利益を有するものに
誰かに依存していないか?継承する仕組みがあるのか?
美意識
「自分の人生を作品化しようとする志」
商品化と反対側のテンションが高い人のほうが化ける
芸術家の才能
これ以外のことはやることがないという自分を追い込む才能
トーナメントプロ=個人プレイヤーと レッスンプロ=教育者
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ちょっと難しくて、私の勉強不足でわからないこともあるけど、着眼点が面白くて、最後まで読み切れました。
アートと経済って、実はこんなに繋がっていたのかと驚きます。
今回難しかった所は、もう少し勉強してからもう一度読みたい本。
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教養としてのアートの理解の仕方がやっとわかった。本文中に出てくる作家の作品をネットで確認しながら読み進めるのがオススメ
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2021年末の大掃除で発掘した本です、この本は2021年の間に読む本の様ですね。読みかけになっていたために、評価は「★一つ」にしております。内容が不満足だったわけではありません。
2021年12月29日作成
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自分が学んできた会計と興味のあるアートの視点が交わるということで、ぜひ読まなくてはと思って手に取った書籍。ビジネスマンにアートが必要なだけではなく、アートにもビジネスの視点が大事。