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色々を経て、雲天明に最後の方会えるのか?と胸が高鳴ったのにちょっとした事故?で、そんなに時間が隔てられて会えなくなるんかーい!ってなりました。だいぶ程心に感情移入してた。
天明ハウスを作ってくれてるのスゴイわ。
ラストは話が壮大過ぎて「お、おう」としかならなかった。宇宙の始まり、そして終わりが凄まじい。
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三体三部作、すべて読み応えが違った。Iは「物理学が存在しない」という、一種恐怖も覚えるような謎めいた言葉から始まり、徐々に真相が明らかになるミステリー。IIは1人の男性が紆余曲折を経ながら「三体人」へ立ち向かうサスペンスというか、なんというか。IIIはゴリゴリのハードSFとして帰着した。これは好み分かれるだろうなと思う。自分としては III > II >>> I 。そしてこれほどのアイデアの幅を別の作品ではなく、1つのサーガにまとめあげた手腕に恐れ入る。
「上」ならびに「下」の前半ぐらいまでは「人間はおろか」とでも言いたくなるような展開だったが、「下」後半でそれらすべてを包含してしまう懐の深さと宇宙の壮大さを見せつけてくる。僕がSFを好きな点の1つがこれで、宇宙や世界のパラダイムシフトを経験し、人類が強制的に認識を変えざるを得なくなったり、世界に対する見方が恐ろしく変わってしまうということ。
ただ、人類の生き残りをかけるという物語をずっと展開していたのに、それが最後にああいう帰結を見てしまうのは若干腑に落ちない部分もある。僕らはこんな先々まで見たかったわけではない、こんなはずじゃなかった、という気持ち。それは程心も同じだろうか。
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2021/12/05
ついに読了。
普段SF読まない自分がいきなり手をつけるものだから、読了までに何ヶ月もかかってしまった笑
それにしても、世界観が大きすぎて現実世界の全てが取るに足らないもののように感じてしまうほどだった。他のSFでは満足できない体になってしまったかもしれない。
20年後とかに読み返しても、この新鮮さは消えないだろう。最高の読書体験だった。
ここまで読んだみなさん、本当にお疲れ様でした!良き読書ライフを
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噂の中国SF「三体」最終巻。これはもう、何もいえなくなるなぁ……。まさに感無量。読み終わったあとのロスト感たるや。間違いなく今年読んだ小説でベストワン、どころかこれだけの感動はこの先何年も味わえないかも。あらゆるSFのアイディアとセンス・オブ・ワンダーを詰め込んで、こんな遠くまで行ってしまうとは、スタート時の文化大革命からは想像もつかなかった。いやーまいったまいった。異星人との戦いから宇宙そのものの物語へと広がっていく悠久のスケール感は、今年改訳がでたオラフ・ステープルドンの「スターメイカー」にも通じるものがあり感慨深い。と同時に女性主人公・程心と星の男・雲天明の愛のゆくえも気になり、これも一筋縄ではいかない展開に最後まで引っ張られた。ロマンとロマンスが荒唐無稽にならないのは、緻密なハードSF設定があるゆえで、そのへんはやや難しいところもあるけれど、ここはゴリ押しで人に薦めたい。一瞬でも気になったら読んでおけw、これは一生ものの超弩級エンターテインメントだ!
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上巻は2週間くらいで読んだけど、下巻は読み終わるまでに2ヶ月くらいかかった… 冬眠して時代がぽんぽん進むのにあまりノレなかったかも。
程心(チェン・シン)は地球文明の終末を任せるには優しすぎたし、突然センチメンタルな気分になって判断を誤るのはなんとかならんかったのか?
雲天明(ユン・ティエンミン)のお伽話と、太陽系が暗黒森林攻撃を受けるあたりは面白かった!
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ありがとう 『三体』物語。
とても楽しかった。
一年前まで、昔SFが好きだったことを、すっかり忘れていた。
かつて、星新一や筒井康隆で不思議な空間に身を委ね、眉村卓、小松左京で大いなる冒険心を掻き立てられたころが、確かにあった。
コロナ禍の中、とてつもなく大きな宇宙の物語ーーまさに膨大な時間を描く大河ドラマーーに浸ることができたことに、感謝。
これからもSFを読んでいこう。
本当にありがとう。
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三部作全て読みました!
ディアスポラ、百億の昼と千億の夜を読んだことがあったのですが、翻訳された大森先生がおっしゃっていたように、これら作品に負けないくらいすごいスケールのお話でした。多次元ってほんと、どんな世界なんでしょうね。
もしも世界が終わっても、いつか私達の文明の遺物が別の文明、あるいは新世界に発見されたらいいなと思いました。
※読み進める手は止まらなかったのですが、ちょっと著者の女性観が自分にはあわなかったのでそこは苦痛だったかなと思います。
重大な政治問題が発生したときや、またパニック時に人間がどのように振る舞うかをかなり濃く描いている作品ですので、いまの社会状況にオーバーラップする部分もあるかも…。
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面白くない。
小学生の時に宇宙の外には別の宇宙がある、とか想像するが、それ。
主人公の程心の失敗で世界は滅び、彼女はさまざまな幸運で次の宇宙に生き残る。
なんだそれ。
Five Stars Storiesの天照とラキシスでもあるまいし。子供じみた話がなぜここまで人気なのか、。
最初の三体は面白かった。 三体IIもiiiもこうと荒唐無稽すぎてついていけない。
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三体Ⅱのラストで物語は綺麗に幕を閉じたように感じ、Ⅲは番外編のような位置付けなのかな、と思いながら読み始めました。
しかしⅢを読み進めるうちに、Ⅱまでの世界とはまた何段もスケールの違う物語の始まりだということがわかります。
様々な偶然の結果として辛くも三体の脅威から逃れた地球人類が、さらに様々な偶然を重ねて、最終的に宇宙に回帰するまでの物語の壮大さに驚きます。
そしてその結末を産んだのが、時空を超えても変わらない程心の自分以外の存在への責任感である、というのが、とても印象的でした。
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程心が主人公になり、太陽系が三体に滅ぼされかけていたところで逆に三体人の故郷が何者かに攻撃されて滅んでしまったところから、今度は地球の番ということで地球人の防衛が始まった。やはり光速が越えられないところで粒子が太陽に山体整形と同じように攻撃されても生きんこれる方法として、木星の影に隠れたが、未知の相手からは2次元への飲み込みという方法で攻撃されてしまい、残ったのは程心と部下のAAのみとなってしまった。 そのあと以前地球を離れていた生き残りと遭遇しやはり光速運動の残滓であるモノリスに入った程心は雲天明からもらった小宇宙で過ごすが、やはり最終宇宙に戻っていく。 その後は読者の想像にという事で後を引く話であったが、まあ、後味はそれなりに良かったかな。ただ長かったなあ。。。
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人類の命運を左右する決断を繰り返し、
光速も時間も次元も時空さえも越えた先にあるのは愛でした。
「愛・覚えていますか」や「オカエリナサト」、
「ジージクジオン!」とか「Komm, süsser Tod / 甘き死よ、来たれ」が脳裏をよぎる。
万感。
さらば、全ての三体。
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はぁ〜、、、この3部作最高!
私が今まで読んだ小説の中で、様々なジャンル総合して面白さ第一位です。
下巻は、雲天明が程心に話した物語の内容から始まります。
物語に隠されたメッセージの解読の為に情報解読委員会「IDC」を設置。
はたして地球文明は解読に成功し、攻撃を回避することができるのか。
SFの枠組みを超え、パニックホラー、心理、哲学、地球の歴史、美術、謎解きなど、色々な要素が凝縮した世界観がたのしめます。
その上、宇宙、時間、空間、全てにおいて、スケールがとにかくでかい!
それでいて、心の中や目に見えたものの表現の美しさ。
絶賛しすぎかもしれませんが、響いたのです。
私の中のSFの概念が変化した小説です。
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次元や光速など、私には理解が難しいところがとても多かったけれど、細かいところは気にせず、映画を見ている気持ちで想像しながら読んだ。これまでよりも更に広い宇宙の話になり、時間軸も壮大で、圧倒された。この「三体Ⅲ 死神永生」は作者が一般向けではなくSFファンに向けて書いたのに結局一番の人気となった、とあとがきにあったが、私にとってもこのシーズンⅢが最も面白かった。
この世界・宇宙は途方もなく広くて、でも他の星や他の生物に生まれずに今この地球に私としていることがなんだかものすごいことに思える。それに、気の遠くなるような長い時間をかけて、今この瞬間を迎えられているのだなと思った。
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宇宙は、意思ある者たちの作為によって、次元を下げ、光を遅らせ、時を止められて、熱死する。壮大な年代記。
人新世は地球環境の話だが、これは大宇宙の話。
次元攻撃のカタストロフ感はただならぬものがあった。
今日もなお、これだけに壮大な物語を構想できるという劉のSF的想像力は信頼すべきものだ。
スピンオフ作品にも期待したいし、Netflixが進めていると言う映像化も楽しみだ。
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まさか次元攻撃されるとは。。。
ただ、個人的には黒暗森林のほうが好みかな。敵がよくわからなくなった