紙の本
過激なタイトルだが、内容は考えさせられるものばかり
2021/05/05 09:16
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投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な分野の専門家が問題提起をしており、日々の自分の実践を振り返っています。教育政策の分野でしか対応できないものもありますが、一人ひとりが知り、考えることは大事なのではないかと思います。
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最後の対談に書かれているように、読んだ後にモヤっとした気持ちになる本だと思います。
教育書の多くは分かりやすく一度読んだだけですっとイメージできるものが多い中で、本書は自分の実践がほんとうにこれでいいのか問い直す起点になると思います。
ただ、一方でそれはどうなんだろうと思うこともあります。
そういったモヤっとしたものを日々の実践を通して言語化していくことが大事なんだろうなぁと思いました。
山本一郎さんが本書の書評をあげていますが、それを読んで、モヤモヤが少し晴れました。
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良薬は口に苦しな一冊でした。基本的には頑張っている人の味方の本だと思います。
若いなりに、少しでも学びながら変えていきたいと願う層が、解像度を上げるためには、必読の一冊ではないでしょうか。
ただし、実践の取り上げ方がフェアじゃない章もあると感じました。主張に合うものは日本代表級、伝説級。こき下ろしたいものはお粗末実践。そんな選び方をしていないだろうか、と思ったところもあります。
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悪い、の星3ではなく、本にもあるようにモヤモヤが残る構成になっていたため、噛み砕く必要があると思い、中間の3にした。さまざまな流行や先進事例、成功事例、キラキラした言葉で語られるそれらの内実はどのようなものなのか、現状それはできていないのか、踊らされずにきちんと読み解いていく必要がある。
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未来の教室、を批判的に検討し、日本の教育や教師、教育学の現状とこれまでについて見直している。
批判的に書いてはいるが、実際の未来の教室での実践で目指していること、取り組まれていることは多く、コンセプト批判に留まる印象。
読みながら、
テクノロジーを活用することが目的ではなく、より子どもたちや、教師や教室のもつ強みを活かすために、効果的な使用法といったタスク的に使うのではなく、何のためか?などの最上位の目的を意識した活用といった、ダブルループ的な活用、ひいては、自分とは?を見直し授業づくりや学級運営を変革させるようなトリプルループな活用ができれば可能性は多いにある、と思った。
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3章個別最適化の学び
読書会にて、格差に関する話題が出た。
個別最適することで何を目指すのか、格差の拡大との関係。
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流行している教育問題を論理的に分析し、「多面的に見る必要性」や「教育にベストはない。だから考え続けよう!」というメッセージを強く感じる魂のこもった一冊。
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アクティブラーニングや個性化、インクルーシブ、対話型など様々に政策として取りあがられたことが、実際はどのようなことであるか、について詳細に説明している。
学部生が学習したことが、実際はどのようなことであるか、について再度学習できる。したがって、ある程度概念を学習した学生が読むことが望ましいと思われる。