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色々なお茶の淹れ方があるんだなと感心した。
地元の話なども出てきて良かった。
話中でも、お茶の話だけでなく多彩なジャンルのものに触れており、飽きがこないで楽しめた。
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大満足
読んだら間違いなくお茶が飲みたくなる…
産地ごとに違うお茶の情報がサラッと詳しく書いてあるから、物語に厚みがある。
登場人物はフィクションとのことだが、実在の人物が登場しているのかと思うほどリアリティがあった。
各地で出会った人々のご縁やエピソードがつながって、ラストへと続いていくのは心が温かくなる。
最終章は穏やかな物語が一変、ピリリと緊張感のあるラストバトルな展開。かっこいい
全体的に日本の風景や情緒をさりげなく、でもじっくりと感じる。
読後はたんぽぽさんのお茶を飲んだみたいにほうっと、そして爽やかに癒された〜
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猫のつづみを連れて出張カフェを開くたんぽぽ。
まじめで勉強熱心であたたかい。
お茶って、奥が深いな。
シェーカーを使って入れちゃうたんぽぽにはびっくりしたけど、発想の柔軟さが素敵だと思う。
その真摯な姿勢が探し物への道を開くのが嬉しい。
よかったね、たんぽぽ。
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日本茶はあまり飲まないけど、飲んでみたくなる。
詳しく知りたくなる。
美味しい入れ方を覚えたくなる。
タンポポがつづみと一緒に行った場所に行ってみたくなる。
そんな話。
読んでると落ち着く。
のんびりとした時間を過ごせる本。
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良かった。
読んでいると気持ちがゆったりできる。
お茶に関する雑学も知れて◎
この本は手放すことなくずっと手元に置いておきたいと思った。
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荷物は茶道具一色、お供は猫一匹。
依頼を受けて出張日本茶カフェを開く
占い師でもある如月たんぽぽ。
実は旅をしながら、ある器を探していて…。
お茶のうんちくが少し、お悩み解決が少し。
ほんわかあったかめのお話が6編。
和みますなぁ。
ちょうどドラマで見た「売茶翁」のことが
各話をつなぐ糸のようになっていて
めっちゃ興味をかきたてられました〜。
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猫の絵柄のタロットカードなら絵が怖くなくていいなぁ、美味しいお茶を頂きつつ占って欲しいです☆こんな出張カフェに出会えたらラッキーですね
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主人公が全国かけて出張式カフェを出してそこで出会う人々の悩みをお茶や占いを通して人物なりに考え成長していく姿が見れる心温まる内容でした。
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☆3.8
ほっこり温かい気持ちになれる物語でした❁⃘*.゚
お茶を飲みながら読みたくなる一冊です!
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日本全国へ出張する占い日本茶カフェ。
その土地の水と器を使ってお茶を提供する。
日本茶の色んな飲み方を提案していて、興味深かった。
この作品に限らず、何年か経ったら、スマホでお店までのルート検索する描写が読み手に伝わらなくなってしまうとしたら残念だな、と思ってしまった。
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依頼があれば、どこへでも。
依頼のあった県のご当地のお茶とお菓子、お水を使いながら、お茶やタロット占いを通して人々の悩みを解決していく、6つのお話からなる短編集です。
お茶についてとても詳しく書かれており、また合間合間で お茶や器に関する面白い落語も盛り込まれていて読んでいてとても面白かったです!
そして、よくある”茶道”の仕来りやイメージを良い意味で壊してくれて、お茶についてもっと知りたくなりました!
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日本各地のお茶、お茶菓子、器、水を紹介しながら
縁の器を探すお話。
とにかくあれもこれも要素を詰め込みすぎ。タロット占いや猫、落語に紀行文。
日本各地のお茶、という強い主軸げあるので、それを生かした構成をしてほしかった。
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如月たんぽぽは茶道具を持参して各地を移動しながら占い日本茶カフェ『迷い猫』を開いている。
八女の玉露で作る氷茶と鶏卵素麺、桃生茶の手煎りほうじ茶と霜ばしら、バタバタ茶、桜茶、シェーカー冷抹茶と山川、大和茶と奈良饅頭などのお茶と和菓子。どれも味わいたくなった。
煎茶の種類や味わい方、器、お茶の入れ方などとても興味深かった。煎茶の祖と言われた売茶翁のことも初めて知った。『売茶翁茶器図』も調べたりして、楽しかった。
猫のつづみも含めて、ほのぼのとして心を穏やかに前向きにさせてくれた1冊。
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最近コーヒーとディーバッグの日本茶ばかり飲んでいたが、久々に急須で色々淹れて飲みたくなった。あちこち移動するので、旅の風情もあり、お茶と占いで気持ちを切り替える人々の話もほっこりした。仟鉄というのは、作者の創造なのだろうか。調べてみたがよくわからなかった。
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標野さんの作品は「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」
を読んでこの作品を手に取りました。
最近になってカフェにまつわる小説に嵌って
様々なカフェ小説を読んでいますが、
日本茶を題材とした小説はあまり目にしたことがなく、
読んだこともなかったので興味深かったです。
著者はカフェを経営していることもあるので、
カフェに対することは専門的だと思いますが、
出張先でお茶を入れる地元の水をはじめとして、
焼き物、お菓子、そして売茶扇の話や落語の噺などと
盛沢山に描かれていたので知らないことが
沢山学べて面白かったです。
日本人に一番馴染のある日本茶なのに
知っていることがあまり無いので
これからはもう少し日本茶にも興味を持っていきたいと
思うとともに、文中にもあったように
「知ったかぶって頭でっかちになっているよりも、
素直にお茶の味に向き合えばいいですよね」
という言葉のようにお茶の味を楽しみたいと思いました。
まずは焙烙を買って丁寧にお茶を淹れて
ゆっくりと飲んで幸せな時間を作りたいと思いました。
お茶についての知識が深まり、
そして心も身体もほっこりとする作品なので、
疲れた心を癒すための一冊にお勧めな作品だと思います。