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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この方の本は何冊か読んだのですが、どの本も不思議な感じがします。
一ページずつ交互に、子どもたちのページと怪物たちのページが表れます。
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感想とか、ちょっと簡単には書けません。
怪物君たちは、目に見えていないけれど、今もすぐ近くにいるんだよ、というお話しにも読めるし、どんな怪物君がいるのかな、って目を凝らして楽しむこともできるし、子どもたちが空想の世界を広げるのに一緒に乗っかって、楽しい旅に出ることもできる、かなり贅沢な絵本です。
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子どもも大人も楽しめるように思う。
文字もほどよく端的。子どもの空想力を広げていけるかと。
大人には怪物たちの色彩豊かな感じや隠れた存在を探して楽しんだり、次々と浮かぶ子どもの空想に癒される。
何よりJunaidaさんの絵が素晴らしい!
よく知らずに表紙の絵に惹かれて手に取った。『逆ソクラテス/伊坂幸太郎』の表紙も描いているそうだ。他の作品も見てみたい。
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怪物たちのデザインが程よく不気味で可愛く、素晴らしい。
お話も心温まる内容で、子供が絵を怖がらなければ安心して読ませられる。
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絵や印刷が美しいことに加えて、真っ暗な外、明るくて暖かい部屋、夢の中のふわりとした光、と、ページごとに明るさや光の感じが切り替わって、引き込まれる。すごい。
1ページごとの文章の量も少なめでちょうどよく、世界に入り込んだまま最後まで読み切れる。5歳の姪っ子も喜んでいたけれど、大人もグググと絵本の世界を楽しんでしまいました。
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今ちょうど読んでいた『きみを変える50の名言』の中の小川洋子さんの"想像力でより遠くへ旅するためには、むしろ何か制限がかかっている方がジャンプ力が出る"という言葉にまさにぴったり当てはまった作品。
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はるかいにしえの時代から 怪物園はたくさんの怪物たちをのせて長い長い旅をつづけていました
たくさんの怪物をのせた移動する怪物園がウトウトしている間に、中から出てきた怪物たちが、街を行進し始めました。家に閉じこもる子どもたちの空想遊びはどんどん広がって・・・。怪物ひとりひとりが個性的でおもしろい。『の』『Michi』のjunaidaさんの美しい絵本です。
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7歳に。
さまざまな造形の怪物はどこかユーモラスでそんなに怖くない。
怪物のせいでロックダウンした街でこどもの想像力でどこまでも飛んでいこう、というおはなし。怪物が練り歩き外出できない現実の街と想像の世界が交互に現れ、緻密に描き込まれた絵だけで充分に楽しめました。
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ユニークな怪物たちと子供達の想像の世界.怪物たちの配色の見事さに惚れ込んでいます.表表紙の裏,裏表紙の裏までのこだわりもすごいです.
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色彩が素晴らしい。
怪物たちもどこかユーモラスでおしゃれ。
ページの隅から隅までじっくり見て楽しんだ。
子どもたち の部屋に、見覚えのあるものを見つけて息子と一緒にニヤリとしてしまった。
装丁が祖父江さんであると分かり納得。
手元に置いておきたい一冊。
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月イチ絵本。
なんとなく手に取った絵本。
数ヶ月前まだ普通に仕事帰りに本屋に行けてた頃。
よいな。
コレはよい。
ストーリーは微妙だが怪物たちのデザインがよい。
怪物園のデザインもよい。
なのに怪物たちはストーリーに絡んでこない。
完全に脇役。
というかいなくてもいいんじゃないかというなんともいえないポジション。
まさかである。
このタイトルでこの絵で主人公じゃないなんて・・・
それがまたなんともいえないよさを醸し出しているのである。
そして絵本らしい尻切れトンボな終わり方。
うむ。
絵本らしくてよい。
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息子6歳4ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り)
ちょうど良いボリューム ◯
その他 ◯
こどもの現実世界と空想世界が入り混じった、不思議なお話。
美しい世界と怪物たちの不気味さ。
息子は本気で怖がってしまって、何度も読んだりはしなかったけれど、それだけ素晴らしい作品だということ。
大人向けなのかな。
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新品購入
とても好みの絵で
見た瞬間に自分にと手に取った
この方の他の絵本も欲しいけど高くてまだ買えず
この本は平均的な絵本のお値段で助かります!!
カバーは無くて
光沢のあるツルツルじゃなくて
マットなさらさらの手触り
ああ 最高だ
内容も興味深くて
明と暗が交互にくる作り
大人も子どもも最後はどうなるのか
絵本の中の子どもとは別の想像してる
いろんな想像があって楽しい絵本だ
最後のオチはどうだったか
今夜 親子で感想を言い合うの楽しみだなぁ♪
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普段は怪物園の中で暮らしている怪物たちが、ある夜、人間の住む街に出てきてしまう。人間は彼らを恐れ、外に出られなくなってしまった。子どもたちは暇を持て余し、空想ごっこを始める、といったお話。
子どもたちの空想が現実になったのか、それともたまたまなのか。空想の世界を現実の境目が曖昧に描かれている。どこからがそうで、どこからがそうでなかったのか。
ぬるま湯に浸かっているみたいな心地よさだった。
コロナ禍の現在と重なる部分があるように感じた。遊びたくても遊べない。
でも、想像することは自由。夢を広げる。この物語のように、いつかまた同じ日常が戻ってくればいいな。
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たくさんの怪物たちをのせて旅をする“怪物園”。ある日怪物たちは怪物園から抜け出し、街を行進し始めた。人間たちは大人も子供も家へ逃げ込み、外へ出られない退屈な日々が続く。
突然やってきた怪物たちは危害を加えることはありませんが何日も行進を続けます。それに対し外に出られず退屈をしていた子供たちは、家の様々なものを別のものに見立て、空想することで外の広い広い世界へと旅立ちます。怪物たちが黙々と行進する暗い街と、子供たちが空想で旅する色彩豊かな空や海が交互に切り替わり、やがて彼らはある場所で交わることとなります。
現在をとりまく世の中と否応なしに重ねることになりますが、この本のラストのように、困惑し頭を抱えているのは案外人間だけではないのかもしれません。
多種多様で個性にあふれた怪物たち。実は可愛い目をしていたり、おしゃれな衣装や装飾を身に着けていたり、質感のようなものも感じられて、一体一体がとても精緻に書き込まれていて見ごたえがあります。きっとお気に入りの怪物に出会えるはずです。