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むむむ…まさか、ホラーを読んで涙するとは!!
自分の能力を超えてまでも、頑張る女の子は大好きです❤︎
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建物の因縁じゃなかったのが物足りないが、髪の毛は怖い。なんであんなのに引っ掛かったのだろう…。今回もコーイチが良かった。仙龍のことをそんなにしゃべっちゃって大丈夫か?ま、本人たちの進展がないから仕方ないか。
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気づけば今月だけで同シリーズ4冊を読了、本作がシリーズ第8弾です。
本作は建物に憑く怨念を曳くのではありません。
人の怨み、その思いの強さは人を鬼と化す。
怨みを抱えたまま自らの命をたった佐藤伽耶、成仏することも出来ず彼女はただ自分を裏切った手島への復讐とし共に未来永劫地獄の業火に焼かれようとする。
前作で春菜が仙龍を救うべく隠温羅流の過去を調べることを決意し、本作もその為にコーイチと共に出雲大社を訪れる姿が描かれますが、そこからは一気に伽耶を救うべく伽耶と対峙するストーリーへと流れていく。
人の思い、怨み、その強さは時に死してなお本人をも苦しめ続ける。
しかし、そんなストーリーの中でも少しずつ隠温羅流のルーツが解き明かされていく気配を残す。
そして春菜の胸に現れた痣。
どんどんクライマックスへ近づいていく感が寂しさを増しますが、積読は本作で終わってしまいました。
シリーズ最新作となる「蠱峯神」、近日中に手にすることになると思いますが、それまでの間は違う積読を読むとします。
説明
内容紹介
恨みに変ぜし雪女の恋心が怨神を呼び覚ます。
祓い師・仙龍と想いの通じた春菜は、霊場・出雲へと向かう。
建物にまつわる怪異譚10万部突破!
☆☆☆
葬儀に訪いし白装束の女は、にたりと笑って掻き消えたそうだ。
春菜が勤めるアーキテクツに異変。
連日見つかる絡まった黒髪や不気味な人影の怪は、連続不審死事件に発展する。
色男だが高慢なエリート・手島を守るため、仙龍は奇怪な”匣”を用意する。
一方、刻々と迫る仙龍の死を止めたい春菜は隠温羅流の深淵に迫る。
手がかり潜む出雲で異形の瘴気を背負った女と出会うが――。
内容(「BOOK」データベースより)
葬儀に訪いし白装束の女は、にたりと笑って掻き消えたそうだ。春菜が勤めるアーキテクツに異変。連日見つかる絡まった黒髪や不気味な人影の怪は、連続不審死事件に発展する。色男だが高慢なエリート・手島を守るため、仙龍は奇怪な“匣”を用意する。一方、刻々と迫る仙龍の死を止めたい春菜は隠温羅流の深淵に迫る。手がかり潜む出雲で、異形の瘴気を背負った女と出会うが―。
著者について
内藤 了
長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー.。同作からはじまる「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズは、猟奇的な殺人事件に挑む親しみやすい女刑事の造形がホラー小説ファン以外にも支持を集めヒット作となり、2016年にテレビドラマ化。近著に『PUZZLE 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』(角川ホラー文庫)、『スマイル・ハンター 憑依作家 雨宮縁』(祥伝社文庫)がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
内藤/了
長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていた��のです)
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怖かったー。
のっけから怖い!女の髪の毛はどーしてこーも怖いのだろうか。
隠温羅流の因縁がわかるかと思いきや「吉備津の釜」は怖い!イソラは怖すぎる。
手島はほんとにパグ男が可愛く思えるほどに、人として最低で、伽耶に本懐を遂げさせてあげたいと思う。
でも因縁や縁が円になるとか思うと、伽耶を助けるのも納得。
恐ろしい怪異に紛れて、印象が薄くなったけどついに仙龍がきちんと自分を気持ちを春菜に伝えたのが、キュンとした。
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よろず建物因縁帳シリーズ。いよいよ隠温羅流のルーツに迫りゆく大詰めに、と思いきや、そこで出来したとんでもない事件。そしてこのタイトルからしてもう嫌な予感しかしません。あの恐ろしすぎる「吉備津の釜」が、まさか……!
あまりにも恐ろしく、悲しい呪い。呪われる側にはこれっぽっちも同情できないし、これだけ怨んだのだから成就させてやりたい気もするけれど。逆にあんなやつのために成仏できないのは悲惨だということも納得。彼女の方を救うためだというのは充分に共感できます。が、本当におぞましくて怖い……本家の磯良さながらの迫力です。
しかしそれにしても一番怖いかもしれない最大の謎って。手島に惚れる要素がひとかけらも、というか毛一筋もないってことでしょうよ(笑)。恋愛の思い込みって怖い。つくづくこんなやつのどこがいいんだ! たしかにこれに比べたら、長坂が愛おしく思えますねえ。
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よろず建物因縁帳シリーズ 第7弾
今回のお話は二通りの流れがあります。
1つは、隠温羅流の流れを追う話。
もう1つは、常務として春菜の会社に入った最低男と、
そいつに纏わる怪奇現象。
棟梁から大切な手帳を預かった春菜だったが、
パグ男の先を行く最低男が災難と怪異をまき散らす。
隠温羅流の起源を辿る旅も途中で中止。
今回は建築に関する蘊蓄だけでなく、怪奇現象に関する
話も盛りだくさんでドキドキしました。
最低男の常務は、もっと酷い目に遭わせてやりたかった。
まぁ~こうやって考えるから魂が汚れるのね・・・
気は強いけどサニワにはなれないわ(^◇^;)
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シリーズの中で1番面白かった。
長坂もまじでクソ野郎だと思ってたけど、それを超えるヤバクソ野郎の物語。
こんな奴がよく助かったわ、、
とうとう長坂は名前だけの登場になったけど、良かった。やばいやつ2人は質量が重すぎる。
仙龍の好きだ、は3回くらい読み直した。
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パグ男が可愛く思えるほどクソっぷりな常務に
◯意が湧く…
しかし本当にこのシリーズは面白い
NETFLIXでドラマ化しないかな
ウケると思うんだけど…
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10月-11。3.5点。
よろず建物シリーズ第8弾。
仙龍の運命を変えることを決断した春菜。隠温羅流のルーツを探しに出雲へ。一方、春菜の会社には女性の幽霊が現れ。。
面白かった。春菜の強さが一段と際立ってきた。しかし、被害者の常務には呆れたな。
結末まであと2冊、楽しみだ。
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因縁帳シリーズ⑧
ここまで読むと登場人物たちに情が湧いてきて、より一層面白く読める。
何気に棟梁がカッコ良くて好き。
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シリーズ第8弾。
本作は祓い時を引き寄せるサニワなる主人公と祓い屋で曳家が男に騙された女の怨みと呪いを成仏させるお話。
題名「畏修羅イソラ」からしてもう相当恐ろしい。
作中でサニワの主人公は「呪われてる男はろくでもない。いっそこのまま呪われてしまえばいい」と何度も思っていた。
本当にそう思う。
だが、「呪う女は誰からも愛されていた。彼女の為に彼女を救おう。」
この想いがハッとさせられる作品だった。
8作品目として今までの作品と残り2作品につなぐ内容としてすばらしい仕上がりとなっております。
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よろず建物因縁帳シリーズ、8作目。
結局のところ、この世で一番怖いのは、恨みを募らせた人間の怨霊なのかも。凄まじい恨みの強さを目の当たりにして、震えあがる。
前半、隠温羅流のルーツを探るべく、中国地方へと向かう春菜たちと並行して今回の事件が進行するが、話が二方向に流れて散漫気味になるかと思いきや、後半は特に「吉備津の釜」伝説と今回の事件が上手くリンクされて興味深く読めた。ここにきて、パグ男を上回る嫌な男も登場。さすがのパグ男も前々回で懲りちゃったのかな。 コーイチじゃないけど、懲り懲りのパグ男、何だか可愛いww
そろそろこのシリーズも終盤が見えてきちゃったな。真相を早く知りたいような、でもそうなるとシリーズが終わっちゃって淋しいような。
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シリーズ8作目、ついに隠温羅流の呪いに迫る!なんやけど、怨霊対決に。この怨霊がめちゃくちゃ怖い、いや悪いのは彼女を怨霊にしたクズの専務なんやけど、とにかくゾッとする。こんな奴、って思うけど自分が穢れるからと腰を上げる面々の考え方が好き。見習わないと。