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イノシシ病院のイノシシ先生は、たいへんな名医です。だからくもとり山の動物たちは、みんなイノシシ先生に診てもらっているのです。子ダヌキのおなか、カマキリのアレルギー性鼻炎、カブトムシの骨折まで、なんでも治療してくれるイノシシ先生ですが、助手を務めるブタのわか先生はちょっとたよりないかな?
かこさとしさんの、なんともほのぼのとしたおはなしです。
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山の鳥やけもの、虫たちは、具合が悪くなると、みんなくもとり山のイノシシ病院にやってきます。
イノシシ先生にみてもらって、お話すると、具合が良くなるのです。
ポンポンのいたい子だぬき、首の痛いヤギばあちゃん、くしゃみがとまらないカマキリさん…など、七人(?)の患者さんの七つのお話。
〇お話の中に出てくる少し難しい単語が背伸びした大人の感じ。
〇お話をじっくり聞いて、不具合の原因を探るイノシシ先生が素敵だ。ヤギばあちゃんは明日も「あいたい、あいたい」って、やってくると思う。
〇カマキリさんの病名!
〇シカどんの怪我の原因。幼年童話といえども、厳しい自然の掟。
〇カワセミさんの治療法が凄かった。釣りのマナーとか環境問題にも警鐘ですわ。
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「山のふもとに小さな病院がありました。院長のイノシシ先生は体が大きくて、おまけにモジャモジャかみの毛の、こわい顔ですが、ポンポがいたいタヌキのポンちゃんも、くしゃみがとまらないカマキリさんも、みなこの病院にやってきます。イノシシ先生は、やさしく話を聞きながら、ときにあっと驚く方法で、見事、いたいところを治してくれます。絵本作家・加古里子さんによる、ユーモアとあたたかさのある幼年童話。短いおはなし全7話。」