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大好きな原田マハさん著。政治に鈍い私でも楽しく読めました。そして日和さんの凛子さんに対する思いにほっとしました。
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ほんとにこんな総理大臣がいたらどんなにいいだろう。
総理の夫の日和くんと同調して、日本初の総理大臣の妻凛子さんに憧れ、ときめき、ドキドキした!
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総理の夫。
映画製作決定で、田中圭、中谷美紀が並ぶ芸能記事でその存在を知った。
作者の原田マハは、最近本屋に入るとよくその名前が見えて目を引いた。
この人、知らなかったけど本当に沢山の著書があった!
私の原田マハ読書第1作は、「総理の夫」。
日本国初女性総理大臣となった相馬凛子。
日本初のファーストジェントルマンとなった、凛子の夫の目線で、総理大臣凛子の姿を日記形式で書いていく。
もう凛子。かっこいい。私も憧れる。皆が憧れる。
弱者の味方、国民皆を守ると言う強い信念に、行動力。
こんな人だったら、今の日本を変えてくれるんだろう。
映画製作決定での原田マハと中谷美紀のコメントに、まだ日本で総理大臣が女性になることは遠い日だ、と二人とも言っていた。
それは、とても口惜しいことだけれど、いつかきっと凛子のようにこんな誰よりもリーダーシップに満ちた女性総理大臣が現れてくれるんじゃないか、と期待してしまった。
そう思えるくらい、パーフェクトな凛子。
そんな凛子をそばで支える夫、日和。
男女平等、女性の社会進出、出産育児を夫婦で。そんな世界とは程遠い日本と現在の政治家にチクリと刺すような皮肉にも見えるくらい、総理の夫の世界が羨ましい。
夫日和も凛子を愛して、彼女にどんな敵がいても、彼女の後ろで、彼女の味方になってくれる。
そんな夫が素敵です。
凛子と日和。そしてもう一人。
夫婦、家族の姿。
政治家たちのバトル政争でも、ドキドキしながら読めました。
楽しかった!
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20××年、相馬凛子は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。税制、原発、社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ…。凛子の理想は実現するのか?感動の政界エンタメ!
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2013年は自民党が与党に復帰した翌年。その年に出て、理想の政治家とは、を描く。
まっすぐに理想を掲げ、居並ぶ議員にではなく、国民に自分の言葉で語りかける、第111代内閣総理大臣相馬凛子。今の総理大臣が99代とのことなので、数年後の近未来のできごととして。
なんとも魅力的な女性を、横で支える日本初の「総理の夫」は、頼りないようにみえるけれども、彼でなくては相馬凛子は総理大臣を務めることはできなかったし、ラストの選択はできなかった。
角川文庫にあった戦後すぐの教科書として作られた「民主主義」を読んだときに感じた政治家の理想がここにあった。
本日はお日柄もよく、とのリンクが感慨深い。
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遠くない未来の日本に、こんなリーダーが現れてほしい!
かっこよくて憧れの女性です。
久遠久美さんが出てくるのは、本日は、お日柄もよくのファンとしては嬉しかった。
原田マハさんの作品は面白くて、いつも一気に読んでしまう。
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女性総理大臣が誕生した日本で、出産に向けて辞任決断を迫られ、辞めないでくださいと言われる世の中……。これは、未来の日本かもしれない。
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理想だなって、思う
政治の世界は、わからないけど、
この人が、
国家のリーダーであったらと
思う人に出会いたい
女性も、普通に生きたい
とどのつまり、差別はなくならない
でも、
だからこそ、諦めないで
進んでゆける道が
あったらいいのに
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現実で可能なのかどうか、私にはわからないけど、でも相馬凛子ならやってくれる。それを私も感じた。政治に興味なんてなくて、選挙は行くけど全然わからない、日本は変わらないと思ってたけど、私たち若い世代がもっと興味を持つべきなんだなと思った。いつか誕生してほしい女性総理。
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2016年の作品なのに、コロナ禍の2020年末の今これを読んで日本にもこんな未来が来ればいいのにと願うばかりです。
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キャラクターが魅力的でストーリーも多彩なエピソードが散りばめられていて、とても秀逸な作品でした。
映像化された作品も見てみたくなりました。
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増税したら経済成長するというロジックが、個人的にあまりに大きなノイズになってしまい、主人公の総理・相馬凛子に感情移入できず。他にも、人物描写の立派さに比して気勢を上げているだけの施政方針演説だったり、なんか薄っぺらいなぁというのが正直なところ。
安倍昭恵さんのコメントはちょっと良かった。
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読みやすかった。日本初の女性総理の夫の日記という新鮮な視点。今時らしく、最後の方は働く女性のキャリアと私生活の両立に関する問題提起があり共感する部分が多かった。めちゃくちゃ盛り上がる場面があるわけではないけれど、その分、終始穏やかな気持ちで楽しく読めた。やはり原田マハさん好きだなぁ。
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面白かった。夫を、日本を引っ張っていく日本初の女性総理を、鳥類学者で御曹司の夫の視点から観察。徹底的に女性優位、強い女性を描いていて(登場する女性はもれなく全員強い)、これからの時代!という感じ。読んでいて爽快感がある。こんな人がいてくれたらなぁ、と思わせる作品。
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日本初の女性総理大臣になった妻を支える夫の日記、という体裁で書かれた物語。
頭脳明晰、古参の政治家たちのようなしがらみにとらわれることなく、国民第一を掲げずばずばと政治改革を行っていく42歳の総理。政策の内容や、天然癒し系の夫、ストーリーの展開などは漫画を読んでいるかのようで、これは映画化もしやすいだろうなという感じ。
リアリティはないけれど、私欲にまみれどろどろと倦んだ現実の政界の面々を見ていると、こんなスーパーウーマンが日本を引っ張ってくれたらいいのに、と思わずにはいられない。お正月にさらりと楽しむにはちょうどよい一冊だった。