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分かっていても泣けるよねー。
一貫して受が可愛かったのと、嫌なことが起きなくて良かったのと。
逆に華藤先生の作り込み具合に対して、文庫はページが足りなすぎたのではないかなぁ。。。激動のアレコレとラブラブなとこと息子の可愛さ利発さと横槍とってとこがあまりにサラッとしてたのは、勿体なかったなぁ。
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誰に強要される事でもなく、示されるものでもなく、自分の心が決めた人生を生きる事
短く一瞬で燃え上がるような恋を愛に変えて守り抜く事
そんなテーマを感じる作品でした。
フィンランドの美しい景色、純粋な想いが素晴らしいです。
オメガバース世界が環境により崩れる中、オメガとして命と心、生きる権利を学ぶ姿、親としてユッカを愛し守る姿、コンラッドへの深い愛を示すハルくんがとても愛おしいです。
華藤えれな 先生なので、情景の描きが美しく、その情景がハルくんの心に寄り添うんです!
健気さに涙腺が緩みっぱなしな中、ユッカの可愛さは萌えでした。
そして、最後の締めの言葉がとても心に響きました
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教育を受ける機会を奪われて、狭い世界で生きてきたハル。コンラッドと出会ってからどんどん世界が広がっていくのが楽しくなる。研究施設のこと、コンラッドの家族のこと、多くの心配はあるけれど、2人が一緒の時はとにかく幸せそうなのが伝わってくるから。離れ離れになってからも、ユッカを守りながら、コンラッドのことを信じ、心配し続けていたハル。過酷な運命を背負いながらも、誰のことも恨まないハルの強さがカッコよかった。自分のことを後回しにするところは心配にもなるけれど。今度こそ3人で幸せに暮らせるかな。と想像するのも楽しい。