紙の本
うーん、イマイチです・・・
2022/01/31 12:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
◆大作家の井上靖先生には、たいへん申し訳ないのですが、正直、イマイチです。
◆なんでいまイマイチなのか考えたのですが、やはり小説なのに、ストーリーがおもしろくないからでしょうか?
◆早くページをめくりたい、この先どうなるのだろう、というワクワク感が感じられませんでした。
◆井上先生の持ち味は、長編なのかな・・・。
◆辛口評価ですみません。
投稿元:
レビューを見る
桶狭間の戦い(一五六〇)から本能寺の変(八二)、利休の死(九一)まで戦国乱世の三十年を十一篇の短篇で描く、文庫オリジナル小説集。〈解説〉末國善己
投稿元:
レビューを見る
井上靖と言えば敦煌や楼蘭などの砂漠の国の歴史小説かと思いきや『日本のガチガチの歴史小説も書くんだ』と自分の不勉強さが恥ずかしくなりました。
さて本書は信長を主人公とする桶狭間から始まり,切腹を命じられる利休までが其々短編で描かれている。
武田勝頼や徳川家康の正妻と長男、浅井長政の三女など意外とというか人物像を見直したくなるような話、明智光秀の謀反や利休の死のミステリーに対する新たな視点、武田信玄の子供達の繋がりなど歴史の穴を埋める話などテイストの異なる短編多数!
通常の歴史小説に飽きた方は是非どうぞ!
投稿元:
レビューを見る
秋の夜長に一気に読了。
井上靖の本は自伝的小説しか読んだことがなかったが改めて過剰な装飾の無い短い文章の美しさに引き込まれた。
例えば「桶狭間」の今川に勝利した後の信長の描写の後の最後 『四辺は依然として篠つく雨だった」の一文。
同じく「桶狭間」の年老いた武士による敦盛の舞はその節が聴こえてくるような見事な表現だつた。
「平蜘蛛の釜」の久秀の最後の文や「信康自刃」「信松尼記」など特に秀逸。
投稿元:
レビューを見る
戦国乱世を短編で描く。
現代の研究成果からは遅れた描写が多いが、人生の終焉を迎えようとする武将たちの滅び。
投稿元:
レビューを見る
織田信長が上洛し、その後の話を短編で綴っているのだが、連続性には欠ける。明智光秀の本能寺の変の章は面白い。