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もっちもっち、もちゆ〜。の歌が流れる餅湯の商店街。楽しめました。餅湯温泉饅頭は、粒あんかな練りあんかな他の味かなと思ってしまう。
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主人公は熱海辺りと推測される温泉街の土産物屋に母親と二人で暮らす普通の高校生。母親と二人で暮らしているが実はもう一人の母親がいて、月のうち1週間は高級別荘に来て一緒に暮らす生活を送っている。息子一人に母親が二人。どう考えても不自然な生活が普通に続いているのに主人公の高校生が理由を知らないなんて、謎。
このものがたりを通してその謎が解けていく。それもごく自然に。さすが三浦しおん。面白い。
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途中までは、何が起こるか楽しみに読めたが、とても平凡で静かな話だったので、今の自分には物足りなかった。
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のどかな温泉街に暮らす高校生。様々な騒動がおこる。The 青春もの。家庭環境、進路選択など悩みを抱えている。突飛なところありで最後まで読み終えた。
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エレジーは流れていませんでした。母が二人いる怜がとても良い子で、どちらの母も大切に思いながら日々を過ごしていく。怜もその友達も複雑なお年頃。非日常的な事も起こるけど、それもまたかけがえのない経験となるのだろう、と思うと彼らの大人の姿がとても楽しみです。唐津の面々と仲良くなってしまうあたり、本当に羨ましかった。こうやって友達になるんだよね、って改めて思いました。良い読後でした。
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星3つか4つか迷う
とりあえず4つ
最後がニヤッとするから
なるほどねってニヤッとする
自分にはなかった輝く!青春!
ウラヤマシカッタ…
住んでるとこが寂れてるとか
田舎生まれ田舎育ち
トモダチもいない自分からすると
マブシすぎて嫉妬しかない
マイライフとチェンジしてほしい
そんな青春小説
うらやましすぎて
あまり思い出したくないでござる
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餅湯温泉という、かつてはにぎわっていたのどかでさびれた町に住む男子高校生の怜。ただ平穏に暮らしたいだけなのだが、周りの自由奔放な友人たちに振り回されて、ちょっとした事件に巻き込まれたり、自身の微妙な出生にもんもんとしたりと、微妙な話も出てくるが、淡々と不思議と暗くならないのが印象的。(少し盛り上がりに欠ける気も・・・?)「夢も希望もないのがそんなにわるいのかー!!!」と主人公が叫ぶシーンは少しすかっとしたし、共感する気がした。淡々と最後まで終わってしまったので、怜の今後も気になってしまうかな。
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温泉街を舞台にした、高校生たちのお話。
熱海や伊豆の温泉街を想像しながら読んだ。
家庭に事情がありながらも、ユーモアありで高校生らしく面白おかしく過ごす様子が描かれていた。ストーリーとしては軽めでした。
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どこにでもいそうな男子高校生の緩いお話。
唯一、怜には母親が二人いる、というところはどこにでもいるわけではないか。
所々、高校生ってこんなんだったよな〜と思い出してクスッと笑える。
高校生の場合、こんな言い回ししないと思うけどな〜という表現が所々気になった。
・俺の通知表が「イチニイチニ」って行進曲みたいなリズムを刻んで…
絶対こんな上手い表現使わないでしょう。
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青春だなーと感じた作品。
最初はん?って思ったりする部分もあったが、後半に進むに連れて少しずつ疑問が解決されていった。
優しく温かい街でもし実在するなら行ってみたい。
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3.5
久々の三浦作品に期待大で読み始めたものの、少々肩透かし…?
じわーっとくるあの深い満足感や、ドキドキワクワク…
心が沸き立つような会話のテンポ・・
どれもちょっと物足りないまま終わってしまった。
かつての隆盛は影をひそめ、訪れる観光客も閑散となった温泉街で、
土産物屋を営む「おふくろ」と、
高台の豪邸に住む「母さん」…
何故か二人の母親に育てられている高校生・穂積玲の物語。
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帯のあらすじよりずーっと穏やかな印象を受けたけれど、なんだかいいなって思った。街の風景描写が、その穏やか感、のんびり感に拍車をかけてるのかな。
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すごくよかった!高校生いいなあ!竜人くんと心平くんが面白すぎて(笑)
自分がもう死んじゃったような感覚は何となくわかるかも。今の一瞬が貴重すぎて、ああこれが幸せなんだなって、客観的に世界が見える感じ。
高校生の今を楽しんで生きてね!って、みんなに言いたくなった。
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ひなびた温泉街に住む男子高校生たちの物語。
訳あり複雑な家族の怜の視点から、彼ら世代特有のもやもやした気持ちや悩みだったり、やんちゃな部分など描かれている。
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初読。図書館。父親はいないが、母親は2人いる男子高校生。この料理しがいのありそうな設定を、こういう色づけにしてきたか!と驚いた。フツーではない境遇を悲劇の主人公とならず、親や近所の人や友達の愛情をいっぱいもらって、前に向かって進んでいく。主人公だけでなく、登場人物みんなが飄々と軽やかで、それが現代的であり、でも互いを支え合う愛情は本質的で普遍だ。むき出しの感情表現はないけれど、あたたかい物語だった。タイトルも象徴的でよかった。