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面白かった!
ブック・カースが発動した際の物語がすべておもしろい!
ハードボイルド、スチームパンクとこの話の続きがちゃんと読みたい!と何度も思った。
とくに第3話の「幻想と蒸気の霧に包まれる」がとても良く、自分も物語の中に入り込んだ気分になってとで面白かった。
物語は予想とは違う方向に進み、最後まで楽しく読めた。
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期待値高すぎた!!!
作中作の区切りが分かんないところが没入感を狙ってたのかな。
設定はめっちゃ好きだし、読長町行ってみたいけど住みたくはないなと思った(ストレス溜まりそう)
ストーリー上仕方ないとはいえ断罪されなかったのもちょっとな……泥棒は泥棒だよ…。その辺りがだいぶモヤモヤしました。
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本に関するお話だと思って読みましたが、期待値があまりに大きすぎて私はややはずれた感がありました。
ファンタジーは苦手です。
読長町という町に書物の蒐集家で評論家の御倉嘉一の膨大な書庫、御倉館があります。
稀覯本200冊がそこの書架から消え失せてしまい、狐神により書物のひとつひとつには奇妙な魔術がかけられています。
そこの孫である、あゆむとひるねの兄妹。
あゆむの子供である深冬が主人公です。
深冬は呪いがかけられ、本の世界に入り込み、犬耳の少女真白とともに、次から次へと違う本の世界に入って冒険をします。
誰かが、本を一冊盗むたびに新しい本の中の世界に入っていきます。
本の中の世界は現実では友だちでも現実とは違う役割を演じていますが、そういうあれこれを、私はファンタジーが苦手なので、本の中の世界はなじめませんでした。
第五話の謎解きは、最後にたたみかけるようで、面白く、真白や、ひるね叔母さんの出生の秘密が特に面白かったです。
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深冬は本が大嫌いな高校生。曾祖父から代々書物の蒐集家の家に生まれ、当然のように読書家だと思われることや、膨大な蔵書を管理している「御倉館」目当ての人にもうんざりしている。
ある日、ケガをした父の代わりに「御倉館」で寝起きしているひるね叔母さんを訪ねた深冬は、突然奇妙な世界へ放り込まれてしまった。
御倉館から蔵書が盗まれると呪いが発動し、街は盗まれた本の世界へと変貌し、街の人々も物語の登場人物になってしまうのだ。
泥棒を捕まえて本を取り戻さなければ、元の世界には戻れない。深冬は、白い耳と尻尾のある不思議な少女・真白の助けを借りながら、さまざまな本の世界で悪戦苦闘する事に…
かなり前に読んだはずなのに、記録していなかった事に気づいて登録。
大好物の要素が山盛りなのに…何故だかもうひとつ物語の世界に入り込めず、深冬の心情を感じ取ることができず。
真白の存在やご先祖さまの因縁などの要素が、どこか話をややこしくしてしまったのかなぁ。
もやもやしていた間に日にちが経ってしまって、感想ももやもや。
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前作「ベルリンは晴れているか」とは大分毛色の違った作品で驚き。深緑さんは映画が好きなのかなぁといった印象を受けた。
嘉市さんのは本に対する愛だけど、たまきさんはただの束縛。紙に印刷された本は広く読まれるべきだと私は思っているから、所有されるだけの本は気の毒だなと思う。
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「これだから本は嫌いだ」って書いてある本を、今読んでいる「あなた」…
もう、物語の中に入ってます。
読長町の「御倉館」の蔵書にまつわる、不思議な出来事。
主人公「深冬」と謎の少女「真白」の息つく暇もない冒険の旅は、御倉家の過去の秘密の解明とともに、子供から大人への成長の中でいつしか失ってしまった大切な「宝」を取り戻す旅。
読み終わった後、もうすっかり「深冬と真白」ファンです。
ふたりは、これからずっと……
……とても良いですね。
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著者名だけ見てプルーフいただいて、読み終わって感想送ろうとしたら〆切が前日まで。ホンマダメな書店員で申し訳ありません。
で、中身。予備知識が著者名だけでいただいてしまったので、まず日本(と思われる)舞台なの?ナチは出て来ないの?ファンタジーなの?と最初はクエスチョンマークだらけ。
でも、読み進むうちに「これはこれで良いのでは、いや、良い」という感じに。個人的にはスチームパンクっぽいのが一番好きかな。ファンタジーって苦手と思ってるんやけど、これは割と読めました。女子高生主人公とは言え色恋とかキャピキャピしてないから?(この書き方マズい?)オジさんでも抵抗なく読めるファンタジーでした。
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リアルな戦時下の推理もので名を馳せた著者の新作は、ミステリ風味のビブリオファンタジー。不思議な小説で面白いけど、前の路線の方が良かったな。
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訳も分からず本泥棒騒ぎに巻き込まれた深冬、初めは大迷惑だと思いながらも心の奥では冒険を楽しんでいる
命の危険はあれどこんな冒険ができるのは確かにわくわくするかも
読みすすめるのは現実と様々な物語が入り乱れて少々混乱…
初めて聞いたブックカースという言葉、本が貴重な時代には実際に記されていたのね
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なんてこった。ファンタジが苦手な私なのに、まるっきりこの世界にはまり込んでしまったではないか。
町の名前が読長町、ってもうそれだけで住みたくなるし。
地下二階から地上二階まである巨大な書庫って、住みたい、そこに住みたい!!
あぁ、うらやましすぎるその環境。なのにそこの娘は本が嫌いだときたもんだ。
本嫌いの女子高生深冬が町を飲み込む物語の中に飛び込む冒険小説、ってこんな最高な設定ありますか!
あぁ、楽しかった。あぁ、ホントに住みたい!御倉館に住んで読書とひるね、時々冒険に明け暮れたい!
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あらすじを読んでワクワク期待しすぎたかも。
せっかくの面白い設定なんだから、もっと面白くできたんじゃないかと思ってしまった。
キャラクターももっと活かしてほしかった。
『文学刑事サーズデイ・ネクスト』シリーズを思い出した。あれ続き出ないかなぁ…。
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途中まで訳のわからない不思議な物語だったが、真実を知ってからの展開はうーん、いまいち。
でも、設定や世界観はとても好きで読長町へ行ってみたくなった。
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ミステリー&ファンタジー
ファンタジー色強めで今まであんまり読んだ事の無いジャンルだったのですが、面白かったです!
特に3冊目の「銀の獣」は物語としても壮大で楽しかったです。
いまいち理解できないところもあったので、しばらくしたらもう一度読み返したいと思います。
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いつも外文のようや雰囲気で物語を書いてきた深緑さんにしては、全く違うファンタジーテイストな今回の本。
今までの深緑さんがめちゃくちゃ好きと言う人はちょっと…ってなるかもだけど、自分はファンタジー好きだからとても面白かった。
何より設定が最高に面白い!
貴重本を個人で所有している御倉館から本が盗まれると、その本にかかったブックカースと言う呪いが発動して街全体が呪いにかけられる。
おまけに本それぞれにかかっている呪いが千差万別で、その世界を相棒のシロと旅して泥棒を捕まえに奮闘する。
頭の中でこれはアニメにしたら凄く面白そう…と想像がとっても膨らんだ。
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様々なジャンルの本がギュッと詰まったような本にしたかったんだな、という作者の意図が見えるが、文章が想像しにくくて(私の個人的問題だろうけど)なかなか読みにくくて途中で数回やめてしまいたかった。
ただ、私には不向きだったんだと思う。
同じファンタジー系のジェットコースター物語なら、ムゲンのiの方がまだ好きだった、って思った。
何しろ、ハマり始めたのが残り4分の1になってから。
それでも、オチは「は?」という感じだった。
うーん、私個人的には、ね。。。。という感じ。