投稿元:
レビューを見る
図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
傷ついた元SEALsのマックスは沖合の島へと泳ぎ始めた。やっと生まれた未来への希望を奪われてなるものか、愛するペイジがあの島にいるのだ―体調にまだ不安のある彼がチームメイトにできるのはペイジの愛犬とその名もマックスだけ。果たしてひとりと一匹のマックスたちは彼女を救えるのか?スリリングな展開の独立した中編『運命の愛にふれて』の他、「デンジャラス・シリーズ」のジャック&キャロライン、ドレイク&グレイスのその後が描かれる短編も2作同時収録。
運命の愛にふれて
無謀な一夜
熱を帯びた秘密
もちろん、運命の愛に触れてもよかったんだけれども、リサ・マリー・ライス読者としては無謀な一夜のドレークとグレースにもうきゃあきゃあ言わずには済まないわけです。相変わらずドレークはグレースを溺愛中で偏執的に身辺警護を怠らないけれど、すこしずつすこしずつ人間らしくなっている辺りがほほえましい。
ドレークが肉を制限してるってすごいことだと思うわけです。グレースgood job!
ジャックはキャロラインが一人でも何かあったときにと訓練始めているのはわらった。この人も偏執的に警戒態勢取るからなぁ。
キャロラインが銃の使い方を覚えるきっかけにしてはハードな事件だったけれども、終わりよければすべてよし。
そしてマックス。
犬と同じ名前でも怒らずそれを受け入れるっていい男だよね?ペイジの犬のかわいがり方もだめでしょーとおもいつつ、その飼い方はいいひとだと思えるエピソード満載。
弱さを受け入れてからの強さ、がこのストーリーでも一つのテーマとなっているのがいいよね。
両マックス、パパが似合うのでその後のストーリーもあるといいなぁ。
Fate Heat by Lisa Marie Rice